今夜からすぐ実践できる、1歳児の寝かしつけテクニック12個

毎晩、子どもが寝てくれなくて困っているというお母さんは多いです。

子どもが寝てくれない原因は何なのでしょうか。また、どんな対策をすると夜にぐっすりと寝てくれるのでしょうか。

今回は1歳児が寝ない原因や寝かしつけの方法をご紹介いたします。

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1歳児の理想的な睡眠時間は?

そもそも、1歳児にとって理想的な睡眠時間はどの程度なのでしょうか。

睡眠時間は子どもによって異なります。たくさん寝る子もいれば、あまり寝ない子もいるので、理想的な睡眠時間は子どもによって異なります。

しかしながら、一般的に1歳児は一日で12~13時間程度睡眠をとるのが望ましいと考えられています。

この時間には1~2回程度のお昼寝も含まれているため、夜は10時間から12時間程度寝るのが良いといえるでしょう。

20時ごろにベッドに入る場合は6時から8時に起きると理想的な睡眠時間を確保できます。

今夜からすぐ実践できる、1歳児の寝かしつけテクニック12個

1歳児がなかなか寝てくれない理由

理想的な睡眠時間を理解していてもお母さんやお父さんの言うとおりに寝てくれる子どもばかりではありません。

「子どもは寝るものだと思ったのに毎晩寝かしつけるのが難しい」、「子どもが寝ないため、自分も睡眠時間を確保できない」と悩んでいるお母さんやお父さんはたくさんいます。

子どもが夜に寝てくれないのはなぜなのでしょうか。

子どもが寝ない理由として考えられるのは次のようなものです。

緊張状態や興奮状態になっている

大人と同じように子どもも緊張状態や興奮状態になると寝付きにくいです。子どもが緊張状態や興奮状態になる原因として考えられるのは次のようなものです。

・寝る前に怒られた
・嫌なことがあった
・部屋が暗くて不安
・テレビや絵本で怖い場面を見た
・寝る直前にパパが帰ってきた

大人にとっては些細なことでも、子どもにとっては不安になったり、楽しくなったりする要因はたくさんあります。

心がリラックスできていなければ、ベッドに入っても落ち着かず、寝付いてくれないことは多いです。

お昼寝のしすぎ

お昼寝をしすぎると夜は眠くなりません。

1歳児の場合、一日に1~2回、1回につき30分から1時間程度お昼寝をすることが多いです。

赤ちゃんの頃と比べて徐々にお昼寝の回数や時間は減っていきますが、一日に何回も、1回のお昼寝で長時間お昼寝する場合は夜に眠くならず、寝てくれないことがあります。

おなかがすいている

ご飯の時間が早かったり、ご飯の量が少なかったりすると夜におなかが減ってしまいます。

おなかが減るとベッドに連れて行っても寝てくれない子どもも多いです。

寝室の環境が良くない

部屋が寒かったり、暑かったりすると気持ちよく寝られません。特に夏や冬は寝付けないこともあります。

また、部屋が明るいときやうるさいときも子どもの寝つきは悪いです。照明は消していても隣で大人がテレビを見ていたり、話していたりすると子どもは夜でも寝てくれません。

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1歳児の寝かしつけテクニック

あまりにも子どもが寝てくれなければ、心配になってしまいます。子どもの様子が気になって寝られないため、寝不足になってしまうお母さんやお父さんもいます。

なんとかして子どもを寝かしつけたいときはどのような対策をすると良いのでしょうか。

子どもの寝かしつけテクニックをご紹介いたします。

寝る前は気持ちを落ち着ける

子どもを興奮させたり、不安にさせたりしないために、寝る前は気持ちを落ち着けてあげましょう。寝る2時間前ごろからテレビは控え、激しい遊びもやめておくと子どもの心が落ち着きます。

日中、怖いことがあった場合はおまじないをかけたり、楽しい話をしたりして怖さを取り除いてあげるのも大切です。子どもが夜に不安になることのないようにしてください。

安心できるぬいぐるみやタオルを用意する

子どもは夜に心細いと感じることがあります。いつでもそばに置いておけるぬいぐるみや優しい肌触りのタオルをプレゼントするとリラックスさせられるでしょう。

読み聞かせをする

子どもの気分を落ち着ける方法として読み聞かせも効果的です。お母さんがそばにいることを実感できるので、不安や緊張が取り除かれてぐっすりと寝てくれます。

読み聞かせの絵本はおばけや鬼などが出てこない物語を選ぶことが大切です。怖い話の絵本を読むと逆効果になってしまうので注意をしてください。

物語の最後に主人公が眠る話を選べば感情移入して寝てくれることもありますよ。

家族みんなでベッドに入る

一人でベッドに入ると子どもが不安になってしまいます。寝かしつける時はお母さんやお父さんも一緒にベッドに入り、寝たふりをすると子どもも一緒に寝てくれるでしょう。

今夜からすぐ実践できる、1歳児の寝かしつけテクニック12個

お昼寝の時間を調節する

お昼寝の影響で夜に寝られなくなっている場合は回数や時間を調節すると良いでしょう。

一日1回しかお昼寝をしない子は早い時間にお昼寝をさせると夜にぐっすりと寝てくれます。

お昼はたくさん遊ばせる

子どもはお昼に遊び足りないと、夜になってもなかなか寝てくれません。1歳になると徐々に体を動かせるようになってくるので、お昼はたくさん遊ばせましょう。

ベッドに入る時間を決める

規則正しい睡眠も大切です。毎日寝る時間を決めていると体内時計が整い、自然と眠くなることがあるため、ベッドに入る時間が遅くなったり、早くなったりしないようにしてください。

寝つきが悪い子どもでも毎日同じ時間に寝室に連れて行くと自然に寝てくれるようになるでしょう。

寝る前にやることを決めておく

体内時計を整え、寝ることを意識させるためには寝る前にやることを決めておくことも大切です。

寝る前に歯磨きをしたり、毎日同じ本を読んだりすると子どもの寝つきが良くなるでしょう。

ご飯の時間を調節する

おなかがすいて寝られない場合はご飯の時間を調節しましょう。ご飯の時間を遅くして、おなかをいっぱいにしてあげるとぐっすりと眠ってくれます。

寝室の環境を整える

寝室の環境を整えるのも大切です。暑くも寒くもない室温になるようにエアコンを調節し、健やかな環境作りをしてあげましょう。

目安としては冬は18~22度、夏は25~28度に室温を調節すると寝つきが良くなります。

テレビの光や雑音も睡眠を妨げるので、子どもが寝るときは部屋を暗くして静かに過ごしてくださいね。

音楽をかける

静かな環境でぐっすりと寝られる子どもがいる一方で、音楽をかけた方が寝つきが良くなる子どももいます。

子どもがあまり寝てくれない場合はクラシックミュージックやオルゴール音などをBGMとしてかけてみるのも良いでしょう。

抱っこをして歩き回る

お母さんと一緒に移動している間は静かになるという子どもはたくさんいます。

お母さんに抱っこされていると安心感も生まれるため、どうしても寝てくれないときは抱っこをして部屋を歩き回るのもおすすめです。

中々寝てくれなかった子どももお母さんが抱っこして部屋を歩き回るとすぐに寝てくれる場合もありますよ。

今夜からすぐ実践できる、1歳児の寝かしつけテクニック12個

いろいろな方法を試してみよう!

子どもが寝てくれない理由はさまざまです。理由によって対処法もことなるため、いろんな方法を試して、子どもを寝かしつけましょう。

子どもがぐっすりと寝てくれると自由な時間ができるので、お母さんやお父さんの負担も軽減されますよ。