妊娠4ヶ月の赤ちゃんの様子と、お腹の張りが起こる原因

妊娠4ヶ月になると、ママのお腹もそろそろ膨らみがわかる頃になります。中にはつわりの症状もおさまり、食事も美味しく食べることができて、食欲もでてくる方もいます。つわりもおさまり、少しほっとする時期なのですが、お腹に張りを感じることがあります。

妊娠4カ月の赤ちゃんの様子や、お腹の張りの原因はいったいなんなのかをご紹介いたします。張ってしまった時の対処法なども併せてご紹介いたします。

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妊娠4ヶ月の赤ちゃんの様子は?

妊娠4カ月は週数にすると12~15週になります。この期間に赤ちゃんは、へその緒から栄養を摂取するようになり、ぐんぐん成長します。赤ちゃんによって差はありますが、身長は2~3倍に伸び、体重も5~6倍になります。

エコーでみても、手足がハッキリとわかるようになり、動いている所や指しゃぶりをしたり、楽しそうに手足を動かしている姿も見られるようになります。あくびをしたり、口をパクパクさせてみたりと、とてもかわいい様子を見せてくれます。

この時期には、内臓の基本的な形ができあがってきて、少しずつ発達していく頃になります。外性器の形も出来上がる頃ですが、まだ性別の判断は難しいです。ただ、4ヶ月の終わりごろになると、なんとなく性別がわかる方もいらっしゃいます。

これも赤ちゃんの成長の度合いによって差がありますので、知りたい気持ちもあるかもしれませんが、のんびり気長に赤ちゃんが教えてくれるのを待ちましょう。

妊娠4ヶ月の赤ちゃんの様子と、お腹の張りが起こる原因

妊娠4ヶ月のお腹の張りの原因は?

この頃になると、ママのお腹にも膨らみが現れるので、いつも履いていたパンツなどがきつく感じることもでてきます。マタニティ服などに移行する時期でもあります。

お仕事をされている妊婦さんによくあるのが、「お腹の張り」です。その原因はいくつかあります。

子宮の成長

この時期の赤ちゃんは、ぐんぐん成長していく時期に入っています。それに伴い、子宮も赤ちゃんをしっかりと守るために筋肉も増えていき大きくなっていきます。その子宮の成長に伴って、お腹の張りを感じることがあります。

子宮の収縮

赤ちゃんをしっかりと守ってくれている子宮は、赤ちゃんのベッドと言われることもあります。普段は柔らかいのですが、ママの疲労やストレスなどによって、子宮の筋肉が収縮してしまう場合があります。その時お腹が張っているという感じがするのです。

危険信号(流産・早産)

妊娠中のお腹の張りは、流産や早産の兆候の一つでもあります。全ての張りがそうなのではありません。張りや痛みがずっと続く時は、流産や早産の可能性があります。

便秘

妊娠すると便秘になる妊婦さんが非常に多いです。この便秘がお腹の張りを感じさせる原因となっています。

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お腹が張った時はどうすべき?

この時期にお腹の張りを感じた時はどうしたらいいのか、その対処法をご紹介いたします。

横になる・リラックスして座る

お腹に張りを感じたら、すぐに横になって安静にしましょう。横になれないなら、ちょっとゆったりと座れるソファーなどに座って、体全体の力を抜いてリラックスするようにしてください。無理に動いたり、外出したりするのは絶対にNGです。

体を温める

妊婦さんは体を温めることを意識している方が多いですが、夏場などは暑くてうっかり冷房で体を冷やしたりしてしまいがちです。温かい飲み物を飲んだり、食べたり、足湯などをして、体を温めてあげましょう。

食生活のみなおし

便秘が原因でお腹が張っている事もありますので、日頃の食生活で便秘を改善するよう意識しておきましょう。食物繊維を摂取し、こまめに水分も摂るようにすると良いですね。

病院で診てもらう

張りがずっと続いたり痛みがある時は、すぐにかかりつけの病院を受診するようにしてください。短時間の張りでも、何度も感じる時は病院に行ってみてもらうようにしましょう。症状によっては、張り止めなどを処方してもらえることもあります。

妊娠4ヶ月の赤ちゃんの様子と、お腹の張りが起こる原因

張りを感じて病院に行くタイミングは?

何度も張りがある

1日で何度もお腹の張りに襲われたり、1時間で頻繁にお腹の張りを感じたら流産の可能性があります。なるべく早く受診するようにしてください。

痛みと出血がある

張りに加えて、痛みや出血がある場合、この時期だと、切迫流産や子宮外妊娠などがかんがえられます。すぐに病院を受診しましょう。

においがきつい・おりものが増えた

この場合も切迫流産の可能性があります。また、他の病気なども考えられるので、できるだけ早く病院に行くようにしましょう。

妊娠4ヶ月の赤ちゃんの様子と、お腹の張りが起こる原因

不安を感じたら病院へ

妊娠4ヶ月はまだ初期の段階です。初期は流産の可能性も高いので注意が必要な時期なのですが、悪阻の症状が落ち着くと少し気も楽になって、ついつい無理してしまう方もいます。そういった少しの気の緩みが、お腹の張りの原因となることを忘れないでください。

「少しの張りなら大丈夫かな」

と過信することなく、自分の体調やお腹の張りにいつも以上に気を配るようにしましょう。不安に感じた時、病院に行くかどうか迷う方も多いはずです。そんな時は、一度病院に電話で相談してみましょう。

不安や迷いはストレスとなり、ママにとっても赤ちゃんにとってもよくありません。妊娠中は、ゆったりとリラックスすることが大切です。お腹の張りには注意して、不安を感じたら病院に電話相談するか、なるべく早く受診するようにしてくださいね。