都合の悪い時や自分の意見が通らない時に子供は嘘泣きをすることがありますよね。本当に泣いているのか、または嘘泣きなのか親ながらに分からないことがあります。嘘泣きと分かっていれば注意するなど対応の仕方も変わります。
嘘泣きの対応が分かればママのストレスも減りますね。
子供が嘘泣きを始める時期
子供をお世話している時に嘘泣きをされて困ったしまった経験のある方もいるのではないでしょうか?ある程度大きくなると嘘泣きをすることもありますよね。
嘘泣きは周囲の状況が分かるようになる2歳〜3歳の頃に始まると言われています。2歳の時期はイヤイヤ期と重なる年齢なのでママにとっても嘘泣きとイヤイヤ期の両方を乗り越えなければなりませんね。
2歳の時期は走ったり、歩き回ったり好奇心が旺盛になる時期でもありますが、自己主張も強くなりママにとってはお世話をするのが難しい年齢と感じてしまうかもしれませんね。
自分をどんどん出す性格になるので、嫌な事や気に入らないことがあると嘘泣きをすることもあります。
子供の嘘泣きの意味・心理
小さいながら子供は知恵を使って嘘泣きで親の愛情を図ろうとすることがあります。2歳という時期はお友達と遊んだり、言葉もだんだん話せるようになり、自己主張が出てくる時期ですね。
嘘泣きも自分を主張するための手段と言えますが、嘘泣きをしてしまう心理にはどういうことが考えられるのでしょうか?
自分を気にかけてもらいたい
嘘泣きをすることで「どうしたの?大丈夫?」など親や他人から気にかけてもらえますよね。泣いて自分に注目を浴びてほしいため嘘泣きをすることがあります。
甘えている
単に甘えたくて嘘泣きをすることもあります。子供が泣くと親は心配してしまいますよね。親が忙しくて子供にかまってあげられない時など親の愛情を試すため嘘泣きをすることがあるのです。
自分のことを好きなのかどうか嘘泣きで確認しているのです。
自分の意見が通るか試している
我がままを通したくて嘘泣きをすることがあります。泣けば何でも買ってもらえる、または許されるなど分かり始めるので嘘泣きを見抜くことが大切です。「泣けば何でも買ってもらえるんだ」と子供が理解すると嘘泣きを続けるようになってしまいますよ。
子供が嘘泣きした時の親の対応は?
たくさん人が集まる場所で子供が泣くと親は焦ってしまいますよね。嘘泣きをしている場所がお店のおもちゃ売り場やレストランなど人が多く出入りする場所では慌ててしまい、子供の言いなりになってしまう親御さんもいることでしょう。
嘘泣きの対処法が分かれば落ち着いて子育てができますよね。
毅然とした態度で接する
公衆の面前で泣かれてしまうと泣き止ますために子供の言うことを聞いてしまうことがありますが、これは止めましょう。逆効果になり泣けば何でも許されると思わせてしまいますよ。
泣いても通用しないということをしっかり言い聞かせるようにしましょう。
その場を離れる
泣いている時はそっとその場を離れるようにしましょう。親がそばにいて、泣くことで親が優しくしてくれると子供が思ってしまいます。
「泣き止んだらお話しようね」など一声かけて親は別の部屋などに移動しましょう。泣き止むまで付き添っているとどんどん甘えてきますよ。
親の意見は同じにする
パパとママの言うことが毎回違うと嘘泣きで親を試すことが多くなりますよ。言っていることが毎回違うと、子供が良いことと悪いことが混乱してしまうので、親の意見は合わせるようにしましょう。
理由を説明しながら叱る
嘘泣きと分かっても怒鳴ったりしないようにしましょう。嘘泣きだとしても子供の気持ちを無視して一方的に叱りつけてしまうと親に対して不満に感じてしまうことがあるのです。
嘘泣きは止めてほしい時は、分かりやすい理由を言って説明してあげましょう。
まとめ
嘘泣きは子供の成長段階のひとつとしてとらえて親は大らかなきもちで接するようにしましょう。初めて嘘泣きを経験する親御さんでは戸惑ってしまうこともありますが、動じない態度で対応すると良いですね。