赤ちゃんの機嫌も雨模様。雨の日のぐずりが酷い理由と予防策5つ

お天気が悪いともやもやした気分になるのは大人だけではありません。赤ちゃんだって、雨の日はご機嫌ななめでぐずぐずになってしまうことが多いんです。おなかもいっぱいでおむつも取り替えたばかりなのに、ぐずぐずして困った経験があるママさんもいるのではないでしょうか?もしかしたらお天気のせいだったかもしれませんね。

でもどうして雨の日はぐずぐずしてしまうんでしょうか。そこで今回は、雨の日に赤ちゃんのぐずりがパワーアップしてしまう理由やその対策をご紹介しましょう。

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機嫌が天候に左右される赤ちゃんも多い

赤ちゃんの機嫌が悪いときに天気が悪いことが多いな、と思うことはないでしょうか?

天気によって赤ちゃんの機嫌が左右されるということはよくあることで、特に雨が降ると、いつもよりぐずり方がひどくなってしまう赤ちゃんが多いようです。現に天気が悪い日の赤ちゃんのぐずりに悩まされているママさんが多くいます。

どうして機嫌が天候に左右されるのかをママさんがしっかりくみ取ってあげることで、赤ちゃんに対してイライラせずに接することができるようになるのではないでしょうか。

赤ちゃんの機嫌も雨模様。雨の日のぐずりが酷い理由と予防策5つ

雨の日のぐずりが酷い理由

気圧の影響

お天気が良い日と悪い日で違うのは気圧です。お天気が悪い日は低気圧になりますが、低気圧になると大人でも頭が痛くなるなどの不調を感じることがあったり、昔の古傷がうずいたりすることがありますね。

この低気圧が赤ちゃんにも影響を与えるのです。

低気圧は自律神経に大きく影響しますので、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできなくなります。つまりはリラックスできない状態になってしまうのです。

大人と違って赤ちゃんの場合は、自律神経や体の調整機能も未熟な状態ですので、この状態が続くことによって機嫌が悪くなってしまうのです。

頭が痛くなっている

雨が降りそうなときや雨が降ると頭痛がするという大人は結構多いですが、赤ちゃんも頭痛が起こっていることが考えられるのです。大人のように頭が痛いと訴えることはできません。

雨の日に頭痛がするのは、気圧によって血管が収縮するためです。赤ちゃんは頭蓋骨が成長過程にあり未熟なため、大人以上に頭痛を感じていることが考えられますね。

湿度が高い

雨が降ると部屋の中の湿度も上がります。湿度が高くなるとじめじめして空気も重くなり、ストレスを感じてしまうようです。

外に出られないストレス

赤ちゃんや小さな子供はお外遊びが大好きです。雨が降っていると必然的に積み木や絵本などの室内遊びになってしまい、外に出られないストレスから酷くぐずりだします。

またママさんが雨の日に頭痛がしたり体調が悪くなると、その不調を赤ちゃんが感じ取り、ひどくぐずってしまうこともあります。ママが上手に気分転換できるような工夫をしてみてはいかがでしょうか。

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雨の日のぐずりの予防策

それでは赤ちゃんのぐずりの予防策をご紹介していきます。

散歩に行く

雨がひどくなければレインコートを着せたり、ベビーカーに雨除けのシートを取り付けてお散歩に出かけてみましょう。ママさんは少し面倒ですが、家の近くを少し歩くだけでもぐずりの予防効果があります。

除湿器を利用する

雨の日の湿気は気分を重たくさせますし、室内のカビ発生の原因になります。赤ちゃんが過ごす部屋の湿度は除湿器を使って下げ、赤ちゃんのストレスを軽減させてあげましょう。エアコンの除湿機能を使っても良いですね。

こまめにシャワー&着替え

湿気が高い雨の日は、汗もかきやすく、体がべったりしやすいので、季節によってはこまめにシャワーを浴びさせたり、着替えをさせたりして不快感を解消してあげてください。

アロマを使う

アロマによっては赤ちゃんにも使えるものも販売されています。リラックス効果のあるものがよいでしょう。赤ちゃんにも使用できるのは、ラベンダー、カモミール、ローマンくらいです。ただし、アロマは生後6か月以降にごく少量を使うようにしましょう。

ベランダに出る

雨の程度によってはベビーカーや抱っこひもで外に出られないことも。そんなときにはベランダに出て外の空気を吸うだけでも気分がスッキリするでしょう。

赤ちゃんの機嫌も雨模様。雨の日のぐずりが酷い理由と予防策5つ

赤ちゃんと雨でも楽しめる遊び

雨の日は赤ちゃんと室内で楽しめる遊びをしましょう。

おすすめはボックスティッシュを使ったティッシュを引っ張り出す遊びです。なぜか赤ちゃんはこの遊びが大好き。ストレスがたまる雨の日は思いっきりやらせてあげましょう。

夢中になってティッシュを引っ張り出して遊ぶからといって、目を離すのは危険です。口に入れてしまうと大変なことになりますから、そばでしっかり見てあげましょう。

遊んで引き出してしまったティッシュは、捨ててしまうともったいないないので、もう一度箱に直し、赤ちゃんのティッシュ遊び専用にしてしまいましょう。

また子供が大好きな音楽を聞きながら体を動かすリトミックもおすすめです。室内ですが体を動かすので、赤ちゃんのストレス発散にもピッタリです。