妊婦だって温泉に入りたい!入浴時の注意事項

よく妊娠中は温泉に入らない方がいいとか、
入ってはいけないと聞くことがあります。

本当のところはどうなんでしょうか?

妊娠中でも温泉に入れるなら、入りたいですよね!

リラックスの時間だってお母さんやお腹の赤ちゃんにも
大事なことなんです!

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リラックスってとっても大事!

妊娠中は普段の時とはまた違う
ストレスがかかりやすくなります。

つわり、寝不足、体重増加、
出産時の恐怖、これから始まる育児、
制限のある生活、思う通りに動けない身体、
実親や義理親とのやりとり、
専業主婦なら家にこもりっ放しな生活など。

慢性的なストレスがあると、
ストレスで血管が収縮され、
アドレナリンというホルモンが増えて、
赤ちゃんに栄養が行き渡りづらく
なってしまいます。

また、普段と違って
ホルモンの関係でストレスも感じやすく、
情緒不安定になったり、
感情的にもなりやすくなります。

適度な温度や時間を守って
温泉に入ることで、リラックス効果が高まり、

ママもリラックスして気分転換になり、
赤ちゃんにも良い影響が出ます。

妊婦だって温泉に入りたい!入浴時の注意事項

 

今までNGとされていた理由

1982年に環境省が
「温泉施設に関する注意書きと効能」に
「妊娠中の温泉への入浴を避けるべき」と
定めていた時がありました。

これは、妊娠中は皮膚が敏感になること、
滑って転ぶ危険性、のぼせなどが
懸念されていたのかもしれません。

実際には、温泉に入ることが悪影響になる
医学的根拠がないことから、
2014年に環境省が見直しをしました。

のぼせと転倒に気を付けて入ることが
大事なんですね。

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妊婦にお勧めの温泉

1.単純温泉がお勧め

硫黄成分、ラジウム温泉、
濃い食塩温泉は

妊娠中の肌が過敏になっている時は、
避けた方が無難です。

熱くなくぬるめの温泉で、
単純温泉がお勧めです。

2.妊婦にもお勧めの温泉宿も

最近ではマタニティプランなど、
妊婦にもお勧めの温泉宿もあります。

細かい配慮がされている温泉宿もあります。

3.心配なら貸し切り温泉に

人も多くて広い温泉に一人で入るのは心配・・・

それなら、少し値は張りますが、
出産前の最後の贅沢に
露天風呂付客室にするのもいいですね。

もしくは、時間で貸し切り風呂にしてくれる
温泉宿もあります。

妊娠中は貧血を起こしやすかったり、
のぼせや転倒が気になりますので、
気になるなら旦那様と入るようにしましょう。

4.大きな温泉宿ではなく比較的小規模のゆったりした温泉宿を

毎日たくさんの人が入る温泉より、
比較的小規模でゆったりした温泉宿のほうが
お湯の質もきれいで安心して入れます。

妊婦だって温泉に入りたい!入浴時の注意事項

 

入浴時の注意事項

温泉に入浴する時の注意事項です。

1.滑らないように!

妊娠中はお腹も大きく
バランスを崩しやすくなります。

うっかり滑って転ばないように、
ゆっくり歩くようにし、
手すりなどを利用しましょう。

2.のぼせないようにしましょう

妊娠中は貧血になりやすくなります。

また、のぼせやすくなるので、
10分以上温泉に浸かるのは避けましょう。

3.熱めのお湯は避けましょう

42℃以上の高温やぬるすぎる温度の
温泉は避けましょう。

4.妊娠初期と臨月は避けましょう

出来れば妊娠中期に行くのが
望ましいでしょう。

5.清潔なお湯に入りましょう

大きな健康ランド、人がたくさん入っている温泉は
衛生面が心配です。

比較的空いている施設や
小規模の施設を利用しましょう。

6.混んでいる時は避けましょう

混んでいると、衛生面も気になります。

また、人にぶつかりやすくなって気を遣います。

空いていてあまり人がいない温泉を狙いましょう。

7.刺激のある泉質は避けましょう

硫黄成分、濃い食塩温泉、
ラジウム温泉などは避けましょう。

妊婦だって温泉に入りたい!入浴時の注意事項

 

行くなら今のうち

妊娠中順調であることが前提ですが、
行くなら妊娠中期くらいが望ましいです。

赤ちゃんが産まれてから育児に突入すると、
温泉に行きたくてもなかなか
行けなくなります。

不特定多数の人が入った温泉に
乳幼児を入れるのも、清潔感の面で心配です。

またいつもと違うお風呂に
驚いて泣いてしまったりすることもあります。

赤ちゃんを預けて見てもらっている間に
温泉に入れるかと思いきや、
赤ちゃんが気になっておちおちゆっくり
入りづらくなります。

ゆっくりのんびり入れるのも今のうちですよ!

行く機会を逃してしまった方は、
産後赤ちゃん連れで入れる温泉もあります。

露天風呂付客室などもありますし、
内風呂のある部屋を選べば、
たくさん他の人が浸かったお湯は避けられます。

また、子供が泣こうが喚こうが
自分達だけで入る分には
周りの目を気にしないで入れますよ!

大浴場になると、オムツが取れていない場合は
入れないこともあります。

お座りが出来ない、まだ歩けないとなると
結構一緒に入るのはまだまだ大変です。

小さなお子さんがいるうちは
大浴場はかなり難易度があります。

客室内に温泉や内風呂があると、
お子さんの受け渡しが出来るので、
お子さんが小さなうちは
自分達だけで入れる温泉が無難です。

決して、産まれてから
入れないわけではないですし、
お子さんと入る温泉も楽しいですよ!

妊娠中に入るなら、転倒やのぼせに気を付けて
ゆっくり楽しみたいですね!

 

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