服のシワ取りには「スプレー剤」!スプレー剤の使い方を徹底解説

洋服にはシワができやすい素材とできにくい素材がありますが、どちらにしてもシワって気になりますね。洋服のシワを取る方法はいろいろありますが、外出先などで便利に使えるのはやはりシワ取り専用のスプレー剤でしょう。そこで今回はスプレー剤の使い方を徹底解説します。

広告

服のシワの種類と原因

洋服のシワは1種類ではありません。洋服にできるシワの種類と原因を見てみましょう。

着用ジワとその原因

着用ジワは洋服を着用することでできるシワです。

イスに座ったときに背もたれにもたれたり、ひじやひざを曲げたりすることで着用ジワができてしまいます。またシャツなどボトムスにinして着用するものはその部分にシワができてしまいます。

着用ジワができる原因は、洋服を着用することによって洋服にねじったり引っ張ったりという力が加わるためです。

洋服の生地の繊維には弾力性があるので、外から力が加わったとしても元の状態に戻ろうとする働きがありますが、外からの力が弾力性以上の強さの場合には元の状態に戻ることができずに、シワになってしまいます。

洗濯ジワとその原因

洗濯ジワは洗濯することによってできてしまうシワです。

洗濯してもシワができにくい生地もあれば、細かいしわがくちゃくちゃについてしまう生地があり、シワがつきやすい生地の場合はアイロンがけが必須になってしまいます。中には普通にアイロンをかけるだけではシワが完全に伸びないものもあります。

洗濯ジワができる原因は、洗濯することで生地が水を含んで膨張して内部構造が動きやすくなり、繊維にズレが生じることで起こります。脱水時間が長すぎることもシワを作る原因となります。

収納ジワとその原因

収納ジワは洋服をたたんで収納することでできてしまうシワです。

たたむときにシワをきちんと伸ばしていなかったり、洋服をキュウキュウに詰めて収納していたことが原因でできてしまいます。

服のシワ取りには「スプレー剤」!スプレー剤の使い方を徹底解説

 

シワ取りスプレーの選び方

いろいろなメーカーからシワ取りスプレーが販売されていますが、着用するたびにクリーニングに出せないスーツやジャケット、意外とシワになりやすいTシャツなど使用アイテムの幅は広いですね。

シワ取りスプレーを選ぶポイントは、シワを取る以外の効果があるものがおすすめです。消臭・防臭・除菌・香りづけ効果がついているものを選べば、頻繁にクリーニングに出せないものも快適に着用することができます。

特に消臭効果や防臭効果がついているものはおすすめです。

1日着用した洋服には汗、タバコ、食事などさまざまなニオイがついてしまっています。頻繁に洗えないものならなおさらニオイは気になりますね。

他人の洋服のニオイは気になるものですから、シワを取るのと同時にニオイも取れるシワ取りスプレーを選ぶようにしましょう。
>>Amazonで「服のシワ取りスプレー」を探す

広告

シワ取りスプレーの作り方

シワ取りスプレーはスーパーやドラッグストア、コンビニでも販売されていますが、実は自分で作ることもできます。家にあるもので簡単に作れるので、市販のシワ取りスプレーを切らしてしまったときにも慌てることもありません。

自作シワ取りスプレーに必要なものはスプレーボトル柔軟剤50ml水150mlです。

スプレーボトルに柔軟剤と水を入れて、しっかり振って混ぜましょう。使い方は市販のシワ取りスプレーと同じで、全体的にまんべんなくスプレーし、手で引っ張るだけです。

服のシワ取りには「スプレー剤」!スプレー剤の使い方を徹底解説

 

シワ取りスプレーの使い方

シワ取りスプレーの基本的な使い方は、シワを取りたい洋服をハンガーにかけ、シワ部分だけでなく洋服全体にまんべんなくスプレーして洋服を湿らせます。

そのあと洋服を引っ張りましょう。このとき一方方向だけに引っ張るのではなく、縦横に引っ張るようにしましょう。

手で引っ張ってもすぐにシワが伸びるわけではなく、乾いていくのと同時にシワが取れていきますので、必要以上にスプレーをする必要はありません。

頑固なシワでシワ取りスプレーだけでシワを取ることが難しそうな場合は、アイロンを併用するときれいに取れます。

アイロンの併用方法は基本の使い方と同様に、洋服全体にシワ取りスプレーをして洋服を湿らせたうえでアイロンをかけましょう。

洋服の生地によってはシワ取りスプレー剤と相性が悪く、色落ちなどが起こってしまう場合もあります。使用する前には目立たない部分にスプレーして大丈夫かどうか確認をしてから使用するようにしましょう。

夜にスプレーすると翌朝にはシワがすっきりしていますが、夜スプレーし忘れたという場合は、朝着用後にスプレーして外出しましょう。生地が乾くまでは電車などの座席に座ったりせず、できるだけシワができないように意識してみましょう。

前日にスプレーするよりもシワ取り効果は劣りますが、大きな目立つシワを取ることはできます。
>>Amazonで「服のシワ取りスプレー」を探す

服のシワ取りには「スプレー剤」!スプレー剤の使い方を徹底解説

 

シワ取りスプレーを使うときの注意点

非常に便利なシワ取りスプレーですが、使用するときの注意点があります。

ポリエステル100%の洋服には効果がない
皮革製品・水に弱い素材・着物・毛皮には使用しない
・初めて使うときには目立たない位置にスプレーして色落ちなどを確認する

便利なシワ取りスプレーですが洋服の生地によっては使えないものや使っても効果がないものもありますので、使用前に必ず確認しておきましょう。

外出先で使用する用の小さめサイズも登場しているので、会社の机に1つあると便利に使えますね。