入園、進級の時期が近づいてくると気になるのはママ友とのお付き合いではないでしょうか。ネット上ではさまざまなママ友とのトラブル体験などを見ることができるので、「こんなトラブルにもし巻き込まれてしまったら・・・」と考えただけでも恐ろしいですね。でもママ友とのトラブルとは全く無縁という方がいるのも事実です。そこで今回はママ友とのトラブルを回避するためのポイントをご紹介いたします。
よくあるママ友トラブルのきっかけ
ママ友トラブルのきっかけというのは本当にびっくりするくらい些細なものなので、心当たりがないのにいつの間にかトラブルになっていたという方も多いですが、些細であってもトラブルのきっかけというのはちゃんと存在しているのです。
ここではよくあるママ友トラブルの3つの主なきっかけをご紹介しましょう。
ママ友への愚痴
全てのママ友さんと仲良くできれば良いですが、やっぱり人間なので苦手なママ友もいて当然です。
そんな苦手なママ友に対する愚痴をぽろっと言ってしまったり、相談したことがきっかけでトラブルに発展することが多いです。
決して悪口ではなく愚痴や相談であったとしても、自分の気持ちとは違う形で広がってしまうことがよくあるのです。「人の悪口をいう人」とレッテルをはられて苦手なママ友だけではなく他のママ友からも避けられたリ、グループの輪に入れなかったり外される事態になります。
子供同士のけんか
特に幼稚園だと子供同士がけんかをして、相手に噛みついたり叩いたりしてちょっとした怪我をさせてしまうケースがあります。
幼稚園に通う年齢のお子さんの中には、自分の思いを言葉でうまく伝えられないために手が出てしまうお子さんも存在します。
元は子供同士のトラブルで、加害者側の親の対応が原因となってママ友トラブルに発展することも多いです。
被害者側の親が加害者側の親の対応に誠意を感じないと、他のママ友に悪口をいったり、無視をしたり居辛くされてしまいます。
自慢話や詮索
自慢しているつもりはなくても相手のコンプレックスを刺激してしまうこともあります。そうなると自慢話に聞こえてしまうことも。またママ友との距離を縮めようとして相手のプライベートなことを根掘り葉掘り聞いてしまい、ママ友トラブルに発展してしまうこともよくあることです。
特に自慢話は嫉妬に繋がるので関係がこじれやすいのです。
他にもママ友トラブルのきっかけはいろいろありますが、ここでご紹介した3つが主なものになります。
ママ友トラブル回避のためのポイント
ママ友トラブルを回避するためにはポイントがあります。ポイントを踏まえたうえで接することが大切です。
プライベートな話は控える
ママ友とはいうものの、学生時代からの本当の友達とは違います。あくまで「子供の友達のお母さん」です。
学歴やご主人の仕事や年収などプライベートな内容は話さず、相手にも聞かないようにしましょう。子供やご主人のことを詮索すると嫌がられてしまいます。
また、こちらから一方的にプライベートな内容を話すと思わぬ嫉妬を買ってしまうことに。相手に聞かれたとしても詳しく答えないようにしましょう。
陰口をいわない
ちょっとした愚痴であっても、悪口と受け取られる場合もあるため、極力同じ幼稚園に通っているママ友の話はしないようにしましょう。
本当にそのママ友から悪くて迷惑を被っているのなら先生に相談しましょう。
挨拶はしっかりと
挨拶は基本ですが、しっかりとママ友の目を見て挨拶するようにしましょう。
スマホを操作しながらだったり、別の方向を見ながら挨拶すると誰にしているのかわかりませんし、「偉そうだ」と受け取られることもあるでしょう。
お母さんが感じの良い挨拶をすると子供にとっても良いお手本になりますね。
お礼は直接いう
行事などで持ちつ持たれつで、ママ友に迷惑をかけることも当然あります。
そんなときには人伝いではなく、直接ママ友にお礼をいいましょう。なかなか直接お礼をいう機会がないのであればメールや電話などでもかまいません。「直接」が大切です。
関わらないほうが良いママ友
ママ友みんなと仲良くなれればそれが理想ですが、現実問題としてなかなかそうはいきません。それどころかあまり関わらない方が良いママ友も存在します。
情報通
「〇〇さんのご主人は●●に勤めてるらしいよ」「この前〇〇ちゃんと●●ちゃんがトラブってたよ」「〇〇さんの家の間取りは」など情報通の方は危険です。
どこでそんな情報を集めてきたのか不思議なくらい情報通のママ友は、常に話のネタを物色しています。何気なく話したプライベートなことに尾ひれを付けて広められる可能性が高いです。
こういったママ友には最初から関わらずにあいさつ程度にとどめておく方が良いでしょう。
仕切り屋
幼稚園にはさまざまな行事があり、保護者が酸化するものも多くあります。
そんな行事ごとを仕切りたがる仕切り屋さんにも注意が必要です。仕切って自分自身も動いてくれる仕切り屋さんならいいのですが、仕切るだけで自分は一切動かずに楽をする仕切り屋さんもいます。
後者の場合は、自分のいうことを素直に聞いてくれる人を見つけてこき使ってくる可能性が高いです。
群れたがり
常にママ友と群れていないと落ち着かないママ友は要注意です。大抵はそのグループの中で誰かの悪口や噂話を話していることが多いです。
そのグループに入ってしまったら抜けるのが困難なうえ、悪口のターゲットになってしまうことも。
「変かも」と思ったら深入りしない
ママ友はあくまで「子供の友達のお母さん」ということを念頭に置いて、適度な距離感を保つことが大切です。もちろんママ友から本当の友達になる人もいますが、なかなか難しいうえに時間もかかります。
ママ友との会話はしっかり話題を選ぶことが大切です。
また「ちょっと変かも」と感じるママ友には深入りしないで、当たり障りのない関係でいることがトラブルを避けるコツです。