妊娠中は水分補給が大切なことはご存知でしょうか。
初めての妊娠の場合は特に
戸惑ってしまうことも多いですよね。
今回は、妊娠中に大切なことの一つ
水分補給について詳しくご説明します。
水分が必要なワケ
なぜ妊娠中に水分が必要かというと、
妊娠中の女性の体は、
赤ちゃんを育てるために
様々な変化を起こします。
脂肪や栄養を蓄え、
お腹の中の命を守ろうとするため、
代謝が活発になるのです。
そのため、普段よりもよく汗をかき
喉が渇きやすい状態が続きます。
水分を摂取することは、
妊娠中でなくても大切なことですが、
妊娠中の水分補給は、
赤ちゃんに栄養を与える血液の流れを良くし
羊水への水分を補ってくれるのです。
水分補給の仕方
それではそんな大切な水分を
効果的に摂取する方法についてご紹介します。
まず、飲むタイミングについてですが、
就寝前と起床時は水分補給を
心掛けましょう。
一度にたくさんの量を飲まず、
回数をわけてこまめに補給することが
望ましいです。
毎日の習慣として、就寝前と起床時は
体内を温める白湯を一杯飲むと良いでしょう。
また、入浴前後の補給も大切です。
入浴中は、汗となって水分が放出される為
水分不足に陥りやすくなります。
体内の水分を補い、
急激な体温の変化を避けるためにも、
入浴前後は常温の水をコップ一杯飲み
肩までゆっくり浸かりましょう。
妊娠初期のつわりが酷い場合も、
水分補給が大切になってきます。
つわりの症状は人によって様々ですが
ご飯を食べられない場合は
水分補給だけでもこまめに心掛けることで
赤ちゃんへの栄養補給につながります。
もちろん、摂取量については
多く飲めば良いというわけではありません。
一日2リットル程度の摂取を心掛け
カフェインの含まれる飲料は
避けるようにして下さいね。
妊娠は、女性にとってとても
幸せなことですよね。
しかし、赤ちゃんの健康を守るためには
お母さんの意識が大切になってきます。
お腹の中にいる時間は10か月程度ですが
この時間がいかに貴重で大切なものなのか
母親になるためのまたとないこの時間を
大切にしながら過ごしてくださいね。