産後の歪んだ骨盤を綺麗に修正して目指せすらっと美人!

 

産後のダイエットや
体型を元に戻すための試みは、

ママにとっては一苦労ですね。

赤ちゃんのケアや家事のあいまに、
手軽にできるのが骨盤矯正です。

妊娠・出産で変化した骨盤の歪みを
上手に元に戻して、
妊娠前の体型を目指しましょう。

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産後は骨盤が歪みやすい!

妊娠、出産を通じて、
女性の骨盤は大きく変化します。

1.骨盤とは

骨盤はとても大きな骨です。

ハート型のように左右に開いた形状で
腰の部位にあります。

太ももの骨と背骨の間にあり、
体を支える強い骨の名前です。

骨盤は大きな骨です。

女性の場合は骨盤の内側に子宮があります。

また、骨盤の中央には穴が開いています。

男性は三角形の形に似ていて、
女性は丸い形をしています。

女性の中央の穴が円形に近いのは、
ここを赤ちゃんが通るためです。

2.妊娠すると

妊娠すると、子宮は
赤ちゃんの成長に合わせて大きくなります。

子宮は骨盤の内側にあるので、
骨盤は自然と左右に開いていきます。

妊娠初期は、
左右の骨は狭い間隔を保ちますが、
後期になると下部が開き、
出産と共に左右の骨のバランスは
大きく崩れます。

これが産後の骨盤の歪みとなります。

3.産後の骨盤について

産後すぐのから1か月くらいは、
出産の影響が体から消えません。

この期間は、とにかく体を安静にします。

骨盤は開いた状態のままですが、
無理をすると悪露が出てしまいます。

産後2か月くらいで母体も安定します。

また骨盤も、産後6か月くらいまでは、
元に戻しやすい状態を維持しています。

よって骨盤の矯正は
産後2か月から6か月の間に行います。

体の状態が落ち着き、
骨盤も元に戻しやすい時期。

この時期に集中してケアしましょう。

産後の歪んだ骨盤を綺麗に修正して目指せすらっと美人!

 

骨盤修正の方法

左右の骨盤の歪みを整えていきます。

1.骨盤ベルトを使う

腰の周りのサイズを測り、
適切なサイズのベルトを選びます。

体重の増加が8キロ以下だった人なら、
妊娠前のサイズが適当です。

8キロ以上の増加があったなら、
ひとつ大きなサイズが目安になります。

伸縮性がある、脱着しやすいといった
使いやすい条件が大切です。

正座をしてもベルトが邪魔にならいない。
これくらいを目安にしてください。

固すぎる、締め付けすぎるは、
かえって体調を崩してしまいます。

2.整体やマッサージ

プロの整体師などにケアしてもらうのも、
良い方法です。

産後の健診が終わり問題がなければ、
専門家に骨盤をケアしてもらいましょう。

思わぬ不具合が起きにくいので、
安全性も高まります。

3.ヨガやピラティスも

骨盤矯正用のヨガ、ピラティスのスクールも
代謝をあげたり、血行促進にも有効です。

適度に汗をかくことで体温もあがり、
骨盤もゆっくりと温められます。

マタニティ専用のスクールなどもあるので、
産後のストレス発散にも効果があります。

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骨盤ベルトの注意点

骨盤ベルトは多くの商品があり、
産後のママもよく利用しています。

使用にはいくつかの注意が必要です。

1.使用期間

ベルトの使用は、産後2か月くらいまでです。

体を支えてくれるため
ベルトをすると動きがラクになりますが、
着けっぱなしだし、筋肉が弱くなります。

骨盤周りの筋肉の力が低下すると
産後の尿漏れを引き起こしたり、
体調の不調が長引くことがあります。

2.一日の使用時間

また、一日に使用する時間も
数時間置きに外すなど、時間を決めましょう。

着けっぱなしによる圧迫は
かえって骨盤をおかしな状態で固定し、
悪影響がでてしまうこともあります。

産後の1か月から2か月にかけて、
使用は数時間置き。

ベルトに頼りっぱなしにならによう
気を付けてください。

産後の歪んだ骨盤を綺麗に修正して目指せすらっと美人!

 

普段から気をつけたいこと

産後だけではなく
普段から骨盤の歪みには気を付けてください。

1.肩をよく回す

骨盤は背骨ともつながっています。

肩を後ろに回せない、上に挙げられないなど、
肩の自由度を失っている場合でも、
骨盤の柔軟性やバランスが崩します。

両腕をゆっくりと上に挙げてみる。
左右に開いてみる。
またゆっくりと内側、外側に回す。

肩をよく動かすようにしましょう。
意外ですが、骨盤バランスを整えます。

2.全身を鍛える

全身を鍛えることも大切です。

もっとも手軽なのが、ウォーキングです。
全身、また足腰を鍛えるのに、
30分くらいのウォーキングを取り入れます。

歩くという動作は、
思っている以上に色々な筋肉を使っています。

膝、腰、腹部、肩の筋肉などが、
歩くことでバランスよく動かされます。

前を見て一定のリズムで歩くのを、
意識して軽く両腕を振ります。

この全身の動きによって、
骨盤もスムーズに動いてくれます。

代謝もあがり、血行も良くなります。

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3.立っている時の姿勢

普段、何気なく立っていますが、
人によってクセがあるものです。

左足に体重を乗せる、
上半身の左右どちらかが傾いている。

こんな場合も、骨盤を歪めています。

両足で体重を支えるようにします。
肩も水平になっているかどうか、意識しましょう。

4.座るときの姿勢

座っている姿勢が、骨盤の状態がよく分かります。

いつも同じ足を上にして組む。
猫背になる。
浅く腰かけて背もたれに深く寄り掛かる。

このような座り方の人は、
骨盤が歪んでいる人に多く見られます。

最初はすこし窮屈に感じますが、
足をそろえて座る、背中を伸ばすようにして、
骨盤を元の場所に戻してあげるよう
気をかけてあげるようにしてください。