不妊に漢方をオススメするワケ!実は漢方ってすごかった

本格的な不妊治療も大事かもしれませんが、
結構身体にも負担がかかりますし、
仕事をされている方は
治療の為に仕事だって休みづらいし、
費用だって結構かかります。

病院で検査しても異常が見当たらない方、
もしかしたら冷え性や体質を改善したら
妊娠に繋がることもあります。

東洋医学で使われる漢方は、
冷えや体質を徐々に
改善していくことが出来ます。

漢方はお試しになりましたか?

妊活中の方にお勧めの漢方をご紹介します!

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不妊と漢方

(1)西洋医学と東洋医学の違い

医学には、西洋医学と東洋医学があります。

西洋医学は普段私達が受けている医療で、
病気になれば、その根源を徹底的に検査して
薬を用いて病原を攻撃したり、
もしくは手術などで病巣を切除するという
考えの医学です。

東洋医学は東洋起源の伝統医学をいい、
漢方、鍼灸、按摩、養生法
(薬膳、薬草茶など)などで、

人体の機能を高めたり、
身体のバランスを整えたりしていきます。

西洋医学は悪い所をピンポイントで
診たり治療する、

東洋医学は人間を診て
体質改善をしていくという、

全く異なった考え方になります。

(2)一般的な不妊治療は西洋医学

不妊?と思った時に検査をします。

また、何か原因が見つかったりすれば
それに合わせた治療をしていきます。

子宮や卵巣に問題がある、
精子の数が少ない、人工授精など、
これらは西洋医学の検査や
治療法になります。

(3)原因が分からないこともある

病院で検査をしたがどこも異常がない、
妊娠しやすいタイミングも狙ったのに
妊娠しないこともあります。

ストレスが原因だったり、
食生活や睡眠不足、
疲れが取れない、冷え性が原因などで
妊娠しづらいこともあります。

(4)東洋医学の漢方がなぜ不妊に効果的なのか

漢方には、
身体の免疫力や自然治癒力を高め、
本来の人間としての生きる力を蘇らせ、

心身ともに健康になりながら
妊娠しやすい体質を作っていくのです。

身体の負担も少なく、
体質も変えられる所も魅力ですよね。

不妊に漢方をオススメするワケ!実は漢方ってすごかった

 

おすすめの漢方

妊娠しやすい体質に変えていく、
妊活にお勧めの漢方をご紹介します。

1.婦宝当帰膠(フホウトウキコウ)

(1)効果

更年期障害、腰痛、腹痛、めまい
頭痛、貧血、肩こり、耳鳴り、のぼせ、
生理痛、生理不順、冷え性などの
改善に良いです。

(2)お勧めポイント

無排卵の方が排卵するようになった、
肌がキレイになった、血行が良くなった、
基礎体温がバラバラだったのが
規則正しくなってきた、
しばらくきていなかった生理がきたなどの
嬉しい声もあります。

2.当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

(1)効果

冷え性、身体の疲れ、貧血、不妊症、
生理不順、生理痛、生理前後の不快症状、
むくみ、頭痛、めまい、肩こり、
更年期障害、膀胱炎などの改善に良いです。

(2)お勧めポイント

色白、痩せ型、体力があまりない人に
身体を温め、
血液や水分の循環を良くし、
疲れやすさが改善され、
不妊症にもこれを飲んで
妊娠したという方も多いです。

3.十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)

(1)効果

貧血、疲労倦怠感、体力が出ない、
手足の冷え、生理不順、無月経などの
改善に良いです。

(2)お勧めポイント

妊娠力をつけると評判の漢方です。

4.温経湯(ウンケイトウ)

(1)効果

足腰の冷え、冷えのぼせ、しもやけ、
生理不順、生理痛、肌荒れ、
指掌角皮症(主婦湿疹)などの
改善に良いです。

(2)お勧めポイント

冷え性で体力がない、
皮膚や唇が荒れやすい人にお勧めで、
基礎体温が安定し
妊娠しやすくなります。

5.牛車腎気丸(ギュウシャジンキガン)

(1)効果

疲れやすい、手足が冷えやすい、
腰痛などの
改善に良いです。

(2)お勧めポイント

八味地黄丸に牛膝(イノコズチ)、
車前子(シャゼンシ)を加えた漢方です。

6.加味逍遥散(カミショウヨウサン)

(1)効果

肩こり、イライラ、更年期障害、生理不順、
生理痛、冷え性、不眠症、頭痛、のぼせ、
めまい、動悸、身体の痒み、疲れなどの
改善に良いです。

(2)お勧めポイント

イライラなどの
メンタルの改善効果があります。

また、ホルモンや自律神経の異常で起こる
頭痛、のぼせ、めまい、動悸、不眠、
身体の痒み、疲れなどに効果的です。

7.桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

(1)効果

生理不順、生理痛、頭痛、めまい、のぼせ、
肩こり、冷え性、子宮内膜症、子宮筋腫、
ニキビ、シミ、しもやけ、打ち身、痔、
肝臓病、更年期障害、歯茎の腫れ、赤ら顔、
唇や舌が赤黒い、歯茎が赤紫っぽいなどの
改善に良いです。

(2)お勧めポイント

滞っている血液である「オ血」の
巡りを良くしてくれます。

8.補中益気湯(ホチュウエッキトウ)

