むわっと漂う排水溝の臭いを、スッキリ消臭させる掃除法

キッチンにはいろんな臭いが漂っています。中でも、一番鼻をつまみたくなるほどむわっと漂ってくるのが排水溝の臭いです。なんともいえない、生ごみのような、何かわからないものがいろいろ混ざったような、言葉で言い表せないほどのキツイ臭いです。いろんな方法をとってはみるものの、スッキリ解消というわけにはいかなくて悩んでいらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。あの臭いの中でお料理をするのは、抵抗があるのではないでしょうか。

あの何とも言えない排水溝の臭いの原因が一体なんなのか、その臭いを消臭する方法をご紹介いたします。また、臭いを予防する方法なども併せてご紹介いたします。

排水溝の臭いの原因

排水溝の臭いはキッチンだけでなく、洗濯機の下や、洗面所、お風呂場など、水周りのあらゆるところに存在します。中でも、キッチンは、食べ物のカスなどが、排水溝の蓋やパイプ部分に残り、そこに雑菌が繁殖していくことで、異臭を発生させてしまいます。

蓋やパイプ部分を掃除してスッキリさせたつもりなのに、なんだかまだ臭いが残っている。そういう場合に考えられるもう一つの臭いの原因は、下水です。この場合は、自分では対応できないので、業者さんに来てもらい、臭いがどこからやってきているのかを確認してもらうことが必要になってきます。

下水の臭いがいつまでもある時は、排水ホースがどこかで破損している可能性が非常に高くなります。排水溝の蓋やパイプなどをいろいろ掃除をしてみても、どうしても臭いが漂ってくる場合は、なるべく早く専門業者さんにみてもらうようにしてください。

臭いを消臭する方法

排水溝から漂ってくるあの臭いを消臭する方法をいくつかご紹介いたします。

＜重曹と酢＞

１．排水溝にゴミがたまっていたら、すべてきれいに取り除いてください。生ゴミを素手で触るのはよくないので、ゴム手袋の上からビニールの使い捨て手袋を着けると手袋ごとゴミをすてることができて便利です。

２．排水溝の蓋とパイプ部分に、重曹をかけていきます。全体的に、排水溝の蓋にもパイプにも多めにかけておいてください。

３．「２」の上にかけるようにして、少し温かくした酢をかけていきます。

４．温かくした酢と重曹が合わさると泡が発生します。この状態で１５分程度放置してください。

５．お湯で流してください。

かけるだけで直接手を触れることがないので、とても簡単なです。、酢と重曹さえ手元にあればさっそく今日から始めることができるほど簡単な消臭方法です。放置した後に、使い捨て歯ブラシなどでこするのも良いでしょう。注意していただきたいのは酢の量と放置時間です。目安ですが、振りかけた重曹の半分程度の酢をかけるようにしてください。また、放置時間が長すぎると、排水溝を傷めてしまうかもしれませんので気をつけてください。

＜重曹とクエン酸＞

先ほどの酢を使って行ったのとまったく同じ方法になります。酢をクエン酸に置き換えるだけです。この場合、重曹は２００ccに対して、クエン酸が小さじ１杯の割合で排水溝の蓋などにかけてください。放置時間は先ほどと同じ１５分程度でＯＫです。汚れが浮きあがってきたらブラシなどでこすって、あとはお湯で流して完成です。

クエン酸はドラッグストアやホームセンターで手軽に購入することができます。高いものでもなく、いろんな所のお掃除に活用できるので、一袋購入しておことをおすすめします。