ちょっとの心がけでよく出るようになる!母乳不足の解決法10選

母乳の出が悪いという悩みを抱えているママはたくさんいます。最初から出にくかったり、順調だったのが途中から出にくくなったりと個人差はありますが、おっぱいに吸っているのに母乳が足りずに泣いている赤ちゃんを見るのは辛いですね。そこで今回は母乳不足を解消する方法をご紹介したいと思います。

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母乳不足に陥る原因は?

母乳不足の原因として考えられるのが、まずママの生活習慣と母乳を飲ませる回数だといわれています。

赤ちゃんが小さいうちは夜泣きもひどく、朝か晩かもわからない生活になることもしばしばです。それにより睡眠不足や栄養不足になることで母乳の分泌量が減ってしまいます。

また母乳の出が悪いことでママが悩んでしまと、授乳回数が減り、授乳回数が減るため母乳の分泌量が減るという悪循環になります。他にも冷えや乳腺の未発達による母乳不足も考えられます。

ちょっとの心がけでよく出るようになる!母乳不足の解決法10選

母乳不足の時に表れるサインは?

病院だと授乳前後に赤ちゃんの体重を量るので、飲んだ母乳の量がわかりますが、自宅でそれを続けることは難しいですね。

授乳後の機嫌が悪い

授乳後すぐに泣き出したり機嫌が悪いなら母乳が不足しているかもしれません。また授乳後1時間以内におっぱいを欲しがるなら母乳が足りていないサインです。

おしっこが少ない

まず母乳不足のときにあらわれるサインとしては、おしっこの回数が減ります。おむつを交換するときにおしっこがちゃんと出ているかチェックしてください。1日に6回以下なら母乳が不足している可能性があります。

便が数日出ていない

母乳が不足していると便秘になりやすくなります。赤ちゃんの便通には個人それぞれですが、2日出ていない場合、母乳が足りていない可能性が大いにあります。

おしっこや便などは、赤ちゃんの普段の様子をしっかり観察しておくとわかりやすいでしょう。

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母乳不足の解消法まとめ

母乳不足を解消するための方法をまとめました。

水分補給をする

通常でも1日1.5~2リットルの水分が必要だといわれていますが、授乳時はさらに水分が必要です。1日3リットルの水分補給を意識しましょう。水分の摂取量が少なくなると母乳の出が悪くなるばかりでなく、ママの脱水も心配です。

吸わせる回数を増やす

母乳の出が悪いことを気にしておっぱいを吸わせなくなると母乳の分泌量が減ります。そのため、出る出ないに関係なく、泣いたら吸わせることを繰り返しましょう。おっぱいを吸われることでホルモンが分泌されて母乳が作られるようになります。

おっぱいマッサージをする

おっぱいマッサージをすることで乳腺や乳管の詰まりが取れて、母乳の出が良くなります。またマッサージをすると柔らかくなって赤ちゃんも吸いやすくなる効果も。

睡眠をしっかり取る

母乳は眠っている間に作られるので、睡眠不足は厳禁です。夜泣きがひどく夜に眠れないママは、赤ちゃんと一緒に昼寝をしましょう。寝る時間は夜にこだわる必要はありません。

ちょっとの心がけでよく出るようになる!母乳不足の解決法10選

白米を食べる

朝はパン派というママも多いと思いますが、パンよりも白米を食べたほうが母乳の出が良くなります。できれば1日3食白米を食べるようにしましょう。

冬野菜を中心に

大根などの冬野菜は体を温める働きがあります。ママの血液が良くなると母乳の出もよくなります。キュウリやトマトなど、夏に旬の野菜は体を冷やす作用があるので摂取する時はたくさん摂り過ぎないように気をつけましょう。サラダが好きな方は温野菜サラダを食べましょう。

おやつを和菓子にする

お団子やお汁粉、甘酒といった和菓子も母乳の出を良くする効果があります。おやつを食べるなら洋菓子ではなく和菓子を食べるようにしましょう。

ハーブティーを飲む

ハーブティーの中には母乳の出を促してくれる効果のあるものがあります。またハーブティーにはリラックス効果もありますから、育児で疲れているママには最適です。

ストレスをためない

ストレスを感じると母乳の出が悪くなるので、ストレスをためないようにしましょう。上手に気分転換できる時間を見つけましょう。

母乳外来を受診する

何をやっても効果が感じられない場合は母乳外来を受診してみましょう。正しい授乳の仕方やおっぱいマッサージなど指導してもらえます。ただし、保険適用されないため費用がかかるので事前に確認しておきましょう。

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ミルクと混合にするのもあり

完全母乳で育てたいと多くのママが思っていますが、母乳の出が悪く、精神的に辛い場合はミルクを併用してみるのも方法です。母乳育児のほうが赤ちゃんに良いとはいわれていますが、それがストレスになってしまっては本末転倒です。ママも赤ちゃんも適度に余裕を持つためにミルクを併用する方法もありです。

ミルクが決して悪いというわけではありませんから、いろいろな方法を試しつつ、母乳を飲ませた後に少しミルクを足すなど上手に活用しましょう。