家具や家電にホコリを付きにくくするのに、「柔軟剤」が使えます!

 

お部屋の掃除は毎日しているのに、ホコリを寄せ付けなくすることは不可能です。ホコリとは永遠の戦いだと覚悟して、毎日せっせとホコリを拭いている方に、画期的な掃除法をご紹介したいと思います。

画期的な方法と言っても、便利な掃除グッズを購入する必要もないし、わざわざ面倒な下準備は必要ありません。ただ、毎日お洗濯の時に使う柔軟剤があればそれでホコリとの終わりのない戦いにピリオドが打てるのです。

詳しい方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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なぜ柔軟剤が良いの?

最初に、なぜ部屋の掃除をするのに、柔軟剤を使うと良いのか、その理由からご説明します。

柔軟剤は、衣類をふんわりと仕上げてくれるものですが、柔らかくする以外にも、繊維にコーティングをする効果があるのです。

なぜ衣類にコーティングなんてするのか不思議に思うかも知れませんが、化学繊維で作られた衣類がほとんどなので、静電気の発生を防ぐために、静電気防止効果のある成分を含んでいるのです。

乾燥してくると、衣類を脱ぐ時にパチパチとして嫌なものですが、その静電気を防止するために柔軟剤が役立っているわけです。

ホコリは、テレビやパソコンなど、電気製品によく付着します。空気中には無数のホコリが舞っているので、ホコリそのものを取り除くことができれば良いのですが、それは難しいでしょう。

しかし、柔軟剤に入っている静電気防止効果を活用して掃除をすると、ホコリを付着させにくくする効果があるので、掃除をする手間も少しは省けるようになるのです。

静電気でホコリをピタッとくっつけることがなくなると、簡単な拭き掃除でキレイになるので、掃除も楽しくなります。

家具や家電にホコリを付きにくくするのに、「柔軟剤」が使えます!

 

ホコリ対策掃除で使うもの

柔軟剤でホコリ対策の掃除をする時に準備しておきたいものは、柔軟剤と水だけです。

掃除の手順によって、バケツや霧吹き用スプレーがあると便利です。後は掃除用の雑巾があれば他には何も要りません。

ほんとにこれでホコリが付きにくくなるの?と半信半疑になるかも知れませんが、一度試してみてください。お金もかからないし、いつも使う柔軟剤でOKなので、やってみる価値はあります。

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ホコリ対策掃除のやり方

掃除をはじめる前に、バケツに水を入れて、柔軟剤を加えて準備をします。柔軟剤の量の目安は、バケツ1杯の水に対して、5滴~6滴を目安にします。

沢山の量の柔軟剤を入れる必要はありません。ガラスや鏡などのホコリ対策として使用する場合は、あまり量が多いと、柔軟剤の成分が白く残ってしまうので、ほんの数滴にします。

そして、ホコリが多い場所は、ハンディモップなどを使って取っておくといいですよ。ホコリがあまり溜まっていないところは、そのままでも問題はありません。

柔軟剤入りの水の中に雑巾を入れて硬く絞り、家具や家電製品など、ホコリが溜まりやすい場所を拭きます。これだけで終わりです。

家電製品を拭く時は、水分で故障の恐れがあるので、雑巾はしっかり絞ってから拭くようにしてください。

いつでも、気が付いた時にサッと掃除をする時に便利な、柔軟剤スプレーを作っておくのもおすすめです。

200mlに対して、小さじ1杯くらいの柔軟剤を入れておき、ホコリが気になったらサッとスプレーして乾いた布で拭きます。家電製品へは、直接スプレーは使わずに、布にプッシュしてから拭くようにすると便利ですよ。

家具や家電にホコリを付きにくくするのに、「柔軟剤」が使えます!

 

柔軟剤掃除の注意点

掃除をする時に使用する洗剤類は、とても種類が多くて、ストックするのも邪魔になります。できるだけ、種類をまとめられると、収納スペースも有効に使えます。

ただ、何もかも柔軟剤と水で掃除できるわけではありません。いくつか注意しておきたいことがあります。

それは、家具や床など、塗装をしているものは、柔軟剤の成分に反応する成分が含まれているかも知れません。化学反応を起こす成分は、知識がないと普通はわかりませんよね。

とくに白い塗装や、木目を生かした塗装など、風合いを大切にしたい素材の家具の掃除に柔軟剤を用いる時は、目立たないところで確認をするようにしてみましょう。

布製品は、洗濯に使用する柔軟剤なので、問題はありませんが、皮製品も目立たないところでチェックしてからにしましょう。

そして、柔軟剤スプレーは、長く保存すると、カビが繁殖する危険があるので、使い切れないものは処分するか、床掃除などで使い切るようにします。

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ホコリを放置する危険

ホコリは、布製品が多い部屋はすぐに溜まってしまいます。寝室のホコリはとくにホコリがスゴイですね。ホコリは、フワフワとしているので、サッと掃除できるものですが、ホコリに油が絡んだり、湿度が高くなるとホコリの中に細菌が繁殖したりします。

カビの胞子やウイルスも、ホコリの中に潜んでいるので、ホコリを甘く見ていると危険です。ホコリの中にひそんでいる細菌、カビは、呼吸のたびに体内に入り込むことで、アレルギーを引き起こすこともあるのです。

長く続く咳などが、ホコリが原因になっている恐れもあるので、「たかがホコリくらい少し見て見ぬフリしても問題ないでしょう」なんて考えないようにしてくださいね。

家具や家電にホコリを付きにくくするのに、「柔軟剤」が使えます!

 

柔軟剤掃除のメリット

ドラッグストアやホームセンターの柔軟剤コーナーは、この頃すごく華やかになっています。香りが長続きするものや、高級ホテルで使われているラグジュアリーな香りの柔軟剤など、選ぶのも楽しくなります。

お掃除の時に柔軟剤をほんの少し加えると、部屋中に良い香りが広がるので、消臭剤とか必要なくなるので便利だと思います。