お風呂に入るとギャン泣きする赤ちゃんに、試して欲しい9の方法

赤ちゃんをお風呂に入れるのは一大労働。それなのにお風呂に入るとギャン泣き、となるとお母さんもへとへとです。昨日はご機嫌だったのにどうして?と泣きたくなってしまいます。

赤ちゃんが入浴すると泣くのには、一体どんな理由があるのでしょうか。また赤ちゃんとのバスタイムが楽しいものになるための工夫についてご紹介します。

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お風呂で泣かれるケースは少なくない

赤ちゃんは生まれる前には羊水に浸かっていたので、水に対してそれほど抵抗を感じることはありません。しかし裸にされたり、また何もない状態で仰向けにされるなど、それまで包まれていた状態から開放されることに恐怖を感じてしまうことがあります。

さらにそれ以外にもいくつか原因が考えられます。お風呂で赤ちゃんが泣くことは、なんらかの理由があってのことなので「うちの子はお風呂が嫌いなのかしら」と落ち込むことはありません。

それまではお風呂で泣かなかったのに、急に泣き出すようになってしまったという赤ちゃんもいます。これは、今まで不安や恐怖を感じなかったことに対し、不安や恐怖を覚えるようになったという一つの成長の証でもあります。そういったときには無理をせず、早めに入浴を済ませるなどして対応しましょう。

お風呂に入るとギャン泣きする赤ちゃんに、試して欲しい9の方法

赤ちゃんがお風呂で泣く理由

赤ちゃんがお風呂で泣く理由については、いくつか考えられます。

○服を脱がされることに不安を感じる
○浴室が寒い、または暑い
○シャワーや湯船のお湯が熱い、もしくはシャワーの勢いが強い
○石けんのぬるぬるが嫌
○体調が悪い、眠い
○お腹が空いている
○支えてくれる手が冷たい、不安定でぐらついている
○石けんやお湯が目に入ったとき
○機嫌が悪い

大人はお風呂に入ると気持ちがいい、体がきれいになるということを知っています。しかし赤ちゃんはその気持ちよさを知りませんし、むしろ裸にされることで不安がつのります。

特にまだよく目が見えない状態のときには、何をされるのか分からず泣き出してしまいます。さらに大人には快適な温度であっても、赤ちゃんには寒すぎたり暑すぎることもあります。赤ちゃんは温度に敏感なので、室温もですが、お湯の温度などにも注意を払う必要があります。ただしこういった不安も、成長することや毎日お風呂に入ることで解消されていきます。まずは一つずつ原因を取り除いてあげるようにしましょう。

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泣くのを回避する方法

お風呂に入れるときには、以下の対策を立てて、ギャン泣きさせないようにしましょう。

授乳後30分以上おいてから入浴するようにする

赤ちゃんは、お腹が空いているときや眠いときには不機嫌になりがちです。そのタイミングでお風呂に入れると、泣き出してしまうだけでなく何度も続けばお風呂嫌いになってしまいます。また、授乳後すぐの入浴は消化によくありません。授乳後時間をおいて、機嫌良く過ごしているタイミングでお風呂に入りましょう。

入浴する時間を毎日同じ時間帯にするようにすれば、生活のリズムも整います。

浴室の温度、湯船のお湯の温度を確認する

赤ちゃんは温度に敏感です。体の温度調節も上手くできないので、事前に浴室の温度と湯船のお湯の温度を測り、快適に保つようにしましょう。

お風呂のお湯は38度から40度がおすすめですが、表面だけが熱くなっていることもあります。自動調整しているお風呂でも、しっかり混ぜて温度を測るようにしましょう。

沐浴布を使う

赤ちゃんは急に裸にされることで、不安になって泣き出すことがあります。お風呂に慣れるまでは、沐浴布を体にかけ、湯船に入るときにもそのままにしましょう。

お湯につけるときは足から、声をかけてあげながら入る

湯船のお湯の温度変化に、赤ちゃんがびっくりしますので、足からゆっくりつけましょう。赤ちゃんが不安にならないように、声がけをしてあげることで不安が解消されます。
お母さんやお父さんがリラックスすることで、赤ちゃんにもお風呂が怖くないところであることが伝わります。
慣れないうちはぎこちなくなりがちですが、しっかりと赤ちゃんの体を支えてあげましょう。

お風呂上がりには水分補給を

大人よりも赤ちゃんは汗が出やすいため、お風呂から出たら素早く水気を拭いて、水分補給するようにしましょう。
こうすることで、赤ちゃんも落ち着いて眠りやすくなります。

お風呂に入るとギャン泣きする赤ちゃんに、試して欲しい9の方法

赤ちゃんとのバスタイムが楽になる事前準備のススメ

お風呂で赤ちゃんに泣かれると、お母さんもお父さんも疲れてしまいますよね。
泣かれてもすぐにお風呂を済ませることができるように、お風呂上がりの準備は先に済ませておきましょう。

○おむつ、着替えは出して並べておく
○スキンケア用品や綿棒の用意
○布団を広げておく、床にバスタオルを広げておく

お風呂におもちゃを事前に用意しておいて、泣き出したら見せるのも一つの方法です。
お風呂にシールを貼るなど、赤ちゃんの興味をひく工夫もしてみましょう。
赤ちゃんはどうやっても泣くもの、と割り切り、お風呂で泣き出したらその日はあきらめることも必要です。
赤ちゃんとのお風呂が楽しい時間となるよう、ゆったりかまえてお風呂タイムを過ごすようにしたいですね。