妊娠したい人必見!しやすいタイミングと体質改善法を知ろう

赤ちゃんを授かるには「運に任せる」なんて言っていられない、
妊活中の女性は、たくさんいるものです。

どんな方法なら、効果があるの?
基礎体温って、どんなことが分かるの?
体質改善って、効果的?

妊娠への一歩に、さっそく取り掛かりましょう。

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妊娠しやすいタイミングを知ろう

1.基礎体温を計る

妊娠に関わるタイミングを知るうえで、
医学的にも証明されているのが「基礎体温」のメカニズムです。

女性の体は、おおむね28日毎に生理を迎えて一巡します。

整理が始まった日から数えて
12日から15日目くらいのどこかで「排卵」があります。

排卵を知るには、基礎体温を計ります。

朝、起きたら婦人用体温計を舌に挟んで、
体温を計る習慣をつけてみてください。

2.基礎体温について

生理直後は、体温は「低温期」にあります。

わずか0.5度ほどですが、朝一番の体温は低い状態になっています。

約10日から13日くらいのどこかで、最も体温が低くなる日があります。

この日が、排卵日にあたります。

排卵日が過ぎると「高温期」に突入し、体温はまた0.5度ほど上昇します。

排卵は、「低温期」と「高温期」が切り替わるその辺りにやってきます。

妊娠は、もちろん排卵と関わりがあります。

卵巣から子宮におりてきた卵子は、約24時間、子宮に留まります。

妊娠のチャンスは、卵子が子宮にやってくる2日ほど前からと、
排卵後1日目くらいが目安になります。

3.体温の変化がなかったら

毎朝きちんと毎朝体温を計っているのに、
何カ月たっても「低温期」と「高温期」この2つの切り変わりが分からない。

つまり排卵日の検討がつかない。

そんな時は、婦人病が疑われる場合もあります。

体温の変化の層が、低温と高温に分かれてない。
こんな場合は、生理がちゃんとあっても、
排卵が行われていないケースもあります。

高温期が長く続いて低温期にならない。
これは子宮内膜症などが疑われるケースです。

高温期の途中で体温が下がる。
黄体機能不全などが考えられます。

まずは基礎体温をとり、自分の体のサイクルを知ります。

そのサイクルに問題がないかどうか早めのチェックをしてみましょう。

妊娠したい人必見!しやすいタイミングと体質改善法を知ろう

 

体質を改善する方法

1.冷え性を改善する

冷え性は、どんな女性にとっても厄介です。

慢性的に手足が冷えている人は
内臓の働きが活発でないことが多く、その結果、血流も滞りがちです。

そんなふうに体全体が「滞留」していると
妊娠へのポテンシャルが落ちてしまいます。

若い頃とは体内環境の維持が難しくなる
30代後半に入ってくると、冷え性は慢性化してしまい、
解決するには長い時間がかかります。

ぽかぽかとした内臓や、活力ある血流のために、
有酸素運動を生活に取り入れましょう。

30分くらいのウォーキングから始めたり
近くのヨガ教室に通うといった生活習慣が、
冷え性改善の近道になります。

シャワーではなく湯船に入る。

毎日の習慣を少しずつ変えて妊娠の妨げとなる冷え性を改めます。

2.食事を見直す

食事もまた、体質を改善する早道です。

忙しいことを理由に
炭水化物ばかりのお米やパンパスタに頼ると、
妊娠に必要な栄養素が不足します。

糖分の多すぎるお菓子や、
塩分が過剰になる味付けも同様です。

体を冷やす水分の摂りすぎにも気を配りましょう。

食事には「1汁3菜」を基本にします。

野菜、肉、魚、乳製品を
1週間のサイクルで上手に摂取します。

飲料は冷えていない常温のものか、
起き抜けには白湯にするなど
刺激の少ないものに替えましょう。

「自分のお母さんの時代にはどんな食事内容だったかな?」

そんな風に考えると、食事のヒントが見えてきます。

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気になる病気は治療します

たとえば虫歯が気になるのになかなか歯医者に行けない。

生理の度に腹痛があるけれど放っておいてる。

そんな状態も、妊娠を遅らてしまいます。

体調に不安や心配があれば、
それがそのままストレスになります。

妊娠後にはできない治療は、今のうちにさっと片づけましょう。

いざ妊娠、という段階になってからでは
歯医者にも行けなくなってしまいます。

体調を整えておく。
体調不良をケアしておく。

妊娠のために、早めに実行しましょう。

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葉酸を摂取する

葉酸はビタミンB群の1種です。

調理や加熱で失われやすい栄養素なので、
サプリメントでの摂取が効果的です。

葉酸は、赤血球の形成に必要な栄養素で、
妊娠初期の胎児の発育にも必要です。

厚生労働省も、葉酸の摂取を薦めています。

もちろん葉酸だけではなく、
ビタミン類、鉄分、ミネラルなど
幅広くサプリメントを活用してください。

体内で吸収される栄養素は、
バランスが良いほど効果的です。

 
妊娠したい人必見!しやすいタイミングと体質改善法を知ろう

 

産婦人科の受診も視野に入れよう

2~3カ月から半年、
基礎体温をつけてリズムを把握し、

軽い運動や食事の見直しで
体質の改善につとめても、

やっぱりなかなか妊娠につながらない…

そんな時には、思い切って産婦人科を
受診を考えてみてください。

「なんだか大げさな気がする」
「病気じゃないんだし…」

ちょっと気遅れするかもしれませんが、
受診によって様々なことが分かります。

1.基礎体温からの情報

半年ほどの基礎体温をつけた表を持参してみましょう。

排卵が毎月きちんと行われているか
生理のサイクルに不順がないかどうか
医師の目で診断してもらえます。

その結果、なんらかの病気の治療や、
妊娠へのアドバイスなどが得られます。

妊娠を遅らせてしまっている病気なら、
一日でも早く解決したいものです。

若いときには軽く済んでいた症状も
年齢とともに見過ごせなくなります。

産婦人科のホームページなども多く開設されています。

受診内容や、受診時間、
病院の雰囲気などを事前に確認し、
女性医師の病院を選ぶこともできます。

2.基本的な診察の流れ

気になる診察の内容について、
基本的には以下のようになります。

初診には簡単な問診があります。
気になることがあるなら、問診票に記入します。

基礎体温をつけている場合は
これまでの記録を持参しましょう。

服用している薬などがあれば、
それらも併せて持参しておきましょう。

診察日には、脱ぎ着のしやすい服装がおすすめです。

内診が必要な場合には、下着を脱ぐ場合もあります。

診察が終わると、問診があります。
検査結果と、これからの対応について話し合える場です。

答えにくいことも、妊娠に向けた大きな一歩になると思い、
思い切って正直に話し合ってください。