赤ちゃんと楽しくお散歩するために備えておきたい8つの対策

出産が近づくと、赤ちゃんが生まれてから「こんなことしたい」「あんなことしたい」といろんな想像をするだけで幸せな気分になります。赤ちゃんとのお散歩も楽しみの一つですよね。でも、お散歩一つにしてもいろんな疑問が出てくるはずです。

赤ちゃんのお散歩はいつから始められるのか、準備しておきたい対策などをご紹介いたします。また、お散歩時に何を持って行くと良いのかなども併せてご紹介いたします。

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赤ちゃんはいつからお散歩OK?

生まれてから約1ヶ月(28日未満)程度は、赤ちゃんの外出は控えるようにしなければいけません。1ヶ月検診で何もなければ、赤ちゃんをつれて外出ができるようになります。お散歩がOKになります。

ですが、外出ができるようになったからといって、いきなりあちこち連れまわしたり、長時間の外出はNGです。ほんの少しの外出で外気にあたるだけでも、赤ちゃんにとってはかなりのおでかけとなり、負担にもなります。

まず最初は、お家の近くを少し散歩する程度から始めて慣らしてあげるようにしてください。時間にすると、10~15分程度にとどめておきましょう。

お散歩をする時間帯にも配慮が必要です。春先でしたら、温かくなる10~14時頃がいいでしょう。ですが暑い夏場は、できるだけ早く涼しい時間帯がいいので、8時30分頃から10時頃がおすすめです。春も夏も、しっかりと紫外線対策はしておいてあげて下さい。

赤ちゃんを慣れさせるためにと、いきなり毎日散歩させる方がいます。ですがそれも赤ちゃんに負担となることがあります。1週間に2~3日程度で十分です。また、寒かったり、雨が降っているなら無理に外出する必要はありません。

あせらず、ゆっくりとお散歩でおでかけに慣らしていってあげて下さい。

赤ちゃんと楽しくお散歩するために備えておきたい8つの対策

お散歩の前に備えておきたい対策

紫外線対策

年中通して紫外線はふりそそいでいます。ですが、特に気をつけたいのが、春と夏です。この季節の紫外線は非常に強くなっています。帽子やケープはもちろん、日焼け止めも使いましょう。赤ちゃん専用のものを用意してくださいね。

赤ちゃんを抱っこしての散歩の時も、抱っこ紐で隠れている部分も出ている部分も、しっかりと日焼け止めを塗ってあげて下さい。さらに、帽子やママの日傘でしっかりと強い日差しから守ってあげて下さい。

虫よけ対策

特に注意してほしいのは、夏場のお散歩です。どの時間に外出しても、蚊などの虫はいます。虫よけスプレーやシールなど、今は様々なグッズが販売されていますので、上手に利用して、しっかりと虫から赤ちゃんを守ってあげて下さい。

汗対策

抱っこでもベビーカーでも、新陳代謝がいい赤ちゃんは、すぐに汗をかき、蒸れたりしてしまいます。あせもができやすい状態になってしまうので、汗対策は必須です。

汗とりパッドやガーゼなどを使って、汗を拭いたり、蒸れないようにしてあげましょう。

保湿対策

赤ちゃんのお肌はとても敏感です。しっかりと保湿してあげないとすぐに乾燥して肌荒れを起こしてしまいます。外出前にはお肌を保湿してあげるのを忘れないようにしてください。

ウィルス対策

生まれたばかりの赤ちゃんは、ママからもらった免疫を持っています。ですがそれも生後半年頃にはきれてしまいます。その頃から、風邪をひきやすくなったり、様々なウィルスに感染しやすくなってしまいます。

予防接種を受けるのは基本です。それ以外にも、感染症が流行する時期には、人ごみの多い所は避けたり、手洗い、うがい、マスクなどでウィルス対策をしてあげるようにしてください。

水分

お散歩すると、赤ちゃんも水分が不足します。白湯やお茶、ミルクなどを持参するか、授乳ケープなども携帯しておくことをおすすめします。

衣類

赤ちゃんと大人の気温の感じ方は違います。赤ちゃんはまだまだ自分で体温調整ができないので、衣類でママが調整してあげないといけません。

夏は暑くても、日差しからお肌を守るよう肌は隠れるようにしてあげて下さい。通気性と吸水性に優れた物を選んであげましょう。また、冬場はしっかりと寒さ対策をしてあげて下さい。

春先も夏場も、ちょっとした寒さ対策の為に薄手の上着や、ケープ、レッグウォーマーなどを携帯しておくと便利です。

抱っこ紐

抱っこしておでかけの時はいいのですが、ベビーカーでお出かけする時に抱っこ紐は持って行くことをおすすめします。ベビーカーで出かけても、すぐに泣きだしたりすることもあります。

グズリ対策の一つにもなりますので、抱っこ紐はちょっとしたお散歩の時でも持って行くようにしましょう。

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お散歩に持って行くもの

赤ちゃんのお散歩に持って行くもので基本的な物は、

オムツ替えセット(オムツ・おしりふき・オムツ替えシート・ゴミ袋)
お着替えセット(肌着・衣類・羽織もの・ケープ)
・水分補給セット(白湯・お茶・ミルク・授乳ケープなど)
・おもちゃ
・抱っこ紐
・雨対策グッズ(ベビーカーレインカバー・折りたたみ傘など)
・日焼け止め(塗り直し用に)
・タオル類(吐き戻しや汚れ対策に)
母子手帳
保険証

などがあげられます。この他にも、月齢があがり、おやつを食べられるようになったら、おやつを持参するのもおすすめです。

おもちゃに関してですが、いつも使うお気に入りのものもいいのですが、お出かけの時しか使わない物をいくつか用意すると、グズリ対策にもなります。

母子手帳と保険証は、赤ちゃんをつれておでかけをする時は必ず携帯しておくようにして下さい。

赤ちゃんと楽しくお散歩するために備えておきたい8つの対策

赤ちゃんのお散歩NGな日とは?

赤ちゃんとのお散歩は、ママにとっても気分転換となる時間です。ですが、

・お天気が悪い日
・赤ちゃんの機嫌が悪い
・赤ちゃんの体調が悪い
・寒さが厳しい日
・猛暑の日

などの場合は、お散歩は控えて、お家で過ごすことをおすすめします。また、冬場になると、いろんな感染症が流行します。そういった時の外出は、人ごみはなるべく避けるようにし、できるだけ短時間で済ませることをおすすめします。

初めはいろんなものを持って行きがちですが、ママも慣れてくると、荷物の量を調整したりできるようになります。ぐずられるとちょっと憂鬱になってしまうこともあるかもしれません。

でも、お散歩はママと赤ちゃんのリフレッシュタイムにもなります。ちょっとしたお散歩でも事前に時間や距離、お散歩ルートなどの計画をしっかりとたてておくようにしましょう。