赤ちゃんのくしゃみが大人より多い4つの理由と減らす方法

赤ちゃんのくしゃみは可愛いですが、風邪を引いたかも、と心配になってしまうものです。実は大人よりくしゃみが多いことはご存じでしょうか。ただ長く連続していると、体に負担がかかるのではないか不安になりますね。そこで赤ちゃんのくしゃみが多い理由と、注意したいポイント、くしゃみの対策を詳しくご紹介します

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赤ちゃんのくしゃみが大人より多いのはなぜ?

くしゃみは鼻に入ってきた異物を取り除くために、体の免疫機能により起こる防衛反応ですが、新生児や乳児は様々な理由から、特にくしゃみが多く出る傾向にあります。

1.鼻毛が生えていないため

鼻には鼻毛が生えており、外部からのゴミやホコリをせき止める働きをしています。しかし赤ちゃんにはまだ鼻毛は生えていません。外の刺激によって、だんだんと生え始めるのですが、赤ちゃんの時には生えていても産毛ぐらいしかないので、鼻に入ってきた異物がすぐに鼻に入ってしまい、くしゃみが出てしまうのです。また自分で鼻をかむことができないので、くしゃみをすることで鼻水や鼻くそを外に出すための方法でもあります。

2.刺激に敏感

赤ちゃんはまだ成長途中なため、大人とは違いちょっとした刺激にも敏感に反応してしまいます。寒さ暑さといった温度差や、光くしゃみ反射といって、太陽の光や蛍光灯の光にくしゃみが出ることもあります。光くしゃみ反射は遺伝であることが多いのですが、それほど心配することはありません。

3.風邪を引いているため

妊娠中はお母さんの体、そして生まれてから半年程度は、母乳を通して免疫を受け取るため、風邪にかかりにくいとされています。ただし免疫があっても、風邪を引くことはありますし、お母さんが持っている抗体以外の風邪にかかることもあります。風邪を引くことで抗体ができるので、次に引いた時には症状が軽くなるという面もあります。

4.アレルギーによるもの

ハウスダストなどのアレルゲンが原因で、アレルギー性鼻炎になっていることで、くしゃみが増えている可能性もあります

くしゃみだけでなく、発熱や鼻水が出ている場合、風邪やそれ以外の病気が原因であることも考えられます。くしゃみだけでなく赤ちゃんの様子も見ながら、病院に行くかどうかを判断しましょう。

赤ちゃんのくしゃみが大人より多い4つの理由と減らす方法

赤ちゃんのくしゃみを減らす方法

赤ちゃんはくしゃみをしやすいとはいえ、見過ごしてしまうと病気につながってしまうこともあります。普段の生活から、赤ちゃんのくしゃみを減らすことも必要です。

小まめに部屋の掃除をする

アレルギーが今はなくても、アレルゲンを取り除くことは必要です。またくしゃみを引き起こすきっかけとなるホコリやゴミを掃除をすることで取り除きましょう。布団や毛布などは小まめに干す、カーテンを洗濯する、シーツやタオルなど肌に触れるものは常に清潔なものを使うようにすることも大切です。

換気と加湿をおこなう

部屋の換気をおこない、乾燥することのないよう加湿もして、常に部屋の中の温度と湿度には注意しましょう。またお風呂に入る時には、お風呂場が冷えすぎないよう、あらかじめ温めておくことも忘れないようにしましょう。湿度は50%から60%にします。赤ちゃんは体温調節が上手くできないためエアコンなどを使って温度調節もするようにしましょう。

アレルギーの原因となるものを取り除く

ホコリやダニの死骸は舞い上がりやすいので、赤ちゃんを床から離したベッドの上に寝かせるのも有効です。ただしベビーベッドの場合もホコリなどが付きやすいので、ベッド自体を拭き掃除することも必要です。

お風呂に入る

お風呂の蒸気で鼻が通るようになるので、すっきりします。鼻くそや鼻水も取りやすくなるので、体を拭く時に鼻もきれいにしてあげるといいでしょう。

またベビー綿棒を水で湿らせ、鼻をケアしてあげるのも一つの方法です。赤ちゃんが嫌がらない程度に、授乳の時などに合わせてしてあげるといいでしょう。

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くしゃみから考えられる病気とは?

くしゃみを何度もする時、鼻水や咳などを伴うことがあります。風邪であることも多いのですが、それ以外の病気のこともあるので、注意が必要です。

クラミジア肺炎

くしゃみや鼻水だけでなく、目やにを伴います。結膜炎になることもあるため、早めに病院での診察と治療が必要となります。

中耳炎

赤ちゃんは耳の構造上、鼻から入った菌やウイルスが耳に入り込んで中耳炎につながりやすくなります。くしゃみや鼻水だけでなく、高熱が出ている場合は、すぐに病院を受診しましょう

急性鼻炎

鼻づまりを起こす鼻風邪で、くしゃみと鼻水に加え、発熱することもあります。鼻水を吸い取るといった対処法で鼻を楽にしてあげるといいでしょう。

この他連続した咳が出る百日咳にかかることがあります。ワクチンを受ける前に発症すると、命に関わることもありますので、注意が必要です。

赤ちゃんのくしゃみが大人より多い4つの理由と減らす方法

こんな時は病院へ

くしゃみや鼻水がひどくても、家で鼻水を吸うなど対策をすれば、病院に行くまでもなく良くなることもあります。ただし熱が出ないインフルエンザなどもありますので、赤ちゃんの様子をよく観察してあげてください。

病院に行ったほうがいい場合の症状

・元気がなくぐったりしている
・機嫌が悪くぐずっている
・食欲がなくミルクを飲まない
・熱が下がらない

くしゃみを何度も繰り返し、治まらないようであればアレルギーの疑いもあるので、病院で診察を受けるようにしましょう。また鼻水を伴う場合、風邪を引く前に部屋の温度を見る、重ね着をするなどして、様子を見てから病院に連れて行くかどうかを判断しましょう。