日差しを防いでくれたり、外からの目隠しになったり、日常的に私たちの生活を助けてくれているブラインドですが、いざ、掃除をしようと思うと、どうやったらよいのか迷ってしまいます。
そうして、長いこと掃除を先延ばしにした結果、意外なほどに汚れが溜まっていることも少なくありません。
汚いブラインドは当然見栄えもよくないし、カビが生えたりしたら、健康面も気になってしまいますよね。
ブラインドの掃除はめんどくさそう、、、としり込みしてしまう方もいると思いますが、身近な道具を使って簡単に掃除することができるんです。
今回はブラインドを簡単にキレイにする方法をご紹介いたします。
ブラインド掃除の基本は「ホコリを取って拭く」
ブラインドが汚れる原因はいったいなんなのでしょうか?ブラインドの下にほこりの塊と思われる物体が落ちていたり、ブラインドを動かしたらほこりが部屋に舞ったなんて経験はありませんか?
そう!ブラインドの汚れに多いのは大気中のほこりの塊です。ブラインドを綺麗にするにはこのほこりを取り除くことから始まります。
ほこりの取り方ははっきり言って、取れれば何でもよいので、自分のやりやすいものを選びましょう。手軽なのはハンディーモップ、掃除機などがほこりの取り漏れが少なくておすすめです。
伸縮可能なハンディーモップであれば、雑巾では限界があるブラインドの高いところも綺麗にほこりを取り除くことができるので、普段死角になる場所も掃除することができます。
掃除機の場合は普通の掃除機でも問題はありませんが、ハンディークリーナーのような小型タイプがあると楽です。
また、掃除機のノズルは通常の床掃除用のものではなく、サッシ用など小さなブラシが付いたタイプがあるとブラインドの隙間のほこりをかき出すことができるので重宝します。
ほこりを取る時にほこりの塊が床に落ちることがあるので、後片付けを簡単に済ませるためにも新聞紙やビニールシートなどを床に敷いておきましょう。ブラインド掃除が終わったらそのまま捨ててしまえばいいので楽ちんですよ。
ブラインドのほこりを取ったら、第二段階に入ります。掃除機やモップで取りきれなかった細かーい汚れを取り除くための拭き掃除です。
ブラインドの拭き掃除は雑巾で拭くのでももちろんOKですが、ブラインドをいちいち広げて拭いてを繰り返すのは面倒です。ブラインドの種類によっては手を怪我してしまう場合もあります。そういう時はブラインド掃除専用のモップやストッキング、軍手を使う方法があります。(なければ、ゴム手袋などで手を守ってください。)
ブラインドにカビが生えた場合や手垢、ヤニなどの汚れもふき取り掃除で基本的に落とすことができます。
ブラインド掃除に使えるグッズ
軍手
いらない軍手はブラインド掃除でいい仕事をしてくれるアイテムの一つです。軍手を使うときに嬉しいのが、なんといっても5本指にわかれているところです。ブラインドを一段一段掃除していくのは正直手間だし時間もかかるので、軍手をはめた状態でがーっと一気に掃除しましょう。
ストッキング
履き古したストッキング、買ったばかりで伝線したストッキングどれでもOKです。通常タイプのストッキングは股の部分で断裁して使用するので、ショートタイプのあらかじめ分かれたものがあれば、ひと手間省略することが出来ます。
伝線したストッキングがこんなところで役に立つなんて予想外ですよね。これからはストッキングが伝線したら、そのままゴミ箱へ直行せずに年末のブラインド掃除用に使ってしまいましょう。
スポンジ
スポンジに切り込みを入れて使うことで、ブラインド掃除にぴったりのアイテムになります。軍手同様、切り込みをブラインドに沿わせて一辺に複数箇所掃除ができるようになります。
専用グッズ
ブラインドクリーナーなどブラインド掃除専用商品も出ています。お値段はメーカーによりさまざまですが、100円均一ショップにも売っていて、洗って繰り返し使うことができるので、コストパフォーマンスの面でもなかなか良いです。
グッズ別ブラインド掃除のやり方
軍手を使ったブラインド掃除
バケツなどの容器の中に洗剤と水を入れてよく混ぜておきます。軍手に洗剤液をつけて、絞ったらブラインドを拭いてください。
しっかりふき取りたいところは力を入れて、あまり汚れていないところは優しくと力の下限を調節できるのが軍手のいいところです。。
掃除をしているうちに軍手が真っ黒に汚れてきますが、すすげば落ちる汚れですので、何度か洗ってふき取り掃除を続けます。洗剤残りが気になる場合は綺麗な軍手を使って水拭き、から拭きを行いましょう。
ストッキングを使ったブラインド掃除
ストッキングを水でぬらしてよく絞った状態で使用します。水気をしっかり切ったストッキングを片手にはめてください。(濡れた状態なので、あまり上まで伸ばすと気持ちが悪い、伸びないので短く切ってもOKです。)そして、雑巾や軍手同様にブラインドの隙間に手を入れて滑らせていきます。
ストッキングでの水拭きが完了したら、もう片方のストッキング(ぬらしてない方)でから拭きをしてブラインド掃除の完了です。
スポンジを使用したブラインド掃除
大き目のスポンジにブラインドの幅に合わせて切り込みを入れます。あとは切り込みにブラインドを一枚一枚挟み、動かしながら汚れを取っていきます。手軽にブラインドの両面が綺麗になります。
(ただし、ブラインドの幅にあわせて切りこみを入れないとあまり意味がないかもしれません。すこし大き目の幅に切っておくと安心です。)
ブラインド掃除の救世主
ブラインド掃除はほこりがほとんどの場合が多いのですが、ときどき、しつこい手垢汚れなど水だけでは太刀打ちできない汚れがついていることがあります。軍手を使った時のように洗剤液を使えば、汚れは落ちますが、水拭き、から拭きの手間がかかります。
そんな時に役に立つのが掃除の必須アイテムといっても過言ではない「重曹」です。
水に重曹を溶かして作ったスプレーをブラインドに吹きかけて、10分程度時間を置きます。汚れが浮き出たのを確認したら、それをストッキングやスポンジ、雑巾などで拭き取れば手垢汚れも簡単に落ちてくれます。
重曹なので、二度拭きの必要もなく、木製のブラインドなど洗剤を使えない場所でも使えます。
ブラインド掃除にも重曹!覚えておいておいてくださいね。
以上、ブラインドを簡単に綺麗にする方法についてでした!