妊娠症状と生理前症状のちがい

妊娠初期の症状が全くない人もいるし、
生理前に何の体調の変化もない人もいる。

だから妊娠初期と生理前の違いを
自分で判断することは難しいものです。

でも、妊娠に気がつかないくらいの
超妊娠初期は、流産の危険も高く、
また胎児の成長にも大きく影響します。

妊娠とは思わなかったから
運動もしていたし、お酒も飲んでいた。

そんな話を聞くこともあります。

無事に生まれたからこそ言えることですが、
何かあってからでは大変です。

生理前と妊娠の初期症状の違いを
見分けるポイントをご紹介いたします。

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妊娠症状と生理前症状

妊娠の初期症状と
生理前に起こりがちな症状は
似通っていることが沢山あります。

共通することをあげてみましょう。

・乳房が張って痛い
・体温が高い
・お腹が張る
・腰が重くなる
・便秘する
・眠気が続く
・倦怠感がある

生理前と妊娠初期に共通することです。

生理前には必ずこのような症状が
起こる人もいれば、その時によって
症状にムラがある人もいます。

妊娠を希望しているべビ待ち中の女性は、

「 あれ?妊娠したかも 」

と期待していると
生理が始まってガッカリすることも
度々あることなのです。

とくにPMS(月経前症候群)という
生理前に心や身体に起こる変化が
強く出るような人は、

妊娠の初期症状と
かなり似通っているので、

基礎体温をつけて、生理の周期を
管理しておくと判別しやすくなります。

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決定的な違い

妊娠初期の症状と、生理前の症状の
決定的な違いを探してみると

食べ物に関する好みやニオイに
急に敏感になることがあげられます。

ただ、PMSが強く出る人は
生理前にもニオイに敏感になり

つわりみたいな吐き気が出ることもあるので
普段の生理前の症状が軽い場合のことです。

お腹の張りや痛みの違いは
人によって差が大きいため、

決定的な違いと言えるものは
基礎体温の温度の変化です。

排卵日から14日後くらいで
体温が下がれば妊娠ではなく、

16日以上体温が高い状態が
継続していれば妊娠の可能性があります。

妊娠検査薬で検査しても良いタイミングは
生理予定日以降なので、

妊娠の可能性がある方は、
少しこの時期の体調にも
注意を払うようにするのが安心でしょう。

基礎体温というのは、妊娠を望む女性が
習慣とするものというイメージがあります。

でも、必ずしもそうではありません。
基礎体温は女性の身体の変化を
観察するのに大切なものなので、

妊娠を望むことにこだわらず、
毎日の習慣にできるのが理想です。

参考動画