近年幼児教育に注目が集まっていますが種類が多いため、どの教材を選べば良いか悩む方も多くいます。特に小さな子どもは意思の疎通がまだハッキリとできないことが多いため、悩みどころですね。
今回は幼児向け通信教育でおすすめの教材をご紹介していきます。選び方が分からないという方はぜひ、参考にしてみてくださいね。
通信教材の必要性
脳科学研究結果によると幼児期の脳の発達は非常に著しく、6歳までに90%、12歳までにはほぼ脳の発達が完成するといわれています。このことから近年幼児教育に注目が集まっており、低年齢から子どもに教材を与えたいと考えるママが増えています。
幼児向け通信教材を利用する方の多くが『小学校・幼稚園準備のため』・『家で子どもと過ごす時間を有意義にしたい』という理由で行っています。幼児期は好奇心や興味が大きく、様々な物事を吸収していく大切な時期です。
最近では幼稚園前のプレ教育に力を入れている幼稚園も増えており、通信教材の代わりにする家庭も多くあります。全ての子どもが通信教材が必要というわけではないので、お子さんの様子に合わせて親が判断して利用していきたいものですね。
通信教材はどう選ぶ?
学ぶ目的をハッキリさせる
通信教材を選ぶ上であらかじめ決めておきたいのがどういった目的で幼児向け教材を利用したいかということです。知育を含め生活習慣といったマナーを身につけたい・小学校受験の準備といて役立てたいなどハッキリさせます。
通信教材は各社特徴があるため、目的にあった通信教材を選んでいきましょう。
月々の教材費
通信教材の中には30~100万と高額のものもあります。高額教材ははじめに一括で購入するというケースが多く、途中で子どもが飽きて使用しなくなってしまったということもあります。高額だから効果があるというわけではないことも、頭に入れておきましょう。
また、小さい子どもは好奇心が旺盛で興味の対象がすぐに移ります。子どもが飽きてしまうことも考え月々の教材費や全体的なコスト面をよく考慮しておきましょう。教材によっては無料おためし期間が設けられていたりサンプルが配布されているものも多いので、まず子どもの反応を見ることも大切ですよ。
子どもが楽しんで学べるか
いくら親が内容が気にいっても肝心の子どもが興味を示さなければ、意味がありません。子どもが興味を持ち、楽しく学べる教材であれば自分から進んで教材を行うようになるでしょう。
受講スタイル
近年増加しているタブレット型教材、昔ながらのプリント教材、楽しく行える絵本教材など受講スタイルはさまざまです。子どもがどのようなものに興味があるのかを、日頃からよく観察しておきましょう。
また、一括で届く教材は親がペース配分を考える必要もあります。ペース配分に自信がない場合は毎月教材が届く受講システムを利用することをおすすめします。
おすすめの通信教材
1.幼児ポピー
・対象年齢 2~6歳
・利用料金 月額980円
毎月フルカラーのワークブックが2冊届く通信教材です。季節にあったテーマで工作やことば、数を学ぶことができます。年少版には不定期でごっこ遊びとして楽しめる特別教材もついてくるので、子どもも親も大満足です。
脳科学でポピーを取り組んだ子どもと親の両方の脳が活性化しているという実証もある実力派です。月々の教材費もお手軽で続けやすいと人気で、無料おためしセットもあるので事前に体験でき安心ですね。
2.こどもチャレンジ
・対象年齢 0~6歳
・利用料金 年齢によるが概ね1700円~
開講25年のベネッセの教材で、テレビCMでもおなじみのしまじろうのキャラクターで有名ですね。0歳から始められ、しまじろうと一緒に学んでいけるのが魅力と人気を集めています。
こどもチャレンジの最大の魅力はなんといっても、プロが厳選したエデュトイと呼ばれる付録のおもちゃです。毎月テーマに合ったおもちゃがついてくるの楽しく遊びながら学べるので、低年齢から無理なく行えますね。
3.Z会 幼児コース
・対象年齢 3~6歳
・利用料金 1810円~(年齢による)
70年以上の歴史を持つ難関大学合格者を多数出している実績あるZ会の、幼児向けコースです。年少・年中・年長と3コースあり親子で楽しみながら取り組む教材・ワーク教材が特徴です。子どもが自然と『どうしてだろう?』と興味を持つような作りになっており、自分から学ぶ力を伸ばせると人気です。
幼児期に自分で学ぶ姿勢を身につけたいと考えている家庭におすすめの通信教材です。課題を提出すると先生からお返事がもらえるのも、子どもにとってやる気がでるポイントですね。
4.プチドラゼミ 幼児コース
・対象年齢 3~6歳
・利用料金 1998円~
国民的人気キャラクターのドラえもんと一緒に学んでいく通信教材です。1日2ページとペース配分があらかじめ設定されているので進めやすく、学習する習慣を自然と身につけることができると人気です。保護者向けに子どもへの効果的な声掛けや学習を進めるポイントが紹介された冊子もあるのも嬉しいですね。
プチドラゼミの最大の魅力は毎月ドラえもんからお手紙が来ることです。入荷時にはごほうびスタンプがもらえるので、ドラえもん好きの子どもにはピッタリの通信教材といえるでしょう。
5.がんばる舎 すてっぷ
・対象年齢 2~6歳
・利用料金 月額680円
すてっぷの最大の魅力は低価格な利用料金です。毎月A4サイズのプリントが1冊届き、1日1枚ペースで進めていくような仕組みになっているのが特徴です。年齢に関係なく子どもの年齢に合わせてプリントのレベルを選択できるので、しっかりと能力が身につくと人気です。
プリントも毎月と1年分まとめてのお届けと選べるので、子どものやる気に合わせて選びましょう。同年代の子どもより一歩進んで学ばせたい、周りよりもゆっくりと進めていきたいという方にピッタリですね。
通信教材を続けるポイントは?
短時間を毎日続ける
子どもの集中力の限界は10分が目安です。年齢が低くなるほど周りのものに興味が移りやすく、1つのことに集中するのが難しくなります。
あまり長い時間机に座らせるのではなく、たとえ5分と短時間でも机に座って集中するという習慣を身につけていきましょう。通信教材を少しでも進めることができたら、褒めるのを忘れないで下さい。褒められることで楽しくなり、自分から机に座るという習慣が身についていきますよ。
子どものレベルや成長に合っている
通信教材で送られてくる新しい教材は、子どもにとって良い刺激になります。教材は一般的な年齢や月齢を目安に作られています。背伸びしすぎて子どものレベルより難しいものは、子どもにとって苦痛になってしまいます。
月齢よりもゆっくりペースであれば、それも考慮してどのような教材が子どもに合っているのかをよく検討することが続ける秘訣といえるでしょう。
親が上手にサポートしていく
子どもだけで通信教材を進めていくのは非常に困難です。積極的に親が関わりどんなに小さなことでもできたら褒めましょう。褒められることで子どもの自己肯定感が高まり、通信教材だけでなくどんなことにでも前向きに積極的に取り組めるようになるでしょう。
また、子どもが教材に取り組むときは少しでも集中力が続くように机には余計なものは置かず教材のみを用意しましょうね。
幼少期は様々なことを吸収しやすいため、幼児教育を希望する方は積極的に取り入れてみましょう。教材にはそれぞれ特徴があるので、子どもの興味やレベルに合わせて楽しみながら学べるものを選ぶのが、長く続けるポイントです。
幼少期に机に自分から向かう習慣を身につけるだけで、小学校に入ってからスムーズに宿題にとりかかれるようになりますよ。