すぐに仲直りできるかどうかは「喧嘩の仕方」が左右するらしい

仲が良くても長く一緒に生活をしていれば、夫婦喧嘩は避けて通れないもの。しかし上手な喧嘩の仕方を知っていれば、喧嘩をすることで夫婦の絆が前よりも強まります。逆にうっかり勢いで失言をして決定的な溝を作ってしまわないことも大切です。夫婦喧嘩の仕方について、「上手な方法」をご紹介します。

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夫婦喧嘩の原因はいろいろ

夫婦喧嘩が起こる原因は家庭によっても様々ですが、以下のようなことから喧嘩になってしまうというアンケート結果があります。

1位 言い方が乱暴、キツい言い方をされた
2位 物を片付けない、掃除の仕方など相手の目に余る生活態度
3位 連絡をちゃんとしてくれないなどコミュニケーション不足
4位 家事の分担ややり方について
5位 給料や生活費など金銭面の問題
6位 休日の過ごし方について意見が合わなかった時
7位 お互いの実家や親、兄弟、親戚との付き合い方
8位 帰宅時間が遅いなど、生活の時間帯が合わないことへの不満
9位 趣味や欲しい物が違うなど、好みが合わない、理解できないといったすれ違い
10位 金遣いに関すること

引用元・https://allabout.co.jp/gm/gc/432051/

そして、夫婦喧嘩をする時に、「夫が悪い」と考える女性が圧倒的に多いのです。普段ため込んでいた不満が爆発する、またPMSなどで気持ちがカリカリしているところに、何気ない一言に引っかかってつい言葉を荒らげてしまった…そんな経験に心当たりはないでしょうか。

結婚した当初は、女性は男性に合わせます。しかし相手との価値観の違い、相手の育った環境の違いから、少しずつ女性の側に不満がたまっていきます。その不満がちょっとしたきっかけで爆発した時、夫婦喧嘩に発展するのです。

すぐに仲直りできるかどうかは「喧嘩の仕方」が左右するらしい

意外?!夫婦喧嘩の原因は3つ!

しかし実際に喧嘩になる根本的な原因は、以下のようなことです。

相手を批判する、もしくは相手のことを否定する

自分が正しいと考えていると、相手のしていることが許せなかったり、間違っていると強く思うため否定的な言葉がでてそれが喧嘩のきっかけとなることが多いのです。相手の主張も言い訳としか思えないため、喧嘩が長引きます。

押しつけたり、強要する

相手の行動に「なんでちゃんとしてくれないの?」と腹を立ててしまいます。これも「ちゃんとするべき」「してくれるべき」と自分が相手に勝手に望んでいるから、相手がそうしてくれないと自分の思い通りにしようとして、喧嘩になります。

無視する

腹が立つと、言葉で攻撃する代わりに黙り込んでしまう人がいます。相手が何を言おうと謝ろうと受け入れない、その無視の態度も夫婦喧嘩をこじれさせる原因となっています。

この3つの原因となるのは、夫婦の間に会話が成立していないこと。女性は不満があってもため込みがちでうまく説明することができず、逆に男性は女性の話すことを上手に聞くことができず、女性が一方的に話す形になってしまいます。つまり会話ができていないために喧嘩となってしまうのです。

夫婦喧嘩が起きやすい場所がある?

夫婦喧嘩の原因から喧嘩に発展しやすいのは、実はキッチンです。キッチンではお互いに立ったまま、また目を合わさない状態で会話を交わしてしまうので、落ち着くどころか喧嘩をヒートアップさせてしまいます。また家の中で一番武器となる物が多いのがキッチン。そのため気持ちが凶暴的になりやすい環境でもあるのです。

夫婦喧嘩になりそうだ、と感じたら台所から場所をうつして、ダイニングテーブルに座る、居間のソファーに座るなどするだけでも夫婦喧嘩を止めるきっかけになることを覚えておきましょう。

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すぐ仲直りしたいならこれは言っちゃダメ!

どんなに好きであっても、夫婦喧嘩は起こってしまうもの。しかし勢いに任せて口にした言葉は、取り返しのつかない事態を招くことがあります。夫婦喧嘩はしても、それがきっかけで離婚しよう、別れようという話になってしまったら最悪ですよね。そんなことはしたくない!と思うなら、どんなに腹が立っても、次の言葉は絶対に口にしないようにしましょう。

結婚しなければよかった、あの人と結婚すれば良かった

自分が選んだことを否定することは、相手の選んだことも否定すること。そして別の人を引き合いに出すことは相手を否定することです。こんな言葉を投げつけられたら、相手は自信をなくしてしまいます。

離婚しよう

夫婦喧嘩で一番言ってはいけない言葉だともいえます。投げつけられた相手は「わかった、別れよう」とこれをきっかけにしてしまう可能性があります。女性からすれば脅し文句のつもりであっても、男性は冷静に受け止めてしまいます。

もういい!

話が通じない、伝わらない、そう思って突き放してしまう言葉ですが、これはもう相手と話し合うことを放棄する言葉、否定する言葉です。話し合わないままでは、また同じことを繰り返す可能性があります。

出て行け(出て行って)!

これも相手を否定する言葉です。言ってしまった言葉は取り消せません。仲直りしても二人の間にしこりを残してしまう言葉です。

すぐに仲直りできるかどうかは「喧嘩の仕方」が左右するらしい

仲直りする方法

仲直りしたいけど、どう声をかけていいのかわからない、言い過ぎてしまって今さら引っ込みがつかない、そういった時にはどうすれば上手に仲直りができるでしょうか。その方法をご紹介します。

相手の好きな料理を作る

喧嘩をして会話もできない、どう話しかければいいかわからない、という時には相手の好物を作りましょう。喧嘩をしていてもお腹はすくもの。食事がきっかけで、会話がはじまり仲直りするということも。

スキンシップを求める

仲直りしよう、と決めたら思い切って距離をつめ、スキンシップを自分から求めてみましょう。素直に謝れない場合、相手に触れることで、会話のきっかけがつかめることがあります。

メールではなく手紙で謝る

言葉ではうまく伝えられないから…とメールで謝る人も少なくありませんが、相手に渡すお弁当、また相手が仕事に行く時に持って行くバッグに「手紙」を入れてみましょう。字を書くことで自分の気持ちを落ち着かせ、整理する効果もあります。

夫婦喧嘩は、お互いにきちんと伝えていなかった言葉を交わせるきっかけでもあります。きちんと終わらせることが、今後の二人にとって大切であるということは覚えておきましょう。