「もしかしてこれって妊娠？」と、
感じている方のために妊娠超初期症状をご紹介します。
女性には生理があったりとホルモンバランスの変化によって
体調がいろいろと変化します。
体調がいつもと違うと感じるなら
もしかしたらそれは妊娠超初期症状かもしれませんよ。
妊娠超初期とは
妊娠超初期という言葉は
厳密に言えば医学用語ではありませんが
一般的には使われていますよね。
一般的には、妊娠検査薬で陽性反応が出るまでに感じる
体調の変化のことを指します。
妊娠検査薬で妊娠判定ができるのは
生理予定日を過ぎてからの方が正確です。
ですから妊娠超初期とはそれより前のことを言います。
妊娠超初期の症状
妊娠超初期の症状には個人差があり、全く何の症状も感じない人もいます。
妊娠超初期の症状を気づく人のほうが実は少ないんですよ。
ですから気づいた人は、非常に体の変化に敏感と言えるでしょう。
妊娠を強く望んでいる場合には感じやすい場合が多いですよ。
妊娠超初期の症状はいろいろあります。
中でも多いのが微熱が出る、頭が痛いという症状です。
一見、風邪の症状のようにも感じられ、
勘違いして風邪薬を飲んでしまう人も。
他には、胸が痛い、下腹部の痛みや張りといった症状が出る方もいます。
生理前のこういった症状は、
月経前症状と見分けがつきにくいですね。
他にも不正出血や、眠気、唾液が増える、
おりものの変化、胃がムカムカする、
トイレが近くなる、食べ物の好みの変化、
下痢になるなどがあります。
これ以外の妊娠初期症状を経験したという女性も多くいます。
この症状を感じたからといって必ずしも妊娠超初期の症状とは言えず、
単に風邪だったりすることもあります。
妊娠超初期症状が起こる理由
妊娠超初期は妊娠検査薬で検査しても
きちんとした反応がでないことが多い時期でもあります。
どうして妊娠超初期症状が現れるのか、
それはホルモンの分泌と関係があります。
受精卵が着床すると、
「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」という
ホルモンの分泌が始まります。
その分泌のために妊娠超初期症状という体調の変化が起こるんです。
超初期に気をつけたいこと
妊娠超初期は妊娠0週～3週目のことです。
この期間にお母さんが赤ちゃんのために
気をつけなければならないことは、しっかり栄養をとることです。
この時期にしっかりとっておきたい栄養素は葉酸です。
葉酸が不足すると赤ちゃんの先天性異常が起こるリスクを
下げることができるからです。
葉酸が多く含まれている食べ物は、
ブロッコリーやほうれん草、いちごなどの野菜や果物です。
厚生労働省は、通常の食事以外に
サプリメントなどからの摂取も推奨していますので
サプリも飲み始めましょう。
また体が冷えると子宮にも悪い影響が。
しっかり湯船に浸かったりして体を十分に温めることも大切です。
体を冷やさないように注意しましょう。
妊娠超初期に病気にかかったら
妊娠を望んでいて妊活中の方は、
妊娠超初期に病気をしてしまったらと気になりますよね。
特に冬になると大流行する
インフルエンザは予防接種をしても
絶対にかからないわけではありませんし
高熱も出ますから心配ですね。
基本的にはインフルエンザは予防接種で予防することが一般的ですが、
妊娠超初期の場合は、インフルエンザの予防接種はNGとされています。
妊娠12週以降からは、インフルエンザの予防接種が
できるようになりますよ。
妊娠超初期を含めた妊娠中に
お母さんがインフルエンザに感染しても
赤ちゃんへの影響はないとされています。
インフルエンザウイルスは、
胎盤がしっかりガードしてくれますから
赤ちゃんへ移行する心配はありません。
ただしインフルエンザは
高熱が出ますから体内の環境的には
あまり良いとは言えません。
インフルエンザかな？と思ったらきちんと病院を受診し、
妊娠の可能性があることを伝えましょう。
妊娠中はタミフルやリレンザの服用を
日本では控えるようになっています。
ですから、妊娠の可能性があるなら
薬を処方してもらうことは難しくなります。
お医者さんの指示に従って安静に過ごしましょう。
妊娠超初期に赤ちゃんの様子
全く何の症状も感じない人が多い妊娠超初期ですが、
お腹の中の赤ちゃんはどんな様子なんでしょうか。
妊娠超初期は妊娠0週から数えますが、
実は妊娠0週は正確には妊娠していない状態です。
ですから当然妊娠検査薬を使っても陽性反応はでません。
風邪薬などを飲んでも赤ちゃんには影響はありません。
妊娠1週目もまだ妊娠はしておらず、
そろそろ排卵が起こる時期です。
妊娠2週目になると受精卵が作られて、
着床に至る大切な時期です。
妊娠3週目になると、受精卵が細胞分裂を繰り返しながら
子宮へ流れ着き着床します。
妊娠3週目の赤ちゃんは「胎芽」といい、
まだ人間の形にはなっていません。
大きさは1mmほどとまだまだ小さいです。
この時期になると妊娠検査薬によっては
陽性反応が出ることもあります。
残念ながら、この着床が長期間続かずに
流産してしまう場合もありますから、
妊娠検査薬を使うのはもう少し後の方が良いでしょう。
妊娠超初期症状が出たら
もし生理予定日前に妊娠症状を感じたら
お酒や薬を控えるなどして赤ちゃんが元気に生まれてきてくれるよう
いろいろと気を配っていきましょう。
