実は自宅でも洗える!ぬいぐるみを可愛く復活させる洗濯テクニック

 

お子さんの大好きなぬいぐるみは、長く愛用しているとどうしても汚れてしまうものです。子供の頃から大切にしているぬいぐるみを大人になっても手放せなくて、お部屋にずっと飾っているという人も少なくないでしょう。

ですが、可愛いぬいぐるみの中にダ二やカビなどが繁殖していたり、雑菌の温床になっていると想像すると、ちょっと嫌ですね。

とくに小さいお子さんがぬいぐるみを触った手を、口に入れたりするとなると、清潔にしておく必要があります。大切なぬいぐるみを、長くそばに置いておくためにも、正しくお手入れしておきましょう。

ぬいぐるみのお手入れ方法をご紹介しますので、家の中にあるぬいぐるみをキレイにしましょう。

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洗濯可・洗濯不可の選別の仕方

ぬいぐるみは、ほぼ布製なので、自宅で手洗いできるものが沢山あります。正しくお手入れするために、まずはぬいぐるみの洗濯表示を確認してみましょう。洗濯表示はで、洗濯機のマーク手洗いのマークがついていて、そのマークの上に×が重ねられていなければ、水を使って洗濯することができます

洗濯表示は、日本製と海外製では表記に違いがありますが、絵で見てわかるようになっているので、それほど迷うことはありません。

ただし、ぬいぐるみの全体を覆っている布や、中に入っているウレタンなどの素材は洗濯できるとしても、細かい細工のあるものなど、取扱いに注意しないといけないものがあるので、洗濯表示以外で、確認する選別方法もご紹介します。

1.付属品を取り外せないもの
2.中綿が硬いタイプのもの
3.金属を使っているもの
4.乾電池を使うもの
5.水で色落ちするもの
6.大きなぬいぐるみ
7.皮革(合皮も含む)を使っている
8.アンティークのぬいぐるみ

以上のものは、自宅で洗濯すると、失敗してしまう恐れがありますので、クリーニング店にお任せするのが安心です。ただし、アンティークのぬいぐるみで、とても高価なものなどは、クリーニング店でも断られることがあります。

ぬいぐるみのクリーニングには、洗濯のプロでも扱いが難しいものがあるので、激安のクリーニング店などは避けた方が安全でしょう。

実は自宅でも洗える!ぬいぐるみを可愛く復活させる洗濯テクニック

 

洗濯できるぬいぐるみの洗い方・干し方

水洗いしても大丈夫なぬいぐるみは、できれば季節毎に洗濯することをおすすめします。赤ちゃんがいつも手で触るものは、もっとこまめな洗濯が必要なので、簡単に洗えるものを選ぶようにしたいですね。

では、ぬいぐるみの洗い方の手順を解説します。

色落ちテスト

初めてぬいぐるみを洗う時は、必ず行いましょう。白いタオルを濡らし、ぬいぐるみの目立たない部分を軽く叩きます。それで色がタオルに移らなければ問題ありません

軽く叩いただけで、タオルに色が移る場合は、洗濯すると色が落ちてムラムラになることがあるので、洗うのはやめましょう。

付属品を取り外す

洋服やアクセサリーなど、付属品は取り外しておきます。同じ素材の付属品でも、別に洗った方が良いです。

洗濯液を作る

バケツや洗濯桶などに、ぬるま湯を入れます。洗濯表示に温度が表記してある場合は、その温度以上にならないように注意しましょう。ぬるま湯におしゃれ着用の洗剤を溶かします。

押し洗いが基本

洗濯液の中にぬいぐるみを入れたら、押しながら洗います。そして真水ですすぎます。手で押して水を絞り、真水の中に入れてすすぐのを3回くらい繰り返します。最後に大きめのタオルでぬいぐるみを包んで脱水をします。

ぬいぐるみの干し方

ぬいぐるみの形状によって、吊るし干しできるものもありますが、基本的には日陰で平干しします。強い陽射しで日焼けしないようにしてください。完全に乾くまでに数日かかることもありますので、屋内で乾す方が良いでしょう。乾いた後に、ブラシなどで整えて仕上げます。

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洗濯できないぬいぐるみは「重曹」でキレイに!

水を使って洗濯できないぬいぐるみの場合は、食品添加物としても使える安全な重曹を使ってキレイにします。

方法は簡単です。ぬいぐるみがすっぽりと入るビニール袋を用意して、重曹をふりかけたぬいぐるみをビニール袋の中で振って隅々まで重曹を行き渡らせます

そのまま、一時間ほど袋の中に入れて置きます。

そして袋から出して、重曹の粉をしっかり取り除くだけです。細かい部分に入り込んだ重曹は、細いノズルに付け替えた掃除機で吸い取ってもOKです。

実は自宅でも洗える!ぬいぐるみを可愛く復活させる洗濯テクニック

 

ぬいぐるみの保管方法

ぬいぐるみは、置いておく場所が悪いと、汚れやすく、傷みが早くなります。大切にしたいぬいぐるみであれば、置き場所も考えてみましょう。理想的な保管方法は、ガラス製のケース棚の中に置くのがイチバンなのですが、それが難しい場合は、できるだけ日光が当たらない場所を選んでください。

湿度の高いところに置くと、カビが生える危険があるので、湿度の高いところを避けましょう。古くなっても大切に保管しておきたい場合は、防虫剤と防カビ剤を使って保管することをお忘れなく。

ぬいぐるみは意外とホコリが付きやすいので、エチケットブラシなどを使って、こまめにホコリを取り除くようにしてくださいね。