我が子の成長に伴って、たくさんの経験をさせてあげたいと思う親御さんが多いでしょう。今の時代はたくさんの玩具が売られていますから、どんな物を我が子に与えようか悩むこともありますよね。
特に、ほとんどの人が小さな頃練習して乗れるようになった自転車は、我が子にも経験させたい!と考えている人が多いようです。
しかし、自転車はいつ頃から始めたらいいのか、どんな自転車がいいのか、迷うこともあります。そこで、自転車デビューに関わる知識を詳しくご紹介いたします。
子供の自転車デビューはいつがいい?
親としては悩む自転車デビューの時期。実は、いつからというのは個人差が大きいのです。まずは、子ども本人が「自転車に乗ってみたい!」と強く思わなければ、自転車を買い与えてもなかなか乗らないでしょう。
自転車に興味を持つ頃には、会話もある程度スムーズにできるようになっていることが多く、子どもの意思を聞いてからのデビューでも遅くはないです。
ただ、自転車の大きさや難易度を考えると早くて3歳過ぎ、5歳ころまでにはデビューしておくとスムーズに乗れるようになることが多いです。あまりに早すぎてもバランスがとれず転倒したり、すぐに飽きてしまいます。また、デビューが遅いと周りの子が乗れるのに自分はできないと悲観的になってしまうこともあります。
どんな自転車を選ぶべき?
自転車には、様々なサイズ・デザイン・機能があります。ここ近年では子ども用自転車の種類が増え、選ぶ楽しみも味わえます。
サイズ別の選び方
タイヤのサイズでおおよその適正身長や年齢が分けられています。
・14インチ 2~3歳 身長80~100
・16インチ 3~5歳 身長90~110
・18インチ 4~6歳 身長98~120
・20インチ 5~9歳 身長110~140
もちろんこれらの数値は目安です。バランスの取りやすさなど、体の大きさや年齢で乗りやすい自転車のサイズが異なります。子どもに合ったものを選ぶことで、スムーズな自転車デビューに繋がります。
デザイン
今はたくさんのデザインの自転車が売られています。自転車デビューは、子ども本人が自転車を気にいることで、意欲が高まることもあります。好きなキャラクターや色を選ばせてあげるのもいいですね。
様々な機能
最近では、ペダルを後付けできる自転車が多く出ています。足で地面を蹴ってバランスを取りながら乗ることに慣れ、後からペダルを付けるとスムーズに乗ることができるというものです。
他にも、補助輪付きのものや、ボタンを押すと音楽が流れるものもありますし、切り替えがついているものもあります。子どもの様子を見ながら、合ったものを選んであげるといいでしょう。
練習のさせ方
自転車は、子どもはもちろん大人も根気がいります。コツを掴むまで、たくさん励ましながら一緒に頑張りましょう。
大人と一緒に楽しむ
まずは、後ろから大人が支えて自分でこぐと進む楽しさを感じてもらいます。自転車に初めて乗るときは、恐怖心もあることが多いので、安全だということを伝えていきましょう。慣れてくると、自分だけで乗りたいという気持ちが芽生えていきます。
必ずヘルメットを着けよう
子どもは思いがけないところで転倒してしまうことが多いです。頭を強く打つこともありますから、自転車デビューの時には自転車と一緒にヘルメットも用意するようにしてください。
広いところで練習する
できればアスファルトで車が来ない場所が理想です。もしそういった場所がない場合は、路面が土の場所でも可能です。安全なところで行い、必ず大人が常に目を離さず練習しましょう。
楽しい気持ちを知ってもらう
自転車は、子どもが楽しいと思わなければ次に繋がりません。楽しい!もっと乗りたい!と思っているところで切り上げて、また次の機会を待ちます。子どもが遊びきったと思うまで自転車に乗ると、次への意欲が冷めてしまうこともあります。