さぁ不妊治療を始めるぞ!まず初めにやることは

結婚もしたし、そろそろ赤ちゃんが欲しい!
となった時、
赤ちゃんって簡単に出来るのかと思ったら、
思っていた以上になかなか妊娠しない・・・

病院に行って不妊治療をすべき??

不妊治療で病院に行く前に
まず一読してみて下さい!

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不妊の定義

妊娠を希望しながら
一定期間妊娠に至らない状態を
「不妊」といいます。

一体どの程度で不妊といわれるのかというと、
日本産科婦人科学会によると、

これまで避妊をしないで妊娠
が成立しない期間を「2年」としていましたが、
「1年」で不妊と定義されました。

女性の晩婚化の影響で、
早期に不妊治療が出来るよう
定義を変更することを理事会で承認されました。

つまり、
避妊なしで夫婦生活を送り、
1年超えても妊娠に至らないと
不妊という定義になります。

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どのくらいの確率で妊娠するの?

日本産科婦人科学会によると、
妊娠を希望して1年で80%、
2年で90%が妊娠すると統計が出ています。

不妊症は決して珍しくなく、
10組の夫婦のうち1組は不妊症ともいわれ、
現在数十万組のカップルが不妊治療を受けています。

さぁ不妊治療を始めるぞ!まず初めにやることは

 

病院に行く前にすべきこと

結婚して1年以上経つのに、
未だに妊娠しない・・・

下記のものは、病院に行った時に
診察の参考になります。

1.基礎体温表を用意する

(1)どこで手に入るのか

基礎体温表は、薬局でも病院でも
売ってたりもらえたり出来ます。

また、サイトから検索して
プリントアウトしても良いでしょう。

(2)基礎体温の測り方

朝、目が覚めたら布団の中で測ります。

起き上がったりしないで、
前夜に枕元に婦人体温計を置いておきます。

毎日同じ時間に測ります。

ある時は早朝、ある時は昼近くに
起きたからなどの様に
測る時間がまばらになるのはダメです。

基礎体温がまばらになって
体温リズムがつかみにくくなります。

通常の体温計は、
36.5℃のように表示がでますが、
基礎体温をつける際に使う婦人体温計は、
36.55℃のように細かく体温が表示されます。

婦人体温計で舌の下部で体温を測ります。

少なくとも2〜3か月続けると
判断がつきやすくなります。

最初は今まで基礎体温を
つける習慣がなかったのもあり、
つけ忘れてしまうこともあるかもしれません。

基礎体温表を病院に行く際に忘れると、
基礎体温がないと診断がつかないので、
また何か月か基礎体温をつけてから
出直しという結果になり兼ねません。

2.生理周期をメモする

過去いつ生理がきたかをメモしていきましょう。

手帳に生理がいつからいつまできたか
印をつける習慣をつけましょう。

いつ生理がきましたか?と医師に聞かれ、
答えられないとこれもまた診断が出来ないと
言われてしまいます。

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不妊の原因にはどんなことが?

病院に行ったらどんなことされるのか
不安ですよね。

でも、調べて検査をしないと先に進めません。

不妊の原因となることは・・・

1.女性側の原因

(1)排卵障害

卵子が卵巣の中で大きくならない、
排卵が出来ていない、卵巣の機能障害などです。

(2)卵管障害

不妊症で一番多いのが卵管障害です。

卵管が狭かったり、炎症や癒着があって
卵子が通れないなどです。

クラミジアや子宮内膜症が原因になって、
卵管障害になることもあります。

(3)頸管障害

精子が子宮に到達しやすいように分泌される
頸管粘液が不足している状態です。

ホルモンバランスの乱れ、
頸管の炎症が原因で起こります。

(4)着床障害

受精しても子宮内に
着床しづらい状態のことです。

子宮の変形、子宮筋腫、
ホルモンバランスの乱れが原因で
起こります。

(5)内分泌ホルモン異常

ホルモンバランスが乱れている状態です。

2.男性にも原因があることも

WHO(世界保健機関)によると、
不妊症の原因の41%が女性側、
24%が男性側、
24%が女性男性共に、
11%が原因不明とのことです。

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病院へ行く

病院で本格的に検査して、
もし異常が見つかったら
治療をする場合・・・

1.どのくらいの期間かかるのか

まず、検査に1〜2か月、
治療に半年〜1年くらいが平均です。

人によって原因が異なるので、
何年もかかる方もいます。

不妊専門クリニックでは、
早く妊娠してもらう為に
早い段階から人工授精や体外受精を
勧めてくることもあります。

2.いつどんなタイミングで行ったらいいのか?

生理が終わった5〜10日目に
行くのが良いでしょう。

生理後であれば、
卵胞の大きさを調べたり、
低温期に行う血液検査、
クラミジア検査、
子宮がん検査などの検査が出来ます。

3.服装は?

内診台にのって診察を受けるので、
脱ぎ着に時間のかかる服装は避けましょう。

どんな検査をするのか

初診の時の検査が次のように行われます。

1.問診

健康状態、最終生理日、生理周期、
生理開始の時期、生理時の状態、
流産の有無、不妊治療歴、
家族の病歴など聞かれることが多いです。

2.視診

体型(痩せ型か肥満型かなど)、
乳房の発育状態、乳汁分泌、性器の奇形、
炎症、外傷などを診ます。

3.内診

超音波検査で子宮や卵巣の状態を診ます。

さぁ不妊治療を始めるぞ!まず初めにやることは

 

これからどんな治療が始まるのか

一般的な不妊治療ってどんな治療?

1がダメだと2、3、4と進みます。

1.タイミング法

排卵日を特定し、
その特定された日に性交を試みる方法です。

2.人工授精

排卵時期を特定し、
予め採取した精子を
子宮内に人工的に入れる方法です。

3.体外受精

卵子を採卵し、精子を採精し、
体外で受精させてから
女性の子宮に人工的に入れる方法です。

4.顕微授精

卵子を採卵し、精子を採精し、
体外で人工的に受精させてから
女性の子宮に人工的に入れる方法です。

顕微授精になるほど費用もかかります。

まず初めて病院に行くなら、
基礎体温をつけて
生理周期もメモして行くようにしましょう。

 

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