花粉症の症状は、
くしゃみに目のかゆみ、鼻水など
とても辛いものですよね。
普通は、市販薬などを飲み
症状を抑えることができるのですが
妊娠中となると、市販薬を
服用することはあまり良くありません。
また、妊娠中は、
花粉症を発症してしまう可能性が高く
今まで何ともなかった方も
妊娠中は気をつける必要があるのです。
そこで今回は、
辛い花粉症を乗り切るための対策と
押さえておくべき基本について
詳しくご紹介いたします。
花粉症対策は…
まずは、辛い花粉症を乗り切るための
対策についてご紹介します。
妊娠初期や7週目までは特に
お薬の服用を避けなければいけません。
産婦人科医へ相談しても
お薬はあまり勧められないと思います。
16週目以降であれば、
産婦人科医の指導の元
薬を処方されることもありますが、
それまでは薬以外の対策が必要となります。
1.乳酸菌を摂る
まずは、乳酸菌の摂取を心掛けましょう。
乳酸菌は、アレルギー対策に
有効とされています。
ヨーグルトなどで摂取するのも良いですし
妊娠中、ヨーグルトを受け付けない場合には
サプリメントなどで補給するようにしましょう。
2.空気清浄機を利用する
空気清浄機は、花粉やほこりなどを
取り除く効果があり
花粉症対策には必需品といえます。
また、空気清浄機には
加湿器の機能が備わっている場合が多く
加湿機能を併用することをおすすめします。
湿度を保つことで、
粘膜を保護する効果があるため
粘膜に付着した花粉を
取り除いてくれます。
3.温かい飲み物を飲む
温かい飲み物を飲み、
鼻から蒸気を吸い込みましょう。
鼻の中に付着した花粉を取り除き
蒸気で鼻の中を清潔に保つことができます。
蒸気を鼻におくる機器があれば
そちらを利用することもおすすめです。
妊娠中は、薬で抑えること以外にも
このような生活においての工夫を
心掛けることが大切になってきます。
花粉を避けることはもちろんですが
普段の生活から予防になることや、
症状を緩和するよう
気をつけることが大切です。
押さえておくべき基本
花粉症対策において押さえておくべき
基本についても少しご紹介したいと思います。
1.マスクは必須
花粉症に限らず、風邪や
その他感染症などを予防するためには
マスクをすることは必須です。
マスクをするのとしないのとでは
風邪やインフルエンザにかかるリスクが
かなり変わってきます。
街中や電車の中など、
密閉された空間では特に注意が必要で
妊婦さんは常に注意するようにしましょう。
花粉は主に外の外気から粘膜に付着しますが
それを防ぐ唯一の方法はマスクといえます。
2.眼鏡なども有効活用
近年では、花粉症対策として
花粉を入り込ませない眼鏡なども
販売されています。
花粉症の症状には、
目のかゆみが酷くなることもあります。
外に出るときだけでも
そういった眼鏡を使用することで
目のかゆみは軽減されます。
3.洗濯は部屋干し
花粉症の基本対策として
洗濯物の部屋干しが挙げられます。
洗濯物を外に干すことで
衣類に花粉が付着してしまうと
部屋の中でも花粉の症状に悩まされます。
空気清浄機をつけ、花粉対策を行っても
衣類に花粉が付着していると
部屋の中に花粉を持ち込むことになるのです。
4.雨の翌日は要注意
雨の日は、花粉症状が和らぐ人もいます。
それは、雨によって花粉が
空気上に飛散していないためです。
しかし、翌日が晴れている場合、
雨によって地面に付着した花粉が乾燥し
空気上に舞い上がる可能性があります。
そのため、いつもより強く
花粉症状が出る場合があるのです。
そういった日には特に、
マスクや眼鏡などをつけるようにし
花粉の侵入を防ぎましょう。
規則正しい生活を
花粉症対策としても、妊婦さんには
規則正しい生活を送ることが好ましいといえます。
免疫力を高めることが大切なので
体温調節や冷え性対策、
睡眠については気をつけるようにしましょう。
睡眠は、ホルモンバランスにも
深く関係していますし、
睡眠が十分にとれていないと
体にさまざまな不調をきたします。
もちろん、飲酒や喫煙は論外ですが
なるべく喫煙スペースには近づかないよう
気をつける必要もあります。
あなたのお腹にいる赤ちゃんは
あなたの生活次第では、
ストレスを感じたり
負担をかけることがあります。
なるべく赤ちゃんに負担をかけないよう、
普段の生活習慣から見直し、
花粉症に対しても気を付ける事が大切なのです。
いかがでしたでしょうか。
今回は、妊婦さんの花粉症について
ご紹介いたしました。
妊娠すると、色々なことが心配になりますよね。
元々花粉症の方だけでなく、
自分にもかかるリスクがあるということは
忘れないようにして下さい。
特に、妊娠中はさまざまな病気に対して
予防することが大切になってきます。
自分の体だけではないこと、
自分の毎日の過ごし方次第で
赤ちゃんを守ることも出来れば
危険にさらしてしまう可能性もあることを
深く理解し、気をつけるようにして下さいね。
花粉症などに負けないよう、
普段の生活から注意するようにしてみて下さいね。