子供は敏感ですが、下の子を妊娠した頃から何となくいつもと違うと感じるようになります。甘えん坊になったり、わがままが強くなるなど聞きますよね。
妊娠が分かった時に上の子への対応の仕方が分かるとママも悩まずにすみますね。ここでは、二人目を妊娠した時の上の子への接し方について紹介いたします。
一人目と二人目の妊娠は微妙に違う
二人目の妊娠は一人目の時と比べて違いがあるのか気になりますよね。初めての妊娠ではないので気持ちにも余裕はありますが、それでも不安なものです。
つわりの程度
つわりはほとんどの妊婦さんが経験する症状です。つわりの程度は個人差があるので、二人目だからと言って決してつわりが軽いとは言えませんよね。
一人目と比較してつわりが強い場合もあります。また吐きづわりや食べづわりなどもあり、つわりに関しては一人目でも二人目でも関係はないと言えるでしょう。
そのほか、食べ物の好みなども違いますよね。前回はこの食べ物が無性に食べたくなったけど、今回は食べられないなど、つわりの程度などはその時の妊娠によって異なるものです。
出産のスピード
一度出産を経験している経産婦さんは、初めて出産を迎える妊婦さんと比べて、順調なら出産までのスピードが速いですよね。
これは子宮口や赤ちゃんの通り道となる産道が開きやすい状態になっているためスムーズに出産が進むためなのです。そのため分娩時間も短く、それ程苦しまずに出産を迎えることができるのです。
子宮が戻る時に痛みを感じる
出産が終わると子宮は徐々にもとに戻ろうとします。これを後陣痛と呼びますが、二人目の方が痛みが強く出ると言われています。
上の子を世話しながらの出産
妊娠中は体力も低下気味なので風邪をひきやすくなったり、体調不良など起こしやすい状態ですよね。体調が悪くても上の子のお世話があるので体を休めることができませんね。
一人目なら子供もいないのでゆっくり休養することもできましたが、二人目は無理をしてでもお世話をする状況になることもあります。
上の子に現れやすい変化
上の子はママの二人目妊娠に敏感に気づくものです。いつもママと二人きりだったのに下の子にママを取られてしまったような気持ちになってしまいます。
ママは普段通りに接しているつもりでも子供にとってはいつもと違うと感じてしまうことがあるはずですよね。ママが妊娠すると上の子はどのような態度を現すのでしょうか。
1)ぐずったり、急に甘えたがる
2)喜怒哀楽が激しくなる
3)おっぱいを欲しがるようになる
4)おねっしょをしてしまう
5)抱っこやおんぶをねだるようになる
甘えたり、抱っこされたくなったり赤ちゃん返りをしてしまう子が多いと言いますが、なかにはしっかりしてくる子供もいるので全ての子供に当てはまるものではないです。
上の子との接し方は?
二人目の妊娠が分かるとうれしさと同時に上の子へどのように接するべきか悩むことがありますよね。特に上の子がまだ小さいと急に甘えだしたり、ママに負担がかかってしまうことがあります。
接し方のポイントを知ることで上の子とも上手にコミュニケーションがとれるようになりますね。
妊娠したことをきちんと話す
妊娠が分かったら隠さず、妊娠したことを伝えましょう。写真や絵本などを読みながら話すようにすると子供にも分かりやすいでしょう。
妊娠初期はお腹も出ていないので子供には実感がないですが、毎日少しずつ時間をかけて話してあげましょう。
スキンシップ
赤ちゃんが生まれるとママは赤ちゃんのお世話で忙しくなってしまいますね。忙しいですが、上の子に対して「お姉ちゃん・お兄ちゃんなんだから」など言わないようにしましょう。
子供ながら邪魔にされた気持ちになってしまいますよ。赤ちゃんのお世話を手伝ってもらったり、上の子が赤ちゃん時代だった話をするなど、スキンシップをとりながら手伝ってもらうのも良いですね。
抱きしめてあげる
抱っこやおんぶなどはママの体調を考えて行いましょう。お腹が大きくなってくると抱っこなども辛くなってくるのでそのような場合は、抱きしめてあげると良いですね。
抱っこをする場合は、座って抱っこする方法もあるので、お腹の出具合や張り具合など体の状態と相談しながらするようにしてくださいね。
二人の時間を大切にする
出産まで二人の時間を大切にしましょう。赤ちゃんが生まれると上の子のお世話がおろそかになってしまうという方が多いですよね。
家族で外出したり、イベントに参加するなど楽しい思い出を作ってあげるのも良いですね。出産までたっぷり可愛がってあげてくださいね。
まとめ
下の子が生まれると赤ちゃんのお世話でママは多忙になってしまいます。疲労やストレスなどもありママは大変ですが、上の子に手伝ってもらうことで良いコミュニケーションの場となります。
無理をせずゆったりとした気持ちでいるよう心がけましょう。