お風呂の詰まり予防!排水溝汚れの4大原因と掃除方法

 

お風呂のお湯を抜く際に、なかなか流れてくれないということがありませんか?体や髪を洗った後に、シャワーで流していると、排水溝の部分に泡がたまって、なかなかきれてくれないということも、よくあるのではないでしょうか。お風呂掃除の時に、排水口の汚れなども毎日お掃除されているでしょうか?

「週に1回」「月に1回」「気付いた時に」

という方が多いようです。気付いた時には、掃除をするのも大変な状態になっていることがほとんどです。

お風呂の排水溝が汚れる原因を知っておきましょう。排水溝を掃除する為に何を用意すればいいのかをご紹介いたします。また、掃除の手順なども併せてご紹介いたします。

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お風呂の排水溝汚れの原因

お風呂場の排水溝の汚れの原因は4つあります。

1.髪の毛やほこり
2.石鹸カス
3.黒カビ
4.ピンクぬめり

髪の毛は、洗っている時に抜けたり切れたりしますので、それが排水溝につまったまま放置することによって、つまりや汚れの原因となります。

さらに、お風呂場で靴を洗ったり、ペットもお風呂に入れたりしているご家庭もあります。靴を洗った時に出る泥汚れや、ペットを洗った時に出るペットの毛なども、排水溝の汚れの原因となってしまっています。

目に見えている排水溝に流れて行った髪の毛やごみは、毎日取っているかもしれませんが、汚れや詰まりの原因はそれだけではないということを知っておいてください。

お風呂の詰まり予防!排水溝汚れの4大原因と掃除方法

 

排水溝を掃除するために用意するもの

排水溝を掃除するために、まずは次の物を用意しましょう。

・手袋(手荒れ防止)
・マスク(臭い対策)
・歯ブラシやスポンジ
・お風呂掃除洗剤
・重曹(100g)
・クエン酸水(水100mlにクエン酸小さじ1/2をまぜたもの)

排水溝の掃除は、非常に汚いので、手袋や歯ブラシ、スポンジは使い捨てのものを用意してください。歯ブラシは使い古したものでOKです。スポンジについても、少し小さめの物が洗いやすいです。台所の食器を洗っていたスポンジで捨てるような物でもかまいませんが、おそらく少し大きいかと思います。できるなら使いやすい大きさにカットしておきましょう。

洗剤は、お風呂掃除に使用している洗剤でOKですが、がんこなカビ汚れが出てきた場合は、市販のカビキラーなどが便利です。

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排水溝掃除の手順

お風呂の排水溝のお掃除のやり方を一つずつご紹介いたします。

1.換気扇をつけて、排水溝の蓋をとり、歯ブラシを使ってとれる髪の毛などを取ってしまいましょう。

2.お風呂掃除洗剤を排水溝表面に吹き付けて、歯ブラシで隅から隅までしっかりとこすり、汚れを落としていきます。

3.受け皿をとり、受け皿の裏に洗剤を吹き付けて、歯ブラシでしっかりと汚れをこすり落とします。

4.中にある筒状の物や、取り外せるパーツは全てとりはずして、洗剤をふきつけ歯ブラシで汚れをこすり落とします。

5.排水溝の中に重曹をいれて、クエン酸水を入れしばらく放置します。

※この時発砲しますが、この泡が排水溝の汚れを落としてくれます。また、有毒なガスが発生しているわけではありませんので、安心してください。

6.シャワーで流し、取り外していたパーツを取りつけます。

7.排水溝の蓋の裏にも洗剤を吹き付けて洗い、とりつけて終了です。

このやり方は、できれば毎日行うのがいいでしょう。月に1度、カビキラーなどを使って、徹底的にお掃除するようにすれば、完璧です!

お風呂の詰まり予防!排水溝汚れの4大原因と掃除方法

 

排水溝の掃除はどのくらいの間隔で行うのか?

お風呂の排水溝のお掃除は、面倒だし、汚れているのがわかっているだけに、放置しがちです。でも、それをしてしまうと、どんどん汚れがひどくなり、つまりの原因になってしまいますし、お掃除をするのも大変になってしまいます。

理想的な掃除の間隔は、毎日です。毎日していれば汚れがたまることもなく、毎回の掃除もラクですし、短時間で終わります。

忙しくてさすがにきっちり掃除するのは無理な方もいます。そういう方は、入浴時に出る髪の毛などのごみはその日のうちにとっておきましょう。また、その周りの汚れをブラシで軽く落としておくだけでOKです。パーツを取り外して中まで掃除をするのは、週に1回ペースで行うようにしましょう。

お風呂の詰まり予防!排水溝汚れの4大原因と掃除方法

 

どうして排水溝の掃除が必要なの?

週に1回ペースで排水溝のお掃除をおすすめしています。「月に1回でも大丈夫なんじゃないの」というような声もきこえてきそうですが、それではかなりお掃除が大変になってしまいます。

汚れやごみを放置している期間が長い程、カビを発生させたり、ぬめりや詰まりの原因にもなってしまいます。さらに、梅雨時期や夏場などは、悪臭まで発生させてしまいます。汚れやごみがたまり、詰まってしまうと、自力ではどうすることもできなくなり、業者に依頼することになります。そうなれば、かなりコストもかかってしまうことになります。

排水溝は汚くてあたりまえですが、毎日お掃除する習慣をつければ、1日で触りたくもない程汚れることはまずありません。掃除もラクにすみます。汚れをためこんでしまうと、それだけ掃除もつらくなってしまいます。毎日使うところだからこそ、毎日お掃除を心がけるようにしましょう。