元気に生まれてくれれば男の子だって女の子だってどっちでも良いとは思うものの、やっぱり男の子が良いとか女の子が良いという希望は誰しもが持っていますね。でもなかなか希望通りの性別に生まれてくれないのが当たり前だと思っていませんか?今や男女の産み分けはある程度できるようになっています。その成功率は70~80%にも!そこで今回は赤ちゃんの産み分けについてご紹介します。
赤ちゃんの性別はどう決まる?
人の性別は染色体により決定されます。
人の染色体は22対の「常染色体」と1対の「性染色体」です。性別に関わるのはX染色体とY染色体という性染色体で、どう組み合わさるかで男女が決まるのです。
XとYの2つの染色体を持つ方が男性で、X染色体しか持っていない方が女性となります。つまり性別決定に直接かかわるのは男性側です。
Y染色体をもった精子と受精すると受精卵の性染色体は「XY」、X染色体をもった精子と受精すると受精卵の性染色体は「XX」になります。
「XY」なら男の子、「XX」なら女の子になります。
エコーで見て赤ちゃんの性別がわかるのはずっと先ですが、実は受精した瞬間に赤ちゃんの性別は決まってしまうのです。
性染色体の特徴
性染色体にはそれぞれ特徴があります。
産み分けには2つの性染色体のそれぞれの特徴を知っておくことが大切です。
Y染色体
・アルカリ性に強い
・寿命が短い
・動きが早い
・X染色体の数の2倍
X染色体
・酸性に強い
・寿命が長い
・動きが遅い
・Y染色体の数の半分
Y染色体・X染色体では正反対の特徴があることがわかりますね。
産み分けの前に男女それぞれでしておくべきこと
産み分けには事前に男女それぞれ事前準備が必要です。
女性側の準備
・毎日基礎体温を測り、基礎体温表を作っておく
・卵胞チェックをする
・おりものの状態をチェックする
たくさんやることはありますが、いずれも排卵日をしっかり把握するためのものです。
赤ちゃんの産み分けでキーになるのが排卵日です。
基礎体温やおりものをチェックすることで排卵日をある程度知ることができますが、さらに確実なのは排卵検査薬を使用したり、病院で検査してもらうことです。
最近では前回の生理日を入力するだけで排卵日を予測してくれるサイトやアプリが便利です。
男性側の準備
男性がする産み分けのために事前準備は、最低でも5日間は禁欲生活で精子の量を増やしておくことです。ただし女の子を希望しているのであれば、精液を薄めておいた方が良いので、禁欲しなくても大丈夫です。
性交時には仕方を変えたり、射精の位置を変えたりと工夫が必要になります。
赤ちゃんを産み分けするポイント
性交日を排卵日に合わせる
女の子になるX染色体は酸性に強い性質があります。ですので膣の中が酸性になっている、排卵日の2~3日前に性行為をしてください。
X染色体は2~3日ほど膣内で生存できるので、Y染色体よりも有利になります。
そしてこのときの性行為以降1週間ほどは、性交を避けるかコンドームをして、精子が入り込まないようにしてください。
逆に男の子になるY染色体はアルカリ性に強いです。
膣の中がアルカリ性に傾くのは排卵日当日なので、当日に性行為をしてください。
性行為の仕方を変える
性行為の仕方を変えるのは、膣の中のペーハーを調節するためです。
膣の中のペーハーは日々変化していきますが、性行為の仕方によってもペーハーに変化が起こります。
女性はオーガズムを感じると膣内のペーハーがアルカリ性に傾いてしまいます。
女の子が欲しいなら挿入を浅くし、男の子が欲しいなら深めの挿入で女性がオーガズムを感じられる性行為をしてください。
産み分けゼリーを利用する
赤ちゃんの産み分け用アイテムとして「産み分けゼリー」というものが販売されています。
ゼリーを膣内に入れることで膣内のペーハーを調整するというもの。
女の子が欲しいならピンクゼリーを、男の子が欲しいならグリーンゼリーを使います。
サプリメントを活用する
赤ちゃんの先天性異常を防ぐために作られた「リンカル」というサプリメントがあります。
リンカルの正式名称はりん酸カルシウムです。
リンカルを摂取していた方から男の子が生まれる確率が高いことから、産み分け用のサプリメントとして活用する方が増えています。
男の子を希望するなら、グリーンゼリーと合わせてリンカルサプリを活用するのがおすすめです。
産み分けには規則正しい生活が欠かせない
産み分けを成功させるには、卵子と精子が健康な状態でなければなりません。
そして正確に排卵日を把握することも必要になります。
そのためには栄養バランスの取れた食生活や質の良い睡眠、適度な運動など規則正しい生活が欠かせません。
ストレスも排卵のリズムを崩してしまうため、上手に発散させましょう。