胎児にも影響する妊娠中の「インフルエンザ」を予防する7つの方法

インフルエンザは流行しやすく、特に免疫力が通常よりも低下している妊娠中の女性がかかりやすい流行り病といわれています。妊娠中の病気には気を付けていても、どこから感染するか分からないのが厄介なところですね。

インフルエンザは人によって症状に差があり、妊娠していなければ気づかず風邪薬で治療されるケースもありますが、妊婦の方は症状が重くなるため注意しなければなりません。

まずはインフルエンザについて正しく学ぶことから始めるとともに、効果的な予防法をしっかり確認しておきましょう。徹底した予防法を取り入れることで赤ちゃんへ負担をかけることもなくなるので、お母さんになる第一歩として自分の体を守るすべを身につけておくことが大切ですよ。

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インフルエンザの主な症状

・高熱
・頭痛
・関節、筋肉などに痛みが生じる
・全身の怠さ
・咳や鼻水などの風邪と同様の症状

主にこれらの症状が急速にあらわれると考えておいてください。特に風邪と違って一気に熱が上がり始めたら要注意です。

流行し始める時期

冬の時期に流行りやすく、特に12月頃からかかる方が増えてきます。すぐに気づくことができれば良いのですが、風邪と安易に判断し、菌を持っている人から感染してしまう場合も多いのです。

健康な人であれば免疫力によって菌の感染を防ぐことができる場合もありますが、妊娠中となるとそうはいきません。妊娠している方とそうでない方が感染した際の危険性の違いについてもみていきます。

胎児にも影響する妊娠中の「インフルエンザ」を予防する7つの方法

妊娠中のインフルエンザは何が危険?

赤ちゃんがお腹の中にいる状態の妊婦さんは、自分の体だけに栄養を蓄えることができるわけではありません。優先順位としては、母体ではなく子供の方へ栄養が届けられるようになるため、食生活の管理をしっかり行っていてもどうしても普段より免疫が下がってしまうのです。

また、食欲がわかなくなったり、食事をしても吐いてしまったりするつわりの時期には、より母体の免疫に影響が生じます。

ひどい場合は入院になることも

肺炎、気管支炎といった重症化が見られるようであれば、自宅での治療が難しくなり入院しての治療を余儀なくされる場合も。妊娠していない人でも辛い肺炎は、母体にとってかなりの負担となってしまうでしょう。

感染してしまったらすぐに薬を飲むことが大切

幸い、治療薬に赤ちゃんへの影響はないことが分かっています。ただ、発症に気づくのが遅れると効果がないといわれているため、風邪かな?と感じる程度でも早めに診察をうけるようにすることが大切です。

また、産婦人科にて治療を受けられる場合は、事前に病院へ診察を受ける理由やインフルエンザの疑いがあることを話しておきましょう。

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インフルエンザを予防する方法

それでは、そんな怖い感染症を予防するために知っておきたい方法を7つご紹介していきます。

1.極力外出は避ける

感染から発症までの症状はひとによって異なりますし、感染源は外にいればどこにでもあると考えておきましょう。どうしても外出しなくてはならない場合には、必ずマスクを着用することも大切です。

特に人が大勢いる場所は控えておく方が無難といえます。お仕事を続けている方は特に危険性が高まるため、注意しなくてはなりません。マスクは必須、仕事場でもなるべく手を洗う習慣をつけてください。

2.お部屋の湿度を一定に保つ

湿度が下がると乾燥しやすくなり、ウィルスの活動を活発にしてしまいます。喉のイガイガの原因にもなるため、冬は特に50~70%程度の湿度を保ちましょう。

加湿器を使用してもよいですが、寝室やリビングなど、普段生活しているお部屋に濡れたバスタオルを干しておくだけでも効果はあります。

3.帰宅後は手洗い、うがいの徹底

外からの菌を室内に持ち込まないためにも、手洗いだけでなくうがいを心がけるようにしましょう。うがい薬がない場合は、塩水でもかまいませんが、必ず行うようにして下さい。

また、鼻うがいも同時に取り入れるとよいでしょう。

4.室内でできる簡単な運動を取り入れる

外出を避けるとなると、自宅にいる時間が増えると思います。まったく体を動かさないと、妊娠中特有の極度な体重増加や血行不良が心配になります。

血の巡りが良くなれば体は温まり、食べ物からの栄養も吸収されやすくなります。自宅でも簡単にできるエクササイズを動画にてご紹介しますので、ぜひ取り入れていきましょう。



ただ、痛みや不調を感じたらただちに中止することと、不安な場合はかかりつけ医へ相談してから行うようにして下さいね。

5.朝起きれなくても無理せず睡眠時間を確保する

旦那様のお弁当や家事のために、妊娠中でも早起きする毎日が続いている妊婦さんも少なくないでしょう。ただ、胎児の成長に関係なく、いつもとは違う体に夜寝付けなくなってしまう方も少なくありません。

睡眠は赤ちゃんにとっても必要なもので、あまりにも短い睡眠が続いたり、良質な睡眠がとれていない場合は免疫を作る力もなくなってしまいます。たまには旦那様に相談して家事をお休みできる日を作ってもらうなど、きちんと眠れる時間を確保するようにしましょう。

6.毎日湯船につかる

体温が上昇すれば免疫も高まります。妊娠に関わらずできれば毎日湯船につかってしっかりと体を温めてあげることが必要ですが、妊婦さんには特に必要と思っておきましょう。

一日のうち1時間でも免疫を活発にすることができれば、病にかかりにくくなるだけでなく、ウィルスを撃退する力も得ることが期待できます。湯冷めには注意し、お風呂上りもなるべく体を冷やさないようにして下さいね。

7.食事から免疫を高める

ビタミン群がたっぷり含まれた食事を意識するだけでなく、亜鉛などのミネラル、乳酸菌なども積極的に摂取しましょう。


胎児にも影響する妊娠中の「インフルエンザ」を予防する7つの方法

予防接種を受けておくのも◎

重症化すると胎児への影響が懸念されるインフルエンザ。予防法を取り入れても不安な方も多いと思います。インフルエンザの予防接種は不活性ワクチンのため、妊婦であっても胎児への影響、流産などの心配はないことが分かっています。

流行り始める時期の2週間前までには受けるようにしておけば、ウィルスの抗体が体内で作られているため安心ですよ。