(1)効果

滋養強壮、水分循環を良くする、貧血、
のどの痛み、痔、胃腸の働きを活発にする、
疲れ、精子の数や運動率などの
改善に良いです。

(2)お勧めポイント

男性の不妊治療にも用いられます。

性ステロイド代謝系に強く作用するので、
精子の数や運動率を上げる効果があります。

9.芎帰調血飲第一加減( キュウキチョウケツインダイイチカゲン )

(1)効果

血の道症、生理不順、産後の衰弱、貧血、
痔、自律神経失調症、骨盤内鬱血症候群、
乳汁分泌不足などの改善に良いです。

(2)お勧めポイント

気血水の流れを良くし、
婦人科疾患に広く使われ、
この漢方薬にしてから
妊娠された方が多いです。

10.六味丸(ロクミガン)

(1)効果

手や足の裏がほてる、乾燥して痒い、
腰痛、耳鳴り、喉や舌が乾く、
足腰・泌尿生殖器などの衰え、寝汗などの
改善に良いです。

(2)お勧めポイント

六味丸や八味丸には腎に力をつけるので、
不妊症の対処法として使われます。

11.八味地黄丸(ハチミジオウガン)

(1)効果

足腰・泌尿生殖器などの衰え、体力低下、
冷え、生理不順、生理の出血が少ない、
顔色が悪い、おりものが多い、腰痛、
お腹と手足の冷え、疲れやすい、頻尿などの
改善に良いです。

(2)お勧めポイント

六味丸同様、
腎に力をつけるので
不妊症の対処法として使われます。

高齢の方に出されることが多く、
卵巣のアンチエイジング効果もあり、
妊娠できなかった人に
即効性があり、
多くの人が妊娠に至った漢方です。

また、尿漏れや残尿感のお薬
「ハルンケア(大鵬薬品)」にも
含まれている漢方です。

12.杞菊地黄丸(コギクジオウガン)

(1)効果

疲れやすい、尿量減少もしくは多尿、頻尿、
排尿困難、むくみ、のぼせ、めまい、頭重、
手足のほてり、口の渇き、かすみ目、
疲れ目などの改善に良いです。

(2)お勧めポイント

婦宝当帰膠と杞菊地黄丸を組み合わせることで、
質の高い卵子と内膜をつくる効果があります。

13.紫河車(シカシャ)

(1)効果

強壮作用、不妊症、無月経などの
改善に良いです。

(2)お勧めポイント

胎盤(プラセンタ)由来のもので、
女性生殖器、卵巣、乳腺の発育を促します。

14.桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)

(1)効果

肌荒れ、便秘、生理痛、冷え性、不安、
イライラ、ホルモンバランスの乱れなどの
改善に良いです。

(2)お勧めポイント

比較的体力があって肥満体質、
冷えよりものぼせ傾向があって
便秘がちな方に向く漢方です。

桂枝茯苓丸より、
便秘やオ血がより強い場合に飲むと良い漢方です。

15.田七人参(デンシチニンジン)

(1)効果

免疫力アップ、疲労、精力増強、
血液の滞り、子宮内膜異常、
子宮内膜症などの改善に良いです。

(2)お勧めポイント

血液の中の酸素の代謝を良くし、
血液の流れを良くしてくれます。

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漢方ってどこで買えばいい?

たくさんの妊活中に
お勧めの漢方をご紹介しました。

こんなにたくさんの漢方の中から
どんなものを選んだらいいのか、
分からないかと思います。

薬局にも売っていますが、
独断で決めたり組み合わせたりしないで、
カウンセリングをした上で、
漢方薬を処方してくれる所で
購入しましょう。

その際には、普段の生活、食事、睡眠、症状、体質などの
ヒアリングをしてもらい、それに合った漢方を
処方してもらいましょう。

不妊に漢方をオススメするワケ!実は漢方ってすごかった

 

漢方薬のメリット・デメリット

(1)メリット

身体の不調となる根本の原因を
取り除いて改善していくことで、
病気が発症しにくい身体になります。

西洋医学の薬に比べると副作用が少ないです。

(2)デメリット

西洋医学の薬のように即効性はありません。

効果が現れるまで、
最低3か月は飲み続ける必要があります。

不妊に漢方をオススメするワケ!実は漢方ってすごかった

 

漢方を飲む際の注意点

(1)副作用がないわけではない

人によっては、アレルギーが出たり
湿疹や下痢の症状が出ることもあります。

(2)独断で購入しない

ネットでも漢方は購入出来るのですが、
飲み合わせや服用の仕方を間違えると、
身体に悪影響が出たり
効果が薄かったりします。

必ず、医師や専門の方に相談した上で
処方してもらいましょう。不妊に漢方をオススメするワケ!実は漢方ってすごかった

 

どのくらいで効果が出るのか

即効性はありませんが、
最低でも3か月は飲んでみると
効果が実感しやすくなります。

病院で不妊治療を何年もしても
妊娠しなかった人が、漢方に切り替えて
数か月で妊娠した方もいます。

病院での治療と併用しながら
漢方を飲んでいる方もいます。

たくさんの漢方をご紹介しました。

ご自身に合った漢方をカウンセリングを受けて
処方してもらうことをお勧めします。

 

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