「育児ノイローゼ」間近かも!育児疲れの5つのサインと解消法

なかなか思ったようにいかない育児。自分の時間も持てなくて毎日イライラと過ごしていませんか?育児は子供が赤ちゃんのときだけではなく、自立するまで非常に長期間続くものです。病気やイヤイヤ期、幼稚園や小学校、ママ友との関係などとにかく大変なことが多いので、育児疲れのママさんも多いのです。育児疲れを放置しておくと、育児ノイローゼにつながる可能性もありますから、育児疲れのサインを見逃さずにその都度解消していくのがベストです。今回はそんな育児疲れのサインや解消法についてご紹介します。

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育児疲れのサインは?

とにかく育児中のママは休めません。外で仕事をしているパパにはちゃんとお休みがあるのに、ママにはお休みがありませんし、育児以外にも家事や他の家族のお世話なんかもありますから本当に大変です。

お仕事をしているママはさらに大変ですね。

育児ノイローゼにならないためには、育児疲れのサインを見逃さないようにしましょう。

赤ちゃんの泣き声にイライラする

外で働いているパパやご近所への迷惑を考えると、赤ちゃんが泣く度になんとか泣き止まそうと焦ったり、イライラしてしまうこともあります。

赤ちゃんは日中だけ泣くのではなく、24時間時間に関係なく泣きますから、そんな日々が長期間続くと心身ともに疲れがたまってしまいますね。

人に会いたくない

育児に疲れているときは、誰かと話していても会話に集中できなかったり、相手のちょっとした言動にイライラしてしまったりして、人付き合いが億劫になり、家にこもりがちになります。

ご近所さんやママ友だけではなく、パパとの会話さえも億劫になってしまうことも珍しくありません。

気がつくとぼーっとしている

気がついたら長い時間ぼーっとしていた、というのも育児疲れのサインのひとつです。心身ともに疲れているサインなので、少しでも時間を見つけて横になったりと体を休めることが大切です。

睡眠不足を常に感じる

赤ちゃんの月齢が低いうちは、授乳やおむつ替えなどお世話をする回数が多いので、ママはまとまってゆっくりと眠ることができず、睡眠不足を感じることも多いです。

十分な睡眠がとれないと肉体的な疲れがとれないだけでなく、精神的にも疲れがとれません。

また慢性的な睡眠不足が続くと、やる気や集中力がなくなったり、イライラすることが多くなります。

優しい言葉で涙が出る

パパやママ友など周囲からのちょっとした優しい言葉でぽろっと涙が出てしまったり、子育て番組でのちょっとしたセリフでぽろっと涙が出てしまったりするなら、精神的に気を張りすぎ疲れがたまっている状態です。

「育児ノイローゼ」間近かも!育児疲れの5つのサインと解消法

「育児ノイローゼ」とは

ニュースなどでも頻繁に耳にする育児ノイローゼ。

育児ノイローゼとは育児をしているママに見られるもので、うつ症状が出たり、拒食や過食、わが子が可愛く思えない、最悪の場合は虐待にまで発展することもある症状です。

育児ノイローゼになりやすい時期は生後2~3週間が最も多く、次に多いのが2~3歳頃です。

生後2~3週間後は、ママのホルモンバランスも乱れているうえに、赤ちゃんのお世話で睡眠不足になり、心身ともに疲れがたまっている状態なので爆発してしまうママが多いのです。

2~3歳というのはいわゆるイヤイヤ期で、上手に話せるようになったこともあり、ママをイラつかせることも増えてきます。

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育児疲れは「育児ノイローゼ」に繋がる

このような育児疲れが何の対策もされずに長期間続いてしまうと、育児ノイローゼに繋がってしまいます。

育児疲れを感じている方すべてが該当するわけではなく、なりやすい人となりにくい人がいるのです。

育児疲れから育児ノイローゼになりやすい人の傾向は、

・頼れる人がいない
・人に弱みを見せない
・完璧主義
・ママ友がいない
・育児以外にもストレスを感じることがある

などがあげられます。

真面目で人に頼ることができずに、何でも頑張って完璧にこなしたいという方ほど育児ノイローゼになりやすい傾向にあるようですね。

「育児ノイローゼ」間近かも!育児疲れの5つのサインと解消法

育児疲れ解消法まとめ

育児疲れは育児ノイローゼに発展するまでにしっかりと解消しておくことが大切です。

ひとりの時間を作る

パパや実母、義母などの手を借りて、ひとりの時間を作りましょう。

たとえ30分でもひとりだけの時間を持つことができれば、育児疲れの解消にもなりますし、子供にやさしく接することができるようになります。

パパや実母、義母に預けるのが難しい場合には、託児所の一時預かりやベビーシッターサービスを利用してみるのも方法です。

子供を預けている時間は、家でゆっくりとテレビを見たり雑誌を読んだりしても良いですし、ショッピングや映画鑑賞なども良いですね。床やソファーの上でただゴロゴロ、というだけでも良いのではないでしょうか。

話を聞いてもらう

子供と一緒にいる時間が長いと、なかなか自分の話を誰かに聞いてもらうことは難しいですね。

愚痴や育児の悩みなんかを話せる相手がいれば育児疲れも解消できます。話をするだけでも精神的に楽になるものです。

話し相手はパパでも良いですが、おすすめは育児のプロである保育士さんです。

保育士さんはたくさんの子供だけでなく、たくさんのママとも接してきたプロです。また保育士さんの多くは自身も子育て経験をしていることも多いので、どんな悩みも相談しやいです。

保育園に通っていなくても、地域の子育て支援センターなどに常勤していることが多く、無料で相談できることがほとんどです。

家事を手抜きする

育児の手抜きはなかなか難しいので、家事を手抜きして楽をしましょう。

全てを完璧にこなそうとすると、心身ともにかなり疲れてしまいます。多少部屋が散らかっていても大した問題ではありませんし、ご飯が店屋物やスーパーのお総菜を出す日を作っても良いでしょう。

育児疲れは程度の差こそあれ、育児をするすべてのママが感じているものです。それを育児ノイローゼに発展させないためには、しっかりと解消することが大切です。

生活スタイルに合わせて自分にぴったりの解消法を実行してみてくださいね。