妊娠初期に出血してしまった!何が原因だったの

はじめの妊娠であれば
自分の身体におこる様々なことに
不安にもなるものです。

そんな妊娠初期にもし出血してしまったら?

妊娠初期の出血は珍しい事ではないですが
どんな原因があるのか知識として
持っておきましょう。

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出血の種類

まずは出血にどのような種類があるのかを
見て行くことにしましょう。

●着床出血

受精した受精卵が子宮内膜に
着床する時に起こる出血です。

受精卵は場所を確保する為に
子宮内膜を溶かして侵入し
その溶かされて破壊された部分からの
出血が「着床出血」といわれるものです。

ただし、量もわずかで出血を感じるのは
妊婦さんの中でもわずか2%程ですので
出血がないから着床失敗ではありません。

ご心配なく。

●絨毛膜下血腫

難しそうな名前ですが、いわゆる
子宮が胎盤から引っ張られ
剥がれそうな状態で起こる出血です。

赤ちゃんの場所を確保する為に
子宮が大きくなるにつれ
起こってきます。

出血の色が鮮血であったり
塊のような状態だと、
切迫流産の可能性もあるので
産婦人科に相談しましょう。

ピンク色や茶色の血液がオリモノに混じる
程度であれば心配いりませんよ。

●月経様出血

妊娠4週目頃に起こる出血です。

ホルモンの影響で
妊娠前と同じ働きをしてしまうせいです。

長くても2〜3日でおさまります。

●子宮膣部のびらん

子宮の入り口がただれることで起こる出血です。

出血も少量で痛みもありませんが
内診で確認してもらうのがいいでしょう。

妊娠初期に出血してしまった!何が原因だったの

 

トラブルによる出血

次に気をつけたい出血についてです。

●切迫流産・早期流産

お母さんにとっては、
一番心配な出血かもしれません。

出血と共に激しい痛みを感じた場合は
すぐに受診しましょう。

●胞状奇胎

胎盤を作り出す絨毛が異常に増殖し
赤ちゃんを吸収してしまう状態です。

茶色いおりものや少量の出血が
長く続き、つわりがひどいのが特徴です。

●異所性妊娠(子宮外妊娠)

これも心配な症状ですが、
子宮ではない所に受精卵が着床してしまう
ことです。

卵管が破裂すると命にもかかわる為、
早期の対処が必須です。

出血と言ってもいろいろな理由がありますね。

本当に大丈夫かなと心配な時は
安静にし、すぐに受診することが
早期の改善に繋がりますよ。