添い乳ってどうなの?添い乳の方法と気を付けたいこと

 

母乳育児は、赤ちゃんを妊娠している、
ほとんどの方が出来る限り目指したいというお考えだと思います。

現実、母乳育児できている方は50%に満たないと、
日本国内での統計があります。

母乳育児ができる50%に入ったとしても、
現実には困難がいっぱいです。

母乳は人工ミルクと比べて消化吸収早いため、
30分や、1時間、それ以上の時間間隔が空いたとしても、
ママはクタクタです。

そんな夜中の、添い寝をしての授乳は
ママにとって多少楽になりますよね。

添い乳のメリット、添い乳の方法、添い乳をする時に気をつけたいこと、
母乳育児できる、おっぱい作りって!?
夜中添い乳なしで、ぐっすり寝かせる方法とは!?
初めてのママから、2人目、3人目、のママまで、
添い乳に関する不安、疑問が少しでも解決できるように、ご紹介いたします。

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添い乳のメリット

1.ママの疲れた体を休ませる

赤ちゃんは泣くことが仕事です。

赤ちゃんの泣く行為は、意思表示の重要な1つです。

その度に、抱っこしたり、おっぱいをあげたり、
オムツを交換したり。

赤ちゃんのお世話は、予想以上に手がかかり、
昼夜関係なく繰りひろげられる為、
ママは寝不足や、肩こり、腱鞘炎になるほどの
手首の痛みなどに悩まされます。

そんな状況での添い乳は、ママの体にとって楽なことか。。。
経験者であればある程、共感できると思います。

2.赤ちゃんの寝始めがスムーズ

普通、授乳は抱いておっぱいを飲ませ、
ある程度時間がたって寝たかな?
と思った所でお布団へ寝かせるので、
時と場合によっては、この移動で目覚めてしまう
なんていうことが何度も起こるものです。

この点、添い乳は赤ちゃんを寝かせた状態で
おっぱいをあげられるので、睡眠導入がスムーズになります。

3.ママと赤ちゃんの絆が高まる

肌と肌が触れ合って、赤ちゃんは安心感を持てます。

このスキンシップは産まれて間もない
赤ちゃんにとってとても大切なものです。

また、ママもリラックスできるので、
赤ちゃんの入眠に相乗効果を期待できます。

添い乳ってどうなの?添い乳の方法と気を付けたいこと

 

添い乳の方法

1.赤ちゃんとママは横向きとなります。

ママの腕枕で、ママのおっぱいと赤ちゃん
の口の高さを合わせてもいいですし、

クッションや枕を使用して、赤ちゃんの横向き保持、
そしてママのおっぱいと赤ちゃんの
口の高さを合わせてもいいですね。

ポイントに、赤ちゃんの鼻とおへそが
同じ方向を向くことで、赤ちゃんも嫌がりません。

そして、添い乳を中断しないように、
ママの枕元には飲み物や携帯電話など
必要となりそうな物は、前もって準備しておけたら理想です。

2.慣れてきたら、ママの下に位置する腕は、
直接赤ちゃんに触れないように。

赤ちゃんへ直接触れるママの腕枕は、
赤ちゃんが寝たときに、抜く手間が必要になってしまいます。

ママのお腹と赤ちゃんのお腹を密着させ、
ママの下に位置する腕は枕の下などに入れるようにして、
腕は赤ちゃんに直接当たらないようにします。

3. ママの上に位置する手で、赤ちゃんの背中、お尻を支えて添い乳
(クッションや枕も可)

添い乳の最中に、赤ちゃんが頭や首などが
痛くならないように体勢を整えます。

ママも横向きでいることが苦痛とならないように、
足の間にバスタオルを畳んで挟んだリ、
クッションを使用したりと工夫されたら良いと思います。

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添い乳をする時に気を付けたいこと

1. 窒息死

妊娠、出産、授乳でおっぱいのサイズ変化は著しくあります。

赤ちゃんへ母乳をあげるために乳腺がどんどん発達して、
産後は母乳も乳房内にたまる為、もっともっと大きくなります。

添い乳で赤ちゃんを寝かせようとしたのに、
いつの間にかママも眠ってしまい、
赤ちゃんの口はもちろん、鼻まで大きなおっぱいでふさいでしまい、
赤ちゃんが呼吸できず、窒息死してしまうことも中にはあります。

添い乳には、重大な危険も伴う可能性があるため、
十分注意することを忘れないでください。

2.添い乳しないと眠ってくれない

赤ちゃんが眠る時に、添い乳がクセになってしまった状態です。

添い乳で眠ってくれて、おっぱいをはなしたけど、
30分や1時間で、赤ちゃんは、おっぱいがないことに不安になり、
泣き出してしまうパターンがあります。

ママは夜間、5回や6回以上添い乳をすることになり、
睡眠不足となってしまうことがあります。

3.赤ちゃんの眠りが浅くなる

添い乳の場合、抱き授乳と違って、
しっかり口に乳房が入らない場合があります。

赤ちゃんがお腹いっぱいになる前に眠るけど、
お腹いっぱいでないために眠りが浅く、
少しすると目覚めてしまう状態になってしまうことがあります。

4.ゲップを出さずに眠る

特に吐く赤ちゃんは意識してゲップを出してから、
しっかり寝かせてあげた方が良いです。

おっぱいを飲む時に空気も一緒に飲んでしまっています。

お腹にたまった空気を出してあげないと、
万が一眠っている時間に吐いて、
空気の通り道をふさいでしまった場合には、窒息の危険性があります。

5.中耳炎

添い乳中、赤ちゃんもママも眠っている時に
赤ちゃんの口から出たおっぱいが
赤ちゃんの耳の上に垂れることがあります。

その場合、中耳炎を起こしてしまうことがあります。

6.乳腺炎

抱っこ授乳と比べて添い乳は、乳房全体から母乳を飲めない
可能性が高くなります。

その為、乳房内での偏った乳汁分泌となり、母乳が乳腺内に停滞することで
乳腺が詰まって乳腺炎になりやすくなります。

7.虫歯

離乳食との混合で母乳を与える場合、
歯磨きが不十分で虫歯菌が繁殖しやすい状況となります。

添い乳ってどうなの?添い乳の方法と気を付けたいこと

 

母乳育児を可能とするおっぱいの準備

母乳をしっかり出すには、栄養、水分をしっかりと摂取する必要があります。

普段の食生活は和食中心をこころがけましょう。

「ま・ご・わ・や・さ・し・い」

ま…豆類
ご…ごま
わ…わかめ(海藻類)
や…野菜
さ…魚
し…椎茸(キノコ類)
い…いも類

こちらは基本中の基本です。

しっかりと意識して取り入れましょう。

また、プラスアルファとして栄養価の高いお茶も良いです。

ビタミン、鉄分、カルシウムが
豊富に含まれてるたんぽぽ茶はとてもおすすめです。

飲用を1週間以上続けると、母乳の出方が変わってくると
実感される方が多いようです。

またたんぽぽ茶は、
アレルギー物質が含まれていないので、安心して摂取できます。

母乳はママの食べたものから作り出される
という事をしっかりと意識して、日々の食生活を送ってくださいね。