2歳児の読み聞かせにピッタリな絵本10選

2歳といえばイヤイヤ期にあたり、急に育児が大変になってくる時期。心が急激に成長する時期だからこそ、絵本はとても良い刺激になります。

そこで今回は、2歳児の読み聞かせにピッタリな絵本をご紹介いたします。

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成長が著しい2歳児

1歳半前後から始まるイヤイヤ期。これまで育児がスムーズだったという子供でも、急に何に対してもイヤイヤと反抗してきたり、癇癪を起して物を投げたりすることも。親にとっては対応に困ることもある2歳前後のイヤイヤ期ですが、これは子供の心がきちんと成長している証拠でもあるのです。

2歳児は心の成長だけでなく、体も急激に成長します。

歩き方もしっかりしてくるので、跳んだり走ったり、活発に動くようになります。高い所に登ったり、短時間であれば鉄棒にぶら下がることもできるようになります。どろんこ遊びも大好きになり、手や洋服などが汚れることを嫌がらずに楽しく遊べるようになるので、公園遊びを全身で楽しめるようになる時期です。

手先も器用になるため、フォークやスプーンが器用に握れるようになったり、ハサミで紙を少し切ったり、クレヨンやペンを持って線や丸が描けるようになります。紙などを丸めてみたり、ゴミをゴミ箱に捨てることもできるようになります。

たくさんのことが急激にできるようになるので、自分で「何でもやってみたい」「自分でできる」という意識が芽生えてきます。ところが、自分で思っていたようにうまくできないので、癇癪を起こしてしまうのです。

親の立場からすると何にでもイヤイヤだったり、癇癪を起して思うように育児できないので、つい子供を怒ってしまうこともありますが、子供の心と体がしっかり成長している証拠なので、あたたかく見守ってあげましょう。

2歳児の読み聞かせにピッタリな絵本10選

どんな絵本がオススメ?

子供は絵本が大好き。読み聞かせをしてあげると真剣になって聞き入っている姿が可愛いですね。絵本は子供の年齢に合わせたものを選んであげるのがおすすめです。心と体の成長が著しい2歳児にはどんな絵本を選べば良いのでしょうか?

2歳児は絵本から豊かな感性や想像力を身に付けていきます。絵本に入り込んでいけるようなものを選びましょう。

できるだけシンプルな文章で、擬音が多いものだと喜びます。身近な動物や日用品が出てくるような絵本だと興味を持ちやすく、楽しいと感じてくれるはず。

またカラフルな絵本もおすすめです。たくさんの色使いの絵本だと、見た目に楽しいので、子供もどっぶり絵本の世界にハマってくれます。

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読み聞かせにピッタリな絵本

2歳児の読み聞かせにピッタリな絵本をご紹介いたします。読んでいて大人も楽しめる絵本ばかりなので、プレゼントにもおすすめです。

「ねないこ だれだ」

お化けが登場するので、2歳にはちょっと怖い絵本です。非常にロングセラーの絵本なので、子供のころ読んだことがあるママやパパもいるかもしれません。

内容は「夜9時になっても寝ないで起きている子は誰だ?」、いつまでも起きている子はお化けの世界に連れていかれちゃうよ!というものです。

なかなか眠ってくれない子供にはおすすめです。この絵本を読み聞かせると、すーっと眠ってくれるかもしれません。

怖いながらも愛嬌のあるお化けが何ともいえず、お気に入りの絵本のひとつだという子供も多いです。

ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)

「ぷくちゃんのすてきなぱんつ」

2歳といえばトイレトレーニングを始める時期です。失敗が続くとついイライラして「どうして上手にできないの!」となってしまうことも。

そんな子供とママにおすすめなのが、「ぷくちゃんのすてきなぱんつ」です。

内容は、お母さんに買ってもらったお気に入りのパンツをお漏らしで汚してしまい、別のパンツに履き替えるということを繰り返しながら、トイレにたどり着くというものです。

トイレトレーニングは何回でも失敗してもOKだよというメッセージが隠れています。

ぷくちゃんのすてきなぱんつ

「ちょっといれて」

2歳児は運動能力も成長するので、公園遊びがますます楽しくなる時期です。公園では他のお友達もいるので順番を守ったり、遊びに混ぜてもらうこともあります。そんな時期にピッタリなのが「ちょっといれて」です。

木陰で休んでいるおばあちゃんと動物たちの楽しいお話で、ウサギや猫、犬などの動物が、おばあちゃんのところにやってきて、「ちょっといれて」と楽しいやり取りを繰り広げます。

ちょっと いれて (はじめてよむ絵本)

「たぬきのじどうしゃ」

自動車という身近なものが描かれているので、特に男の子におすすめの絵本です。「たぬきのじどうしゃ」は大人でもちょっとストーリーが予測できないので、ママやパパもワクワクしながら読み進められます。

先の読めないストーリーが楽しいので、あらすじは控えますが、自動車を運転するタヌキのもとにいろんなハプニングが起こる内容です。子供と一緒にワクワクしながらページをめくってください。

たぬきのじどうしゃ (はじめてよむ絵本)

「やさいぺたぺたかくれんぼ」

2歳になると野菜にも興味が出てきます。野菜の形は普段目にしても、断面を目にすることはあまりありませんね。この絵本は、そんな普段あまり目にしない野菜の断面をぺたぺたとスタンプし、絵本の絵の中に隠れています。

親子でペタペタ遊べて楽しい絵本です。

やさいぺたぺたかくれんぼ

「もりのおふろ」

お風呂は大好きという子供は多いですね。そんな楽しいお風呂がこの絵本のテーマです。

内容は森にあるお風呂に、ライオンやワニなどいろいろな動物が入りに来て、背中を流してもらうという内容のものです。お風呂が楽しくなる絵本ですよ。お風呂嫌いのお子さんも好きになってくれるかもしれませんね。

もりのおふろ (幼児絵本シリーズ)

「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」

子供は電車などの乗り物が大好きですね。そんな電車がテーマの絵本です。

この電車は街中を走るのではなく、雪景色がキレイな山やお花畑、海辺などを何度もトンネルをくぐりながら旅をするという内容で、家にいながら旅行にでも出かけた気分になれます。つい子供と一緒に電車に乗りたくなります。

でんしゃでいこうでんしゃでかえろう

「わたしのワンピース」

2歳児といえども女の子はおしゃれが大好きですね。そんな女の子に読んであげたいのが「わたしのワンピース」です。

ウサギの女の子が主人公で、空から落ちてきた真っ白の布でワンピースを作ります。その布には不思議な力があって、お花畑に行くと真っ白のワンピースがお花柄に、雨が降ってくると雨の柄に変化するという楽しい内容です。ワンピースの変化する柄がとてもキレイです。

わたしのワンピース

「おでかけのまえに」

ちょうど同じ年頃の女の子が主人公なので、小さいながらも共感できる部分も多い絵本でおすすめです。

内容は、日曜日に家族でピクニックに行くことになり、その準備を主人公の小さなおんなのこが一生懸命頑張っているというものです。良かれと思ってやっていることが裏目に出てしまったりと、「わかるわかる」という部分が多い絵本です。

おでかけのまえに (幼児絵本シリーズ)

いやだいやだ

2歳児といえばイヤイヤ期。そんなイヤイヤ期にピッタリなのがこちらの絵本です。主人公の女の子はお母さんが何をしてくれても「いやだいやだ」と反抗してばかり。「いやだいやだ」ばかり言っているとどうなってしまうのか。

イヤイヤ期にぜひ読み聞かせたい絵本です。

いやだいやだ (いやだいやだの絵本)

心と体の成長に合わせた絵本を選ぼう

心と体の成長が著しい2歳児は、色々なことに興味を示します。言葉もかなり増えてきているので、何度も読み聞かせをしているお気に入りの絵本だと、一緒に声に出して読んでくれることもあります。

カラフルで身近なものがテーマの絵本や、子供が大好きな動物が主人公の絵本、同じ年ごろの子供が主人公の絵本など、興味を持ってくれる絵本を選びましょう。