1歳までは脳の発達も著しいため、できるだけいっぱい刺激を与えるのが良いといわれています。おすすめは知育玩具を使って遊ばせることです。知育玩具は遊びながら脳を発達させられるため、おもちゃ売り場やベビー用品売り場でもたくさんの知育玩具が並んでいます。知育玩具は月齢により適したものが違うことをご存知でしょうか。今回は月齢別知育玩具のおすすめをご紹介していきます。
「知育玩具」とは?
知育玩具とは、子供の好奇心や興味を刺激して知能を発達させたり、心の成長を促すためのおもちゃのことをいいます。
知育玩具の定義は明確にはありませんが、積み木やパズルも知育玩具に含まれます。
単に頭を良くするためのおもちゃではなく、子供の好奇心や疑問に対する思考能力を育てることを目的としています。
月齢別のオススメ知育玩具~0ヶ月から6ヶ月~
知育玩具は赤ちゃんの月齢にあったものを選ぶことが大切です。
0~3か月頃におすすめの知育玩具
0か月の赤ちゃんはまだしっかり目も見えていませんし、首も腰もすわっていないので自由に体を動かすことはできませんが、耳はしっかり聞こえているといわれています。
また指で物を握る力はしっかり備わっているので、手で掴んで音が出るものがおすすめです。
ガラガラ
ガラガラといえば、昔からあるおもちゃとして定番中の定番ですね。
このガラガラもれっきとした知育玩具なのです。
昔よりもデザイン性がアップしていますが、基本的なところは同じで、手で動かすことで音が出ます。
目はまだしっかり見えませんが、赤や黄色などのはっきりした色は判るといわれていますので、柔らかいパステルカラーよりも色味のはっきりしたものを選ぶと良いでしょう。
メリー
こちらも昔からおなじみのおもちゃとして定番ですね。
ベビーベッドに取り付けるタイプや布団で寝る赤ちゃん向けの床置きタイプのものがあります。
くるくる回って音楽が流れるメリーは赤ちゃんの興味をそそります。
ベビージム
赤ちゃんを遊ばせるときにおすすめなのが、このベビージムです。
おもちゃがぶら下がっていて、触ると音がするので大好きな赤ちゃんが多いです。
思わず力が入っておもちゃが取れて落ちてきても、おもちゃ自体が柔らかいのでケガの心配もありませんから、ママがちょっと用事をしたいときに一人で遊んでもらうこともできますね。
3~6か月におすすめの知育玩具
3か月を過ぎると首が座ってくるので動きも活発になります。
早い赤ちゃんでは5か月ごろから腰がすわってくるので、楽しく遊べる知育玩具も増えます。
歯がため
歯が生えてくる時期になると、何でも口の中に入れてカミカミしだします。
そんな赤ちゃんにおすすめなのが歯がためです。
赤ちゃんが口の中に入れるためのものですから、もちろん安全素材でできています。
動くぬいぐるみ
音に合わせて動くぬいぐるみは、赤ちゃんが声を出したり手を叩いたりしたときにかわいい動きと音楽を流してくれるので、赤ちゃんもぬいぐるみを動かそうといろいろな動作をするようになります。
動くぬいぐるみは音や声に合わせて、ランダムにいろいろな動きをしてくれるタイプが人気です。
動きが多い方が赤ちゃんも飽きませんね。
起き上がりこぼし
こちらも昔からある定番のおもちゃ。
ぬいぐるみタイプの起き上がりこぼしが特に人気で、手洗いができるタイプが多いので、いつでも清潔に遊ばせられます。
倒れたものが自分で起き上がってくるところが、赤ちゃんの「なぜ?」を刺激します。
月齢別のオススメ知育玩具~6ヶ月以降~
6か月になると腰がすわるのですわって遊べるようになります。
6か月~1歳までにおすすめの知育玩具
積み木
積み木は実にたくさんの遊びができ、しかも長期間遊ぶことができます。
ですから素材選びを重要視しましょう。
おすすめは木製の積み木です。
プラスチックよりも木製の方が安心安全で赤ちゃんも好みます。
自分で積み上げいろいろな形を想像して作るので、脳の発達を促してくれます。
楽器
太鼓やピアノ、笛などの楽器は押す部分によって出る音が違うところでも楽しめますし、指をたくさん動かすので、脳の発達にピッタリです。
また音楽的な感性を磨くこともできますね。
1歳以降におすすめの知育玩具
1歳になると歩ける赤ちゃんも多くなりますし、手先も上手に動かせるようになるため、体や指先を使う知育玩具が良いでしょう。
ブロック
1歳以降におすすめなのはブロックです。
ブロックは積み木よりもさらにいろいろなものを作ることができるので、想像力を養うのにぴったりのおもちゃです。
積み木同様にブロックも長期間遊ぶことができ、のちのちパーツを追加できます。
ままごと
最近のままごとセットはとても良くできています。
女の子に人気があるのは、ままごとの中でもお料理セットで、包丁で野菜を切って調理するタイプのもの。
野菜はあらかじめ半分になっているものをマジックテープなどでくっつけているので、その部分を包丁でトントンすると野菜が半分になります。
ジャングルジム
部屋に置けるタイプのジャングルジムがこの月例にはおすすめです。
ジャングルジムを登ったり滑り台を滑り降りたりの全身運動は脳に刺激を与え発達を促します。
お天気の悪い日やママが外遊びに付き合えない日でも、ジャングルジムを使って体を動かすことができるので、赤ちゃんのストレス発散にも役立ちます。
知育玩具を選ぶポイントは?
おもちゃ売り場に行けば「知育」と書かれたたくさんのおもちゃを目にするでしょう。
知育玩具に明確な定義がないので、極端にいえばどんなおもちゃにでもつけられます。
「知育」と書かれているからといっても、実は知育にほとんど効果のないものもあるので、選ぶときはしっかりとした目で選ぶことが重要です。
地域玩具を選ぶポイントとしては、「対象年齢を目安にする」「子供が興味を示す」「親も一緒に遊べる」ものを選ぶと良いでしょう。
特に子供が興味を示すかどうかは重要で、どんなに人気の知育玩具も子供が興味を示さなければ意味がありません。
自分の子供にぴったりの物を見つけてあげて下さいね。