妊婦の体重管理って超重要。理想体重と工夫6箇条

妊娠中の体重増加は
胎児の体重や羊水など、
仕方ないことだといえます。

しかし近年では、妊娠中の体重増加に厳しく
制限が設けられている産院がほとんどです。

増加キロ数については
元々痩せ型の人や
肥満気味の人によっても、
制限に違いがあります。

今回は、体型別に
理想の増加体重をご紹介するとともに
制限をオーバーしないための工夫を
詳しくご紹介したいと思います。

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理想の増加体重

妊娠中の体重増加には、
BMI値が関わってくる場合もあります。

例えば、BMI値が18未満の場合
痩せ型であるとされています。

元々痩せ型の方は、12キロ程度までであれば、
増加してもよいといわれています。

もちろん、BMI値24以上の肥満型は
5キロ程度の増加とされており、
元々の体型によってもこのような違いがあるのです。

普通体型の方は、
8キロまでが理想とされていますが
産婦人科医によっては、

全ての方に7キロまでという条件で
厳しく管理をしているところもあります。

妊娠中の体重増加には、
胎児の重さなどが関わってきますが

それ以上に太ってしまう方が多く
まだ胎児が小さいにも関わらず
急激に体重が増加する方もいらっしゃいます。

ではなぜ増加キロ数に制限があるのか
妊娠中に体重制限がある理由について
お話したいと思います。

妊婦の体重管理って超重要。理想体重と工夫6箇条

 

体重増加によるリスク

なぜ体重の増加キロ数について
厳しく制限され始めたのかというと
母体が太り過ぎてしまうことは
出産時のリスクを高めてしまうからなのです。

まず、妊娠中毒症や腰痛、
静脈瘤などのリスクが高くなります。

そして一番怖いのが、
産道周辺へ脂肪がつきすぎることにより

難産になってしまう
可能性があるということです。

赤ちゃんが出づらくなることで
微弱陣痛になってしまうと、
出産時の出血量が増える恐れがあり
母体にもかなりのリスクがかかるのです。

産婦人科医から厳しく制限され
ストレスになってしまうかもしれませんが
赤ちゃんのためにも、お母さんのためにも
体重の増加制限は必要なことなのです。

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オーバーしない工夫6箇条

それでは、制限体重よりオーバーしないための工夫
6箇条についてご紹介します。

1.温かいスープを飲む

まず、食事の前に
温かいスープを飲む習慣を心掛けましょう。

これは、冷え対策にも効果的ですし
お腹の中を温めることで、
体温を上げる効果もあります。

そして何より、
食事の量を減らせるのです。

スープを一杯飲むだけでも、
空腹が和らぐと思います。

その後は、野菜から食べるようにし
炭水化物を摂り過ぎないよう注意するだけで
体重の増加を防げるでしょう。

2.水分補給

水分は毎日どのくらい摂取していますか?

妊娠中だけでなく、
こまめな水分補給を行うことは
ダイエット効果があるのです。

妊婦さんの中には、
毎日2リットルの水を飲み続けただけで
体重が増えるどころか、
減ったという方もいらっしゃいます。

食欲も自然と抑えられるため
妊娠中は水分補給をこまめに心掛け
2リットル程度を目安に飲んでみましょう。

3.ウォーキング

お腹は重いし、動くのが億劫…
という方も多いのではないでしょうか。

しかし、動かないと体重は増加する一方です。

ウォーキングする程度であれば
胎児にも影響はありません。

買い物は車じゃなく、近くのスーパーまで歩くなど、
ウォーキングの習慣を身につけましょう。

初めは30分からでもかまいません。

1時間程度が理想ですが、
無理をしない程度に行いましょう。

30分ウォーキングするだけでも
足の指先からポカポカしてきますし
健康にもとても良いことなのです。

お天気の良い日に歩くと、
気分転換にもなります。

オーバーしないためには
軽い運動も大切なポイントなのです。

妊婦の体重管理って超重要。理想体重と工夫6箇条

4.便通をよくする

便秘体質の方は特に、
妊娠中は消化の良いものを食べ
腸内環境を整えましょう。

ヨーグルトや牛乳には、
栄養分もたくさん含まれています。

どちらも、低脂肪のものや
無糖のものを選ぶようにすると
カロリーも抑えられます。

便通が滞ると、
体重はどうしても増えていきます。

食べたものを一日一回、
便として排出することは
とても大切なことなのです。

また、牛乳には、葉酸やカルシウムなど
妊娠中に必要な栄養分が豊富に含まれています。

サプリなどで葉酸を補給しつつ、
食べ物や飲み物からも摂取するように心掛けるようにして下さいね。

5.入浴でデトックス

妊娠中でも毎日お風呂に入りますよね。

入浴タイムは、デトックスと
リラックスの時間にしましょう。

肩まで10分浸かり、
体温を上げることも良いですし、
半身浴も効果的です。

立ちくらみなどが起きないよう
入浴時間には気をつけて頂きたいですが
必ず湯船に浸かるようにして下さい。

6.食べたものを書き出す

ダイエット方法としても
食べたものを記録しておくことは
とても大切なことです。

毎日どれくらい食べているか、
一品減らすだけでも
体重の増加を防ぐことができます。

食べ過ぎた日の翌日には
なるべく低カロリーに抑え、
体重の急激な増加を防ぎましょう。

いかがでしたでしょうか。

体重増加を防ぐためには
難しいことは必要ありません。

水分補給や摂取カロリーを知ること
適度な運動などを心掛けるだけで
防ぐことができるのです。

ストレスにならないよう
入浴タイムにアロマを焚くなどして
ご褒美タイムも作るようにして下さいね。