【蚊から赤ちゃんを守る】虫刺されを早く治す5つの方法

夏が近づいてくると気になり始めるのが蚊の存在。蚊は大人ももちろん刺されますが、大人よりも狙われやすくなるのが赤ちゃんです。赤ちゃんが蚊に刺されてしまうと痒みで機嫌も悪くなってしまいますし、見ていてとってもかわいそうですよね。でもどうして赤ちゃんは大人よりも蚊に刺されやすいのでしょうか?そこで今回は蚊から大切な赤ちゃんを守る方法と、刺されても早く治す方法をご紹介します。

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赤ちゃんは蚊に好かれやすい

蚊は血だけを吸って生きているようなイメージがありますが、実は普段は植物や花、果物の汁を吸って生きています。

産卵期に交尾を終えたメスだけが血を吸うようになります。

蚊はただやみくもに人間を選んで血を吸うのではなく、きちんとターゲットを決めて吸っています。そのため、蚊に刺されやすい人と刺されにくい人が存在しています。

蚊が血を吸うために選んでいるターゲットは、二酸化炭素、体温、汗に含まれる揮発性物質、湿度などによって決められます。そのためターゲットになるのが、太っている人、汗かきの人、飲酒後の人、妊婦、赤ちゃんなどです。

運動直後の人もたくさんの二酸化炭素を吐き出し、体温も湿度も上がっていますし、汗もたくさんかいているため刺されるターゲットとなります。

赤ちゃんは大人よりも体温も高く、汗っかきです。ですからどうしても蚊に狙われやすくなってしまうんですね。

【蚊から赤ちゃんを守る】虫刺されを早く治す5つの方法

蚊に刺されると痒くなる理由

蚊に刺されるとぷっくりと赤く腫れて強い痒みに襲われますね。

それは、蚊が血を吸うときに唾液を体内へ注入しているからです。

蚊の唾液には血を吸うときの痛みを感じさせない麻酔の働きや、血を固まらせないようにする働きなどがあります。この唾液でアレルギー反応が生じ、赤く腫れたり痒みがでたりするのです。

蚊に刺されたときの反応は個人差があるものの、赤ちゃんに多いのが遅れて痒くなる遅延型反応です。刺されてから1~2日ほどたってから反応があらわれます。

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蚊から赤ちゃんを守る方法

赤ちゃんは蚊に狙われやすい条件が揃っています。それなのに赤ちゃんの皮膚は薄く、腫れがひどくなってしまうことが多いですよね。

特に汗をたくさんかく夜は蚊に刺される確率があがります。

赤ちゃんを蚊から守るには、蚊取り線香蚊を寄せ付けなくするスプレーがおすすめです。

蚊取り線香は赤ちゃんがいる部屋でも安心して使ことができますので、香りが届く範囲に赤ちゃんがいればしっかり守られます。

蚊取り線香は人体に害はないのですが、煙を直接吸ってしまうと目やのどの粘膜を刺激するので、あまり近くで焚かないようにしましょう。

また蚊を寄せ付けなくするスプレーは、赤ちゃんのお肌に直接スプレーするタイプの物ではありませんから、敏感な赤ちゃんのお肌を傷つけません。

他にも汗をかかないように室温や衣服を調整したり、蚊帳を使うのもおすすめです。

家の周りに雑草が生えていたり、水たまりがあると蚊が発生しやすくなりますから、日ごろからお手入れしておきましょう。

【蚊から赤ちゃんを守る】虫刺されを早く治す5つの方法

虫刺されを早く治す方法

気を付けていたつもりでも外出先でうっかり刺されてしまうこともありますね。

赤ちゃんが患部を掻き毟って「とびひ」になり、炎症が広がってしまうこともありますから、早く治してあげることが大切です。

1.患部を洗い流す

蚊に刺されたことに気がついたら、まず患部を洗い流しましょう。蚊に刺された部分には菌がついていますから最初に水で菌を洗い流してしまいましょう。

2.患部を冷やす

患部を水で洗い流したら濡れたタオルで冷やしてあげましょう。冷やすことで痒みが抑えられるので掻き壊すのを防げます。

3.虫刺され薬を塗布する

市販されている虫刺され薬には、ステロイドが配合されているものと抗ヒスタミンが配合されているものがあります。ステロイドが配合されているものは炎症に、抗ヒスタミンが配合されているものは痒みに効果があります。

ステロイドと聞くと心配される親御さんも多いですが、配合されているステロイドは弱いものですし、長期間使い続けるものではありませんから怖がる必要はありません。

赤ちゃんは遅延型反応が多く、刺されてすぐに痒くならずにあとから遅れて痒みがやってきます。ですから痒みが来る前に炎症をおさえるステロイドが配合された薬を塗布すれば掻き壊すこともなくなります。

【蚊から赤ちゃんを守る】虫刺されを早く治す5つの方法

気になる日本脳炎との関係は?

蚊に刺されると赤く腫れたり痒くなるだけではなく、他の病気感染も気になるところです。

それが「日本脳炎」です。

赤ちゃんはまだ日本脳炎の予防接種を受ける前なので気になるところですよね。

日本脳炎は蚊を媒介として日本脳炎ウイルスに感染発症するもので、日本でも毎年数人が感染発症していることが分かっています。これは、豚の血を吸った蚊を介して感染します。

日本脳炎の症状としては、だるさ、頭痛、ムカつきや嘔吐の後、発熱し意識障害を起こしたり、首の後ろが硬くなったり手足が震えたり、勝手に動いたり、動かなくなったりといった麻痺症状があらわれます。

日本脳炎の症状が進行すると脳がけいれんを起こし、呼吸困難に陥ります。

日本脳炎は感染した場合でも発症率が1%以下と非常に低く、1歳未満の赤ちゃんに限っては、近年発症例はありません。

蚊に刺されたからといって日本脳炎に対してあまり神経質になる必要はなく、掻き壊しによる「とびひ」の方が心配です。つらい思いをさせないよう、しっかり蚊対策をしてあげましょう。