妊娠線が出来る前にクリームで予防できることはご存知でしょうか。
もちろん、原因を詳しく知り
対策することから始めるのが大切ですが
予防方法をきちんと行うことで
妊娠線を防ぐことはできるのです。
妊娠すれば、できても仕方ないと
何もせずに諦めてしまう前に
予防方法をきちんと行い
妊娠線を撃退しましょう。
そこで今回は、
予防クリームの選び方や使い方、
予防クリームの塗り方についても
詳しくご紹介していきます。
妊娠線の原因
妊娠線の原因としては、
体重増加やホルモンが関係しています。
体重増加については、
妊娠中にいきなり脂肪がつくことで
皮膚が突然引っ張られ、
割れてしまうことから、
妊娠線ができてしまうとされています。
皮膚組織は、真皮やコラーゲンによって形成されています。
体重の増加により、この組織や繊維が断裂されてしまうことで
妊娠線ができてしまうのです。
また、妊娠中はいつもの体とは何もかもが異なります。
それはホルモンも同じことで、
妊娠中以外はあまり分泌されないホルモンが
多量に分泌されます。
このホルモンの働きも、妊娠線の原因になるといわれているのです。
予防クリームの選び方・使い方
妊娠線の原因を理解したところで、
早速予防クリームについて
詳しくご紹介したいと思います。
まず、選び方についてですが
下記のポイントをおさえておいて下さい。
1.低刺激性であること
妊娠中は、敏感肌でなかった方も
急に敏感肌になることがあります。
いつも使っていたケア用品では
肌荒れを起こしてしまう場合は、
敏感肌用の低刺激のものを選びましょう。
2.コストパフォーマンスが高いもの
妊娠線予防に失敗する方の中には
お値段の高いものを選んでしまい
使用量を少なくしてしまうことがあります。
この場合、保湿が足りず乾燥などが原因となり
妊娠線ができてしまう可能性があります。
普段のスキンケアにおいてもそうですが
続けられないお値段のものは
十分にその効果を発揮する量を
使用できていない場合もあります。
お値段や内容量を考え、
毎日たっぷり塗ることができるものを
選ぶようにすることもポイントですよ。
次に、予防クリームの使い方についても
ご説明いたします。
1.まず、予防クリームの量は
そのクリームに記載されている量を守り
たっぷりと手に取りましょう。
2.手に取ったクリームを
手のひらで伸ばしてしまうのではなく
肌全体に少しずつのせていきます。
こうすることで、
肌全体に均一に馴染ませることができ
保湿効果を行きわたらせられます。
3.肌にのせたクリームを、
手のひらの温度を使って
全体に広げていきます。
4.お腹・脇腹・下腹部はもちろん
お尻や太もも裏、二の腕などにも同様に塗り込みましょう。
5.塗り込んだ後は、
リンパを流すことを意識しながら
わきの下や太ももの付け根なども
マッサージして下さい。
たっぷり手に取ったクリームを
肌に少しずつのせ、
最後に全体に伸ばしていく方法が
正しい保湿クリームの塗り方なので
ぜひ参考にしてみて下さいね。
予防クリームを塗る頻度について
予防クリームの選び方、
使い方についてご紹介してきましたが
塗る頻度についても覚えておきましょう。
基本的には、朝と夜の2回塗ることが大切です。
夜は入浴後に塗り、
朝起きたらお顔のケアと同時に
予防クリームで全身をケアしていきましょう。
妊娠初期は、お腹の膨らみも小さく
朝も塗るのは面倒…
なんて思われるでしょうが、
油断は大敵だと思って下さい。
臨月になるまでは毎日丁寧にケアしていた方でも
もうすぐ産まれるからと、
少し手を抜いてしまっただけで
妊娠線ができてしまうこともあるのです。
妊娠初期は、確かにお腹の膨らみは小さいですが
体重は少しずつ増えていきます。
皮膚がどれだけ耐えられるかは
見た目で分かるものではありません。
少しでも、妊娠線ができる可能性を少なくするには
妊娠初期からのケアが大切ですよ。
朝と夜の2回塗ることを徹底し、
お腹の膨らみが大きくなり、
肌の乾燥が気になるようになってきたら
少し頻度を多くするのもお勧めです。
お腹が大きくなってくると
お仕事を休職される方が多いと思います。
ケアに使える時間は有効的に活用し
妊娠線の予防を心掛けていきましょう。
いかがでしたでしょうか。
予防クリームは、さまざまなものが販売されています。
国産で無添加、赤ちゃんの肌にも使用できるほど
低刺激性のものなども多く販売されています。
もちろん、お値段が高いものは
それなりの効果があるかもしれませんが
出産するまで使い続けられるものを
選ぶようにして下さいね。
妊娠線については、一度できると消すことは困難です。
できてしまってから対策出来る
妊娠線用クリームというものも
販売はされていますが、
完璧に消えるというのは難しいでしょう。
そういった対策クリームは
皮膚のターンオーバーを促進し
保湿性に優れているクリームなどが多く
割れ目が消えるというわけではありません。
何事においてもそうですが
原因を知り予防することが大切です。
妊娠中は、ストレスなども溜まりがちになり
良質な睡眠がとれないでいると
肌にもよくありません。
普段の生活面においても、
体と心の健康を意識するよう心掛け
元気な赤ちゃんを産んであげて下さいね。