【新生児のお出かけ】外出しても良い時期や持ち物、注意点は?

まだ首のすわらない新生児の外出が必要になった!そんな時、どうすればいいのか心配になってしまうお母さんも多いのではないでしょうか。

今回は新生児の外出の際に守らなければいけない注意点と、外出の際の基本的なアイテムを詳しくご紹介します。

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新生児について

新生児とは一般的に生まれてから4週間までの赤ちゃんを指します。この頃の新生児は、ちょっとしたことでも負担になったり刺激になってしまうほど敏感なのです。

そして新生児の赤ちゃんは寝たり起きたりを繰り返し、頻繁にミルクが必要になる状況なので、落ち着いて外出するということは難しいと言われていて、家にいた方が赤ちゃんの変化に対応しやすいと言われています。

さらに産後1ヶ月は新生児だけでなくお母さんの体調もまだまだ不安定です。とくに出産時に思った以上に時間がかかった場合には母体にかなりの負担がかかると言われていて、通常よりもさらに長い時間をかけて体が回復していきます。

この産後1ヶ月の状態は母子ともに基本的には家で過ごすことをお医者さんはすすめています。

【新生児のお出かけ】外出しても良い時期や持ち物、注意点は?

新生児の外出はいつから?

新生児の外出のタイミングとして一般的なのは産後の1ヶ月検診でしょう。その頃には、お母さんの体調も順調であれば回復してきている時期とも言えます。

そして1ヶ月検診を無事終えた頃から、5分、10分単位で外の空気に赤ちゃんを触れされてあげましょう。たとえば初めのうちは自宅の庭やベランダなどで、外気浴程度で十分と言われています。赤ちゃんの様子を見ながらなるべく負担のかからない程度でスタートしましょう。

赤ちゃんの首が座っていない間はよほどのことがない限り長時間の外出は避けましょう。

1ヶ月以内に外出が必要な場合

病院によっては退院後1週間目に診察があるところもあるでしょう。さらに思った以上に母体が回復しないなどで、お母さんが通院しなければならない場合もあるでしょう。

お母さんのみ外出が必要な場合には、なるべく新生児はパパやおばあちゃんに預けるなどして外に出さないように手配をしたいところです。

また、赤ちゃん自体が通院しなければならない時には、なるべく外気に触れさせないように細心の注意を払いながら移動が必要になります。

移動の際にはどんなに病院が近場にあったとしても自家用車やタクシーを利用するのが望ましいです。車移動は赤ちゃんを外気から守る役目もありますが、産後まもないお母さんの体もパワーが十分回復していないため、実際外を歩くという行為はかなりの負担になることでしょう。

生後1ヶ月以内に車移動が必要になるときは、新生児用のチャイルドシートの活用をおすすめします。首のすわっていない赤ちゃんは衝撃に大変弱いためしっかりと固定し、体を安定させてあげる必要があります。

さらに車から降りたあとは抱っこ紐などでお母さんがしっかりと新生児を抱きよせる形で移動してください。

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新生児の外出に持っていくもの

新生児の外出は、お母さんなら何を持っていくべきかとても悩むところかと思います。まずは必ず持っておきたい基本的なものをまとめてご紹介します。是非参考にしてみてください。

必要な保険書類等

新生児を連れての外出の際には、必ず母子手帳、乳児医療証、保険証をいつも持ち歩くようにしましょう。赤ちゃんの急な体調の変化はいつ起こるか予想できないものです。どんな時でも万全の体制でいましょう。

ミルクやオムツ

新生児の時には基本的に長時間の外出はしないほうがいいといわれていますが、短時間の外出だったとしてもミルクやオムツが必要になる場面が出てくることでしょう。

例えば1ヶ月検診の際によくあることですが、予約をしたけれども思った以上に待たされてしまうことも、。そんな予期せぬ待ち時間の間にも、新生児は急にミルクを必要としたりオムツの交換が必要になる可能性が考えられます。

いざという時のためにも授乳ケープやミルクの準備をしておきましょう。そしてオムツと一緒に、おしり拭きや使用後のオムツを入れる袋を忘れないようにしましょう。

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タオルやおくるみ、そして着替え

新生児の体温調整のためにも、タオルやおくるみなどささっとすぐに使用できるものを持参しておきます。また汚れてしまった洋服も着替えさせてあげる必要がありますので、念のために1-2着の着替えを持っていきましょう。

外出がある時には洋服は脱ぎ着しやすいタイプのものを選ぶとスムーズです、。さらに汚れてしまった洋服やタオルをしまうための袋も忘れずに。

抱っこ紐

赤ちゃんをしっかりと安定して抱っこするためにも、外出の際には抱っこ紐などを常に持参しましょう。抱っこ紐を使用することで、より安全に赤ちゃんを外出先でも守ることができます。

新生児のうちはとくにですが、ベビーカーよりも抱っこ紐をおすすめします。新生児の体の変化などをより肌で感じることができ、いざという時にも気がつくスピードが早くなるためです。

おもちゃ

赤ちゃんは初めての外出でたくさんの刺激を受けることでしょう。思った以上に負担がかかりぐずりっぱなしになってしまう可能性も考えられます。

念のために赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを一緒に持って行ってあげましょう。外出の際のポイントは、なるべく赤ちゃんを自宅にいる時と同じような状態にしてあげることです。

【新生児のお出かけ】外出しても良い時期や持ち物、注意点は?

新生児の外出の注意点

首もまだ座っていない新生児は外出の時に注意しなければならないことが山ほどあります。特に重要な点をまとめてみました。しっかりと頭に入れておいてください。

ミルクの作り置きに要注意

外出先でミルクが必要になった時のために、保温性のある水筒などにお湯を準備して一緒に持っていきましょう。多少手間にはなりますが、その場でミルクを作ってあげるとき必要になります。持ち運びに便利なスティックタイプの粉ミルクや、一回分の粉ミルクをケースにいれて持参すると良いでしょう。

のちのち楽だからといってミルクの作り置きをすることは避けた方が良いです。外の空気に触れたミルクが時間をかけて温度が下がることで、雑菌が増殖しやすい環境を作り出してしまうためです。

すこしでも不安があるときは無理をしない

新生児だけでなく、お母さんの体調も含め少しでも不安がある時には無理をせず、家でゆっくりしていた方がいいでしょう。

人混みを避ける

まだまだ外の世界に免疫力のない赤ちゃんはなるべく人混みを避けてあげた方がいいです。さらにタバコの煙が充満しているようなところや、騒がしい場所、コンサートを行っている近くなどは避けましょう。なるべく静かな公園などが理想的です。

赤ちゃんの生活リズムを乱さない

外出する際にも赤ちゃんの通常の生活リズムをなるべく壊さないことが重要視されます。いつも赤ちゃんが眠っている時間などはなるべく避けて、赤ちゃんにとってベストな時間を選ぶようにしましょう。

温度差に注意

体温調整がまだまだ上手にできない新生児はちょっとした温度差で体調を壊してしまうことも。

外出する際には室内の気温と室外の気温がなるべく一定になる時を狙うのがいいでしょう。例えば冬場の外出は日の出ている昼間に、夏の外出は涼しくなり始める夕方頃などが理想的です。

どんな時でも体温調節してあげられるように、いつでも予備の洋服やタオルを持参することも忘れないでください。

【新生児のお出かけ】外出しても良い時期や持ち物、注意点は?

赤ちゃんを第一優先に

今までお腹にいた赤ちゃんが急に外の世界にやってきて、たくさんの刺激を受けながらがんばって適応していこうとしている新生児。この時期はなるべく赤ちゃんの負担にならないように外出をするよう心がけましょう。

あくまでも赤ちゃんを第一優先に考え、母子ともに無理のない程度から焦らず外出をスタートさせてみてくださいね